東京から移住した元放送作家が語る「フクオカ」の魅力と、●●と。⑫

東京の人に知ってもらいたい!きむ兄の福岡エリア別探訪記①「薬院」エリア

元放送作家のきむ兄に、「福岡をエリア別にめぐる1時間番組をやるとしたら、どんな街をどんな角度で紹介するか」を妄想してもらいました!第一弾は薬院エリア!きむ兄的には、東京に例えると恵比寿に似ているそうですが、果たしていかがでしょうか?どうぞご堪能ください!

東京から福岡に移住してもうすぐ2年が経ち、活動エリアも広まってきました。今回は新企画として、福岡●●エリア・宣伝課長のきむ兄として、きむ兄なりの目線で福岡の人気地区のお店や施設などをランキング形式で紹介していきます。東京の7チャンネルの土曜夜の番組みたいなやつだと思ってもらえればいいと思います。
 
記念すべき第1弾は「薬院エリア」です。飲食店と住宅街とオフィス街が上手に混在しているオシャレタウン。大手不動産会社の調査で、福岡県内の「住みたい街ランキング」の上位に並び、2023年の地下鉄七隈線延伸により、ますます利便性が良くなる薬院は、東京の街に例えると、恵比寿が最も近いときむ兄は感じています。薬院に長年住んでいる友人によりますと、飲食店が増え出したのはここ15年ほどだそうです。
 
薬院へは、最低でも1か月に1回は行っています。地下鉄空港線の中洲川端駅近くに住んでいるきむ兄は、20分ほどかけて歩いて向かいます。中洲の雰囲気とは全く違う落ち着いた街並みを歩くたびに、この街に住むのも悪くないなぁと思います。さて、完全にきむ兄の独自と偏見による好みの場所をランキング形式で紹介していきます。今回はベスト7です。

第7位:きむ兄の身体をしなやかにしてくれる場所「薬院カイロサロン」

7位は「薬院カイロサロン(※)」です。
 
院長でカイロプラクティック整体師の篠原望さんは、きむ兄が福岡に移住する前からの友人。東京にいたときは、いわゆる肩もみ・首もみといった整体に通っていたのですが、「そんなんでは根本的な改善にはならん」といろいろアドバイスを頂きまして。移住してからは毎月、施術をしてもらっています。
 
丁寧なカウンセリングから身体の不調の原因を突きとめ、骨盤と頚椎を中心に全身のバランスを矯正、自然治癒力が働く環境に身体を調整してくれます。福岡という環境に馴染んだのもあってか篠原さんからは「身体がしなやかになって、やわらかくなったね」と言われます。
 
これからもきむ兄の身体をしなやかにし続けてくださいませ。


薬院在住18年、薬院カイロサロンのオーナー・篠原望さん

第6位:こだわりの納豆メニューがずらり「博多フードパーク納豆家粘ランド」

6位は薬院駅近くにある「博多フードパーク納豆家粘ランド(※)」。創業30年以上を誇り、薬院には9年前から移転してきました。
 
オーナーシェフがこれまでに食べた3000種ほどの納豆の中から、厳選した納豆を選んでいます。納豆カルボナーラにオムレツ納豆、納豆を使ったスイーツもあります。納豆が苦手という方も、このお店での納豆料理なら美味しくいただけるかもしれませんよ。


メニュー看板。美味しそうですね

第5位:看護師さんが切り盛りする小料理屋です「博多okatteふじコ」

5位は薬院六つ角にある「博多okatteふじコ(※)」です。
 
「スナック以上小料理屋未満」を掲げるこのお店は、偶然見つけました。友人とご飯を食べに行こうと、ふらっと気ままに歩いていたところ、「看護師がやっています」という貼り紙を見て、「看護師さんが飲食店!?」というミスマッチさに惹かれ、やって来ました。
 
家庭料理を中心に、手作りのレモンサワーなどもあります。こぢんまりとしたお店なので、お客さん同士も仲良くなりやすいお店です。福岡に来た転勤族の方で「友人が欲しいなぁ」と思っている方はぜひ足を運んでみてください。気さくな女将さんが出迎えてくれますよ。


開店2周年を迎え、連日お客さんで賑わっています

第4位:雰囲気のいい薬院角打ちその1「こば酒店」

4位は、博多okatteふじコの向かいにある酒屋「こば酒店(※)」です。この店は店名の通り酒屋ですば、夕方からは角打ち営業も始まります。酒屋直営だけあって、お酒もリーズナブルだし、おつまみもとても美味しいんです。週末になると、いつもにぎわっていて、個人的にはここで飲むワインが好きです。
 
酒屋の中で飲む場所が設けられている「角打ち」発祥の地は福岡県北九州市と言われています。東京にも角打ちは多いですが、オシャレな街の中にある酒屋直営の角打ちは東京ではなかなか見つからないのではないでしょうか。

第3位:雰囲気のいい薬院角打ちその2「とどろき酒店 薬院stand!」

3位は「とどろき酒店 薬院stand!(※)」です。とどろき酒店は、魅力的な品揃えで県内の飲食店の多くがとどろき酒店からお酒を仕入れています。
 
そんな酒屋さんが運営しているのがこのお店。友人たちの誕生日や開店祝いのお酒は基本亭にここで選んでおります。何を選んだらよいか分からなくても、好きなお酒の味わいや、その日に食べる料理のメニューをスタッフさんに伝えると、料理に合ったお酒をチョイスしてくれます。お店の奥にある角打ちも、こば酒店とはまた違った雰囲気でお酒を楽しめることができますので、その日の気分で選んでみるのもよいのではないでしょうか?

第2位:「ウイスキーに浸りたい」人は、このバーへ「バー ライカード」

2位は「バー ライカード(※)」です。7位で紹介した薬院カイロサロンの篠原さんにご紹介いただいたお店で、特にウイスキーの品揃えは圧巻です。オーナーバーテンダーの住吉祐一郎さんが集めた数多くのウイスキーが棚一面に並んでいます。
 
それもそのはず、住吉さんはウイスキージャーナリストの肩書きを持つほどのウイスキー通。英語も堪能で、世界で評価される国産ウイスキーを記したアメリカの書籍の翻訳にも関わっているのです。美味しいウイスキーを飲みたければ、ここに行こう!


ライカードのオーナーバーテンダー・住吉祐一郎さん

第1位:きむ兄を福岡に導いてくれた青果店「美味伊都(うまいと)」

栄えある1位は、薬院にある青果店「美味伊都(うまいと)(※)」です。東京からの移住者も多くなってきている糸島市からの直送野菜をお届けしています。生産者から適正価格で仕入れた野菜販売のほか、フードロスを掲げ、店内での調理スペースで野菜をたっぷり使ったお弁当やお惣菜、スムージーなども販売。周辺で働くビジネスパーソンの健康に一役買っているのです。
 
オーナーの前川健太さんは、きむ兄と同学年の友人で、きむ兄が人生で初めて福岡に来た2018年12月に知り合いました。
 
こちらの記事でも少し触れていますが、


https://fukuoka-leapup.jp/biz/202109.326

博多の櫛田神社の写真がデカデカと載っている記事。人生で初めて福岡に来た理由は「飲み会に行く」と書かれていますね。で、2次会か3次会か忘れましたが、初めて櫛田神社に連れて行ってくれたのは前川さんなのです。「うぉ、あの島耕作で見た山笠だ!福岡すげー!福岡って楽しい!」と福岡という街に感化されていきました。
 
つまりこの出来事がなければ、きむ兄は福岡に移住していなかったのです。このとき、福岡に行かなければきむ兄はきっと今でも「福岡?え、きむ兄の大ファンである西武ライオンズのライバル・福岡ソフトバンクホークスの街っしょ!?」としかめっ面なリアクションをしていたでしょう、きっと。
 
実際、羽田空港から福岡空港まで飛行機で早くても90分程度で行けるので、物理的な距離はあれど心理的な距離は近いんです。でも、東京のみなさんは同じ距離感なら北海道に目を向けがちです。福岡市内には観光スポットがあまりないので、観光スポットの宝庫である北海道に旅行に行くのは、しょうがないかもしれませんが…。
 
ということで、きむ兄をお櫛田さんに連れてきてくれてありがとう!という意味を込めて、1位とさせていただきました。


オーナーの前川健太さん。きむ兄と同学年の1978年生まれです

いかがでしたでしょうか。独断と偏見で選んだ薬院エリアのベスト7。今後もきむ兄ならではの目線で福岡の街を紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

今回紹介したお店情報

 
【薬院カイロサロン】
■住:福岡県福岡市中央区渡辺通2丁目3−27 待鳥ビル403
■営:11〜20時(水曜日定休、不定休、完全予約制)
■TEL:092-752-1340
 
【博多フードパーク 納豆家 粘ランド】
■住:福岡市中央区白金1-21-13 クレッセント薬院2階
■営:11:30~15:00(L.O.14:30) 17:00~22:30(L.O.22:00)(月曜日定休 祝日の場合は翌日)
■TEL:092-524-2710
 
【博多okatteふじコ】
■住:​​福岡市中央区薬院1-11-13 正山ビル2階 ​​
■営:水曜〜金曜は18時から、土日祝は昼13時から営業、入店21時まで可能(店休:月曜 火曜)
■TEL:070-8420-9720
 
こば酒店
■住:〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院1-12-18
■営:10時30分~21時30分(日曜日定休) 
■TEL:092-741-1504
 
【とどろき酒店 薬院stand!】
■住:福岡市中央区白金1丁目1-16-4 1F
■営:営業時間 12:00〜21:00 角打ち 16:00~21:00(L.O.20:30)(定休日 日・第2月曜日・最終月曜)
■TEL:092-753-8311
 
【バー ライカード】
■住:福岡県福岡市中央区渡辺通2丁目2-1 西村ビル 5F
■営:19:00-0:30(定休日月曜)
■TEL:092-215-1414
 
【美味伊都】
■住:福岡市中央区渡辺通2-3-34
■営:11:00〜20:00(土曜日は12:00〜17:00 定休日 日曜日・祝日)
■TEL:092-600-0119
 
※各店舗とも、営業時間や定休日は変更となる場合がありますので、来店前に店舗に確認ください。

ブランドマンション

不動産投資に迷ったら資産価値の高い「ブランドマンション」が堅実

Sponsored

2040年まで人口増加

投資を始めるなら、成長が止まらない街「福岡市」。投資初心者”必見”のマンガ&基礎満載テキストプレゼントはこちら

Sponsored

関連タグ:
#福岡ソウルフード
#移住
この記事をシェア
facebook
twitter
LINE
移住系ライター
きむ兄(木村公洋)
2020年秋に東京から福岡に移住した元・放送作家。現在は中小・ベンチャー企業、フリーランスのPRに関するアドバイス・企画立案戦略をサポート。マスコミ業界に15年いた目線から福岡の魅力、東京との違いを発信します。東京で見なかったもの「高校の同窓会中止のお知らせが新聞の全面広告に載っていた」

フクリパデザイン1

フクリパデザイン2

フクリパデザイン3

フクリパデザイン4

TOP