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福岡空港に高さ94.2mの日本で2番目に高い新管制塔が10月末に完成予定【福岡市博多区】

日本有数の混雑空港である福岡空港では現在、現行の滑走路西側に全長2,500メートルの第二滑走路を増設中です。あわせて、新たな管制塔も国際線ターミナル側で新たな管制塔の建設も進めています。今回、福岡空港において建設中の新管制塔と第2滑走路に注目していきます。

滑走路増設にあわせて福岡空港の国際線ターミナル側に新管制塔を建設

完成イメージ(提供:大阪航空局/(株)梓設計)

現在、第2滑走路の増設工事が進む福岡空港では、国際線ターミナルビル側において高さ94.2メートルの新たな管制塔の建設が進んでいる。
現行の管制塔は、福岡空港の国内線ターミナル側にあり、高さは31.4メートルとなっている。
増設工事中の第2滑走路が20243月から供用を開始すると、滑走路が2本になり、さらに滑走路と駐機場を結ぶ誘導路も増設される。
このため、空港全体を見渡せる高さをもつ新たな管制塔として、国際線ターミナル側に建設中だ。

 

 

新管制塔が2024年10月末に完成すると、日本国内では羽田空港の管制塔(高さ115.7メートル)に次いで、2番目に高い管制塔となる。
新管制塔に併設して7階建ての新庁舎の建設工事も進んでいる。
新庁舎の完成後、管制塔の事務所や福岡航空地方気象台が入居する予定だ。

 

 

『福岡空港事務所新庁舎・管制塔新築工事に係る契約者の選定経緯について』によると、新管制塔は、建築面積317.60平方メートルの敷地に地上13階建の鉄骨造で建設し、延床面積は3,305.51平方メートルだ。
一方、新庁舎は、 建築面積2,756.77平方メートルの敷地に地上 7 階建の鉄骨造となっており、延床面積は17,943.34 平方メートルという規模(連絡通路、外構含む)だ。
工期は202297日から20241031日までとなっており、契約金額は1199,000万円だった。

 

 

航空法による高さ制限を緩和された天神ビッグバンでのボーナス認定ビル8棟の高さが113メートル~88メートルだ。
このため。高さ94.2メートルとなる福岡空港の新管制塔は、天神中心部のビル群とほぼ同等の高さになる見込みだ。

 

 

2024年1月現在、日本国内の管制塔の高さは、羽田空港、那覇空港(88.5メートル)、成田空港(87.3メートル)の順番だ。福岡空港での新管制塔が完成すると、羽田空港、福岡空港、那覇空港、成田空港の順番になる。
今後、20289月に新千歳空港の管制塔(105メートル)が完成し、2028年度末までに成田空港の管制塔(120メートル)が完成すると、日本国内における管制塔の高さは成田空港、羽田空港、新千歳空港、福岡空港、那覇空港の順番に変わっていく。

 

 

2025年3月、福岡空港で増設工事中の大滑走路が供用開始

福岡空港内では現在、2025年3月に供用を開始する予定の第2滑走路の増設工事が、急ピッチで進んでいる。
福岡空港では過去、20年にわたって「海上に新空港を新設するか」「現空港に滑走路を増設するか」の議論を重ねてきた経緯もある。

 

 

20163月に航空法上の混雑空港に指定された福岡空港の滑走路処理能力は、年間164,000回とされていた。
滑走路処理能力の向上に向けて、まず20201月に完了した国内線ターミナル側の平行誘導路二重化工事によって、年間17万6,000回へ拡張
そして今回、現滑走路西側に増設する全長2,500メートル×幅60メートルの第2滑走路を供用を始めることで18万8,000回~21万1,000回に拡大する見込みだ。
福岡空港における滑走路増設事業費は、1,643億円となっている。

 

 

福岡空港を運営する福岡国際空港株式会社では、2048年における将来イメージとして、マスタープランで「比類なき東・東南アジアの航空ネットワークを有する、東アジアのトップクラスの国際空港」を打ち出す
具体的には、東・東南アジアの14ヵ国・地域に51路線が就航して、日本一の東・東南アジア向け航空ネットワークを構築する。
また、旅客数3,500万人 (国際線1,600万人、国内線1,900万人)、100路線(国際線67路線、国内線33路線)を目指す
そして、世界的な空港格付けランキングである『World Airport Star Rating(実施:スカイトラックス社)において、世界最高水準の〝5スターエアポート〟としての定着を図りたいとする。

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出所)令和元年度 第3回 九州地方整備局 事業評価監視委員会 福岡空港 滑走路増設事業

 

 

物件概要

所 在 地/ 福岡市博多区雀居(福岡空港内)
   / 管制塔および庁舎
事業主体/ 国土交通省 大阪航空局
   / 管制塔13階建、庁舎7階建
敷地面積/ 317.60
延床面積/ 3,305.51
   / 20229
   / 202410月末
   / 福岡空港に増設される第2滑走路は20253月に供用を開始

 

 

参照サイト

国土交通省大阪航空局『福岡空港事務所新庁舎・管制塔新築工事に係る契約者の選定経緯について』(2022年97)
https://www.cab.mlit.go.jp/wcab/file/ee2a0563a0b2476cfc6199b0f96dcf8cd4328cea.pdf

 

令和元年度 第3回 九州地方整備局 事業評価監視委員会 福岡空港 滑走路増設事業
https://www.qsr.mlit.go.jp/site_files/file/s_top/jigyo-hyoka/191126/shiryo3%20fukuokakuukou.pdf

 

福岡空港特定運営事業等マスタープラン
https://www.fukuoka-airport.co.jp/uploads/2019/04/20190423_mp.pdf

 

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編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

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