念願だった九州エリアの旗艦拠点の開設
4月22日に行われたオープニングセレモニーでは冒頭、GMOインターネットグループの熊谷正寿代表から、これまで福岡市内に分散していたグループ7社・約180名のパートナー(従業員)を、ついに一つの拠点に集約できたことへの深い喜びが語られました。
長年、拠点がバラバラであることを「非常に良くないこと」と感じていた熊谷代表にとって、今回の統合オフィス開設はまさに悲願の達成といえます。

九州エリアの基幹拠点としての決意を新たに、福岡でのさらなる歩みを力強くスタートさせました。セレモニーの最後には、来賓の高島宗一郎福岡市長や福岡地所の榎本一郎社長らを交えたテープカットが行われ、福岡の新たなビジネス拠点としての門出を華やかに祝いました。
これが福岡で最新鋭のオフィスかも!?コンセプトは「100%の自分」で働けるようなオフィス
内覧会で公開された「GMO天神オフィス」の内部は、パートナー(従業員)が「100%の自分」で働けるよう、刺激的かつ心地よい空間設計が随所に施されていました。今回新設されたオフィスの目玉ともいえる、その内部についてご紹介していきます。
デザイナー森田恭通氏による「博多織」を取り入れた空間
内装デザインを担当したのは、国内外で活躍するGLAMOROUS co.,ltd.代表の森田恭通氏です。森田氏は、これまでに渋谷、宮崎、北九州のオフィスデザインも手がけてきましたが、今回の福岡オフィスでは「地域に関連したディテール」を追求したといいます。

その象徴が、オフィスを彩る「博多織」です。1857年創業という、博多織で最も古い歴史を持つ「西村織物」に依頼し、特注の「GMOブルー」で染め上げたオリジナルの織物を制作。この美しい博多織が、リボン型のデザインパーツとして空間の随所に使用されています。

さらに、内装材には福岡県産の檜(ひのき)がふんだんに使われており、地元の素材に囲まれた温かみと気品が同居する、唯一無二のクリエイティブな空間が実現しました。
絶景と一体化するコミュニケーションスペース「GMO Yours」
23階に位置する「GMO Yours」は、パートナーが無料で利用できる福利厚生の核となるスペースです。特筆すべきは、渋谷以外の拠点では初めてとなる「有人対応のカフェカウンター」が設置されている点です。100名規模のイベント開催も可能で、社内外の交流を促進するオープンな場となっています。

画像提供:GMOインターネットグループ
また、森田氏も「海からのサンセットが見えるオフィスは初めて」と驚嘆した通り、23階の屋外バルコニーからは天神エリア最高層(地上約113m)ならではの絶景を楽しむことができます。博多湾を一望し、志賀島まで見渡せる開放感は、働くパートナー(従業員)にとって最高の気分転換となるかもしれません。


知性を刺激し、休息を尊ぶ。「GMO Library」と「GMO Siesta」
パートナー(従業員)のインプットを支えるのが、専門書や最新書籍を揃えた「GMO Library」です。

特筆すべきは、アートへの造詣が非常に深い熊谷代表のこだわりが反映されている点。高島市長も祝辞で触れた通り、熊谷代表は世界的なアートコレクターとして知られ、ライブラリーには現代アーティストの「ジュリアン・オピー(Julian Opie)」に関する書籍なども並んでいます。
最新のテクノロジーだけでなく、一流のアートに触れることで、感性を磨き、豊かな発想を生み出す環境が整えられています!

一方で、アウトプットの質を高めるための「休息」にも余念がありません。業務効率と健康を支えるため、リフレッシュに最適なお昼寝スペース「GMO Siesta」を完備しています。
科学的な視点からも生産性向上に寄与するとされる「パワーナップ(積極的仮眠)」を取り入れやすい環境は、まさに「100%の自分」で働くための最新設備といえます。

画像提供:GMOインターネットグループ
高島市長「働く環境のアップデートを体現している」
来賓として登壇した高島宗一郎福岡市長は、コロナ禍を経たオフィスの役割の変化について、「コロナを経て、仕事をするオフィス空間というものが、作業をする場所からクリエイティブな場所に変わっていく。そしてその武器としてオフィスというものは、これまでとその意味を変えてくるのだと考えています」と語り、GMOインターネットグループのような世界と戦う企業が天神の最高層ビルに入居することこそが、働く環境のアップデートを体現していると強く語りました。
福岡地所の榎本一郎社長もまた、「これまで高島市長とも、福岡にいながら、東京やシンガポールに行かずとも大きな夢が叶う街にしたいと追求してきました。そこにGMOインターネットグループ様が来てくださったことで、福岡の若者は本当に大きな夢が見れるようになると確信しています」と述べ、このオフィスが九州の次世代のIT・AI人材にとっての希望の地になることへの期待を寄せました。
さらに、同グループの入居によって「天神ビッグバンに、GMOインターネットグループ様のおかげで魂が入った」と、深い感謝の意を表明しました。
「ビジネスは戦(いくさ)、オフィスは武器」
GMOインターネットグループの熊谷代表はセレモニーの中で、独自のビジネス哲学と新拠点に込めた強い覚悟を語りました。まず、ビジネスという言葉の捉え方について、「ビジネスの和訳は通常『仕事』とされるが、GMOインターネットグループでは『戦(いくさ)』であると全員に言い続けている」と定義しました。この哲学に基づき、企業にとってのオフィスは単なる作業場ではなく、「戦を戦い抜くための『武器』であり、企業の存在感を示す『お城』である」と位置づけています。
現在は約180名のパートナー(従業員)が就業していますが、全員がリスキリングによってAIを使いこなすことで、「将来的に1,800名規模の経済効果を生み出すチームにする」という公約を掲げ、福岡の街のさらなる発展に寄与していく姿勢を示しました。
まとめ
「GMO天神オフィス」の誕生は、最新のオフィスビルという「器(ハード)」に、地域文化への敬意と世界基準の創造性という「中身(ソフト)」が詰まった、天神ビッグバンの理想形を象徴する出来事といえるでしょう。
働く環境がアップデートされることで、街の価値がさらに向上し、そこに集う人々の夢が形になっていく。そんなこれからの福岡のオフィスシーンの進化に、ワクワクが止まりません。フクリパでも、天神ビッグバンや博多コネクティッドなどの魅力的な再開発から生まれるニュースを引き続き追いかけていきます。
「GMO天神オフィス」施設概要
所在地:福岡県福岡市中央区天神二丁目8番35号
天神住友生命 FJ ビジネスセンター [MAP]
入居フロア:22階・23階(オフィス最上階)
業務開始日:2026年4月1日(水)
面積:1,979.71 ㎡
就業人数:約180人
入居企業数:7社











