沖縄そばってどんなそば?
沖縄そばのルーツは、 明治中期に唐人が那覇にそば屋を開いたことが始まりとされています。
そば粉を使わず小麦粉だけを使い、かん水で練って作る太めの麺と、豚骨やかつお節からとった濃厚なだしで仕上げたこってりとした汁が特徴。
麺の上に乗せる具は、豚の三枚肉の煮つけ、棒かまぼこ、ネギ、紅生姜が定番でしたが、近年はソーキそば、軟骨ソーキそば、野菜そばなど多種におよびます。
また、地域により麺、具ともに特徴があり、宮古そば、八重山そばなどもあります。
参考:農林水産省ホームページ
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/47_20_okinawa.html
▲「沖縄そば(中)」820円(税込)
全国各地より厳選した食材でつくる1番人気の「沖縄そば」。
鰹出汁はその日引いた出汁のみを使用。こだわり抜いた自慢の一杯。
味の決め手となる鰹ベースのスープは、沖縄県伊良部島から取り寄せる鰹節と鹿児島県枕崎産の削り節を独自にブレンド。
あっさりとした優しい味わいと、芳醇な香りが楽しめます。
そばの麺は、沖縄で多くの人に愛されている『亀浜製麺所』の直送麺を使用。
細めの平麺ながらもコシのあるもちもち食感と、つるっとしたのど越しが特徴です。
南の楽園を彷彿とさせる店内
店内には数々の沖縄装飾が散りばめられており、扉を開けばそこはまるで南の楽園。
お一人様でも気軽に利用しやすいカウンター席の他、少人数用のカウンターテーブル席も用意されています。
本場沖縄を感じさせる空間で、ゆっくり食事が楽しめます。
メニューの一例
▲「ソーキそば(中)」870円(税込)
どっしりとした軟骨ソーキが乗った、食べ応え抜群の一杯。
じっくりと時間をかけて調理したソーキ肉は、軟骨も食べられるほどのトロトロ食感。
沖縄県多良間島の黒糖を使用しており、見た目に反し柔らかく優しい味付けが特徴。
▲「Aセット(タコライスハーフ)」+280円(税込)
数十種類のスパイスが効いたタコミートと、ピリ辛のサルサソースが相性抜群。
沖縄そばだけではちょっと物足りない方にぴったりのセットメニュー。
福岡と沖縄の架け橋となる事を目指して。
オーナーは普段は福岡市の高砂にて沖縄料理店を経営しており、沖縄を愛する方々の憩いの場として利用されています。
そんな中、今年8月に天神で行われた音楽イベントに沖縄そばを出店したところ、連日完売と予想を超える反響をいただき、「沖縄のソウルフードである沖縄そばを、天神エリアの方々にももっと手軽に食べてもらいたい」と考え、「菊鶴そば」の開店を決意されたそうです。
「菊鶴そば」という店名の由来は、オーナーの両祖母である"キクおばぁ"と"ツルおばぁ"からきており、よく祖母に食べさせてもらった味を守りつつ、現代の方にも好まれるようにアレンジされました。
今も昔も変わらぬ"伝統ある沖縄の食文化"を通じて、福岡と沖縄の架け橋となる事を目指していくそうです。
福岡ではなかなか食べる機会がない沖縄そば。麺好きが多い福岡人にとって、また新たな選択肢が増えそうな予感です。
本場・沖縄の味をぜひ堪能してみては?
店舗概要
店名/菊鶴そば
住所/福岡市中央区天神5-3-12 コンプレート天神ビル1階(天神駅から徒歩5分)
営業時間/11:00〜15:00(L.O.14:30)※スープが無くなり次第終了
定休日/日曜日・祝祭日
電話番号/092-731-0220
Instagram https://www.instagram.com/kikutsuru_soba1201/
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