「NORYNO(ノリーノ)」さんは福岡市早良区祖原にある、ランチが人気のお店です。オープンする12時前には、お店の外に開店を待つ人がずらりと並んでいます。
以前は西新の中西商店街に店舗を構えていたNORYNOさん。
コロナ禍で「テイクアウトできるメニューを」と考えた際、ランチのご飯ものだけではなく焼き菓子も販売したいと検討を重ねられたそう。そして2021年7月に、地下鉄西新駅から徒歩8分の祖原で、装い新たに店舗を開店。当初の店舗より面積も広くなりました。ランチだけではない、焼き菓子の人気商品をご紹介します。
店内はバスケットを持ってお買い物
お店に入ると、入り口には椅子とバスケットがありました。何に使うのだろう?と店内を見渡すと、カウンターにはぎっしりと並ぶお菓子。バスケットは、買いたい焼き菓子を選んで入れるためのものでした。
焼き菓子の種類は、クッキー・フロランタン・パウンドケーキの3つ。小ぶりのクッキーは8個ほど入って、価格は500円前後。
可愛らしいフランス製のお皿に並べられた焼き菓子を見ていると、まるでフランスの地元のお菓子屋さんに旅をした気持ちになります。
焼き菓子は、飯倉にあるvingtsix(ヴァンシス)の商品
NORYNOに並ぶ焼き菓子は、実はNORYNOのオーナー・川崎さんの奥さまの商品。
奥さまは、早良区飯倉にあるパフェやケーキのイートインとテイクアウトの焼き菓子のお店、「喫茶26 vingtsix(ヴァンシス)」を営まれています。
お店の名前である「vingtsix」はフランス語で”26”を意味する、奥さまの好きな番号だそう。店舗移転によりNORYNOでも焼き菓子の製造ができるようになり、vingtsixの商品がお店に並ぶようになりました。
15種類の焼き菓子と、8種類の生菓子
焼き菓子は、定番のものと季節のものが15種類ほど並びます。地産地消を意識し、使うフルーツや、たまご選びにもこだわって作られています。クッキーの種類が多数あり、ホワイトチョコ・ハチミツ・ショコラなど、好みに合わせた商品が選べます。
「ゴルゴンゾーラとくるみのサブレ(460円)」は、フレンチレストランで飲みながら食べるような、ちょっと大人の味。チーズの旨味に加えて、カリッとクルミの食感がたまりません。ワインに合いそうで、宅飲みのお呼ばれにおもたせしたいと感じました。
「アーモンドボール」は、紅茶をお供に休憩時間をゆっくり過ごせそうな焼き菓子。ほろほろした食感と日常を忘れさせてくれるような甘さは、オフィスでのおやつタイムの気分転換にぴったり。仕事仲間に贈りたくなる焼き菓子です。
賞味期限は、パウンドケーキが2週間ほど、クッキーは約1ケ月くらいです。常温で保存できるので便利ですね。
贈り物にしたいときには、焼き菓子を好きな種類で選んで箱ギフトにもできます。(有料で200円、リボン付き250円)
そのほか、お店のロゴの入った紙袋もありました。電話での予約もできるそうです。予算を伝えて作ってもらっておくと、ランチ時の多忙な時間帯でもスムーズに受け渡しをしてもらうことができますよ。
ギフトでもらった焼き菓子が美味しかったことから、自分でも買いに来られたお客さんもいらっしゃるのだそうです。
季節のフルーツのタルトとロールケーキにも注目!
焼き菓子の奥には、ケーキのショーウィンドウがあります。私が来店した際には、8種類の生菓子が並んでいました。
生菓子は、季節のフルーツのタルトからロールケーキの人気商品がショーケースに並びます。ランチのあとに、デザートで注文することもできるそうです。
私は「コーヒーロール(480円)」を食べてみました。
中央部分に、ぎっしりとクリームが詰まっています。トッピングされたクリームは甘さが控えめ、中のコーヒークリームはまろやかで、ほのかに優しいコーヒーの味を感じました。コーヒーの苦味が得意ではない人も、好きになれそうな味です。
今後は、vangtsixはカフェメインとして生菓子に力を入れ、「NORYNO」と「vangtsix」それぞれの店舗でラインナップを変えていく予定だそうです。2店舗をはしごするのも良さそうですね!スイーツ好きさんはぜひお見逃しなく。
NORYNO(ノリーノ)
住所:〒814-0005 福岡県福岡市早良区祖原11−10
営業時間:12:00~22:00
定休日:月曜日
駐車場:無し
電話:092-404-1600
Instagram:@noryno_fukuoka
https://www.instagram.com/noryno_fukuoka/