
代表 YURIさんのプロフィール
大学時代からダンス漬けの毎日を送り、モデル、タレント、K-POPダンスインストラクターなど幅広く活躍。K-POPダンスでは多数のコンテストで入賞経験を持ち、K-POP関連のライブ、イベントにも多数出演。2016年にDance School BRIDGEを創設し、韓国大手芸能事務所の練習生合格者や、K-POPアイドルとしてデビューした卒業生を数多く輩出する。
K-POPダンスの先駆け的存在として始動
—Dance School BRIDGEを立ち上げたきっかけを教えてください。
私はもともとダンサーやインストラクターとして活動していて、福岡ソフトバンクホークスのオフィシャルダンスチーム「HONEYS」にも所属していました。
2009年頃にK-POPに夢中になって、ダンスにK-POPの要素を取り入れるようになったんです。ちょうど「KARA」や「少女時代」、「BIGBANG」などが日本でも注目され始めた頃ですね。でも当時はK-POPダンスを習うという文化がほとんどなくて、ダンススクールといえばヒップホップやジャズなどのジャンルが中心でした。
転機となったのは、所属していたスクールから「K-POPダンスのレッスンをしてみない?」と声をかけてもらったこと。そこから別のスクールにも呼ばれるようになって、いろんな場所でK-POPダンスを指導するようになりました。
それからだいたい5年くらい講師として経験を積んだ後に、自分でスクールを開いてみようと思って独立しました。
当時は他のジャンルはたくさんあった中で、K-POP専門のダンススクールは、全国にも数えるほどしかなくて。私が勝負できる場所はK-POPしかない、という気持ちでした。最初は中央区の渡辺通にあるレンタルスタジオからスタートしたんですよ。

—大橋にスタジオを開いたのはなぜでしょう?
2019年に、知人から「大橋駅前に居抜きのダンススタジオ物件が空いた」と連絡が入ったことがきっかけです。
当初はスタジオを構えるなんて考えていなかったのですが、「こんないい物件、すぐ埋まるよ」と言われて、「じゃあ、もうやるしかない!」と。
そこからインストラクターを一気に増やして、大橋スタジオをメインに、北九州、佐世保、熊本、別府など九州各地でもレッスンを展開するようになりました。現在は講師数約30人、クラス数は約80、約450人の生徒が在籍しています。
年齢は2歳から50代までと、本当に幅広いです。K-POPアイドルを目指す子もいれば、推し活の延長で楽しく運動したいという大人の方も通っています。

スクールはダンス未経験のうちから通い始める方が多く、年齢層は2歳から社会人まで幅広い
「夢を口に出せる環境」が、夢への近道に
―スクールの理念としていることは何でしょうか?
「K-POPアーティストを目指したい」「韓国で活動したい」「オーディションに挑戦したい」。そんな夢を誰もが堂々と口に出せる場所にしたい、という思いを大切にしています。実際、スクールには目標に向かって励む仲間がたくさんいるので、自然に前向きになれる空気があることも、BRIDGEらしさかもしれません。
オーディションへ挑戦する子も多く、夢に近づく子もいれば、悔しさを経験する子もいます。そうした経験も含めて、仲間同士で刺激を受けながら高め合える環境がここにはあると思っています。
―この10年、普段のレッスン以外には、どんなことに取り組んできましたか?
創設2年目から、毎年ライブハウスやホールを貸し切って発表会を行っています。今年は80クラスの発表を2日間にわたって披露しました。発表会が大きな目標になるので、みんな途中でレッスンを投げ出さないで、仲間と支え合いながらステージを目指すようになるんです。そういう体験の積み重ねが、責任感や継続する力にもつながっているのかもしれません。
プロの世界や、より高みを目指したいという方に向けては、独自の練習生制度を設けています。選抜オーディションを通過した生徒たちは、1年間集中的にレッスンを重ねながらスキルを磨いて、韓国事務所練習生の合格を目指します。

地域のイベントや野外フェスに出演することも。4月に大橋で行われた「OHASHI HILL 1st アニバーサリーフェスタ」のステージでは、生徒によるK-POPダンスを披露。
力強さと繊細さをあわせ持つ、K-POPダンスの魅力
―K-POPダンスの特徴や魅力はどういったものでしょうか?
そもそも、K-POPダンスとは韓国のポップ音楽に合わせたダンススタイルのことです。グループで踊ることが多く、全員の動きやラインを揃えることが大切なんです。K-POPはダンスだけでなくメイクや髪型、ファッションを含めたトータル表現で世界観を作り上げる文化もあるんです。だからこそ、細かな表情や見せ方まで意識することが大切だと思っています。
―レッスンをする上で気をつけていることはどんなことですか?
動きの基礎をしっかりと作りあげることです。例えば、踊りながら腕を真っ直ぐに伸ばすだけでも、実はすごく難しいんです。最初は無意識に曲がってしまうことが多いのですが、練習を積み重ねることで完成度を高めていきます。
それと、K-POPは流行の移り変わりが早いので、“今の空気感”を取り入れることには気をつけています。外せない定番曲だけではなくて、10代の子たちのテンションが上がる新曲をリサーチして、飽きずにワクワクできる環境を作りたいと思っています。
やっぱり楽しいだけでは上手くなりませんし、キツいだけでは続きません。そのバランスをすごく意識しています。
私自身は、現役のダンサーとして活動しながら、オーディションに挑戦したり、韓国へダンスを学びに行ったりと、常に現場に立ち続けることを大切にしています。それは指導者として教えるだけではなくて、自分自身が挑戦し続ける姿を生徒たちに見せたいからなんです。
“あんなふうになりたい”と思える存在が身近にいることも、生徒たちのモチベーションにつながればいいなと思っています。

発表会での集合写真
挑戦する力を育む、BRIDGEならではのレッスン環境
―スクールの強みはどんな点だと思われますか?
本場の韓国との強いネットワークでしょうか。現地合宿を通じて韓国の芸能スクールでレッスンを受けたり、韓国芸能事務所のオーディションに参加したりと、日本ではなかなかできない経験を積むことができます。デビューした卒業生(※)も多数誕生しているんですよ。
※『LUNARSOLAR』のYUURIさん、『WOOAH』のSORAさん、『ILLIT』のMOKAさんなどに代表されるK-POPアイドルグループでの活躍や、HKT48に加入した森﨑冴彩(さあや)さんや松本苺花(もか)さんなど、数多くの卒業生を送り出した実績がある(2026年6月現在)。
―子ども向けのクラスも人気のようですが、何か特徴がありますか?
未就学児から通えるキッズクラスのレッスン中は、保護者の見学を基本的に自由にしています。他のスクールでは「子どもの気が散る」という理由で見学をNGにしているところも多いようですが、私はその逆で、たくさん人に見てもらった方がいいと思っています。
その理由は、見られることに慣れてほしいから。人前で踊る以上、見られることって避けられないんですよね。小さい頃から慣れておいた方が、本番でも自然に、堂々とパフォーマンスができるようになります。レッスンを同じ空間で見学できると知って、保護者さんから最初は驚かれることも多いんですよ。でも、保護者の方も一緒に、ダンスのことを話せる関係になるのがいいなと思っています。
夢を後押しする場所
―BRIDGEというスクール名には、どんな想いが込められていますか?
韓国と日本をつなぐ架け橋という意味や、人と夢をつなぐという願いも込めています。
それと、私自身が橋本という苗字なので、“橋”の意味もあるんです。

―今後の目標を教えてください。
単なるダンススクールではなく、夢を後押しする場所として存在し続けたいです。
それと、「ダンスは難しい」「ダンサーって怖い」といったネガティブな印象を払拭していきたい、という思いもあります。やりたいことを先入観やイメージのせいで諦めるのではなくて、一歩踏み出してみたら世界が変わる、ということを伝えていきたいです。

イベント前に観客に向けて挨拶をするYURIさん
スクールに通うお子さんの保護者の方にお話を聞いてみると、
「K-POPダンスを通じて、息子が韓国留学を決めました」
「バスケットやサッカーなど、いろんなことをやっても結局ダンスに戻っていった。ダンスが子どもの軸になっているんだなと感じます」
そんな声が返ってきました。
その言葉から見えてきたのは、BRIDGEは単にダンスを習う場所ではないということ。夢を口に出し、本気で挑戦できる空気が、この場所には確かに根付いています。
そしてその中心にいるのが、現役のダンサーとして、今も挑戦を続けるYURIさんです。自らも学び続けながら、若者たちの背中を押してきた10年。その熱量は、大橋という街から少しずつ広がり、多くの夢を支えてきました。ここで培った経験は、ダンス以外の分野にも大いに活かされることでしょう。
YURIさんとBRIDGEの挑戦は、これからも続きます。
Dance School BRIDGE(ダンススクール ブリッジ)
住所:福岡市南区大橋1-8-21 大橋西口ビル5階
TEL:080-2944-9843
休み:日曜日(大橋校・他スクールはWebをチェックしてください)
HP:https://kpopdance-bridge.com/
Instagram:@danceschoolbridge








