展覧会の見どころ|“よろこばせごっこ”の原点にふれる

©やなせたかし
本展は、「やなせたかし大解剖」「漫画」「詩」「絵本/やなせメルヘン」「アンパンマン」といったテーマごとに沿ってその創作の歩みを体感できるのが特徴です。
館内に入ると、さっそく3階展示室の会場へ向かう階段の途中で「アンパンマン」と「ばいきんまん」がお出迎え。

©やなせたかし (公財)やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団蔵
やなせたかし大解剖|人生と創作のルーツ

会場に入ってすぐ、やなせたかしさんが綴る言葉のバナーが目に入ります。
この展示は、「やなせたかしさんの言葉にまずは触れてほしい」との意図で入ってすぐの場所に配置されているとのこと。

続いて、やなせたかしさんの人生をひもとく特大年表が。戦争体験や家族との別れなど、彼の人生に大きな影響を与えた出来事が紹介されています。
「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」という問いと向き合い続けたやなせさんの人生の軌跡を知ることで、作品に込められたやさしさや強さがより深く感じられる内容となっています。
漫画・詩の世界|言葉とユーモアの魅力

続いて、漫画作品や詩の世界へと進みます。長らく代表作に恵まれなかったやなせさんの転機となった作品で、自らがパントマイム漫画と名付けた「ボオ氏」の原画やコマ漫画、30年編集長を務めた雑誌「詩とメルヘン」の表紙原画や直筆の詩作品を多数展示。

「てのひらを太陽に」の自筆詩も展示。©やなせたかし (公財)やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団蔵
やわらかくユーモラスな表現や、心にじんわり沁みる数々の言葉が印象に残り、多くの人の心を動かしてきた理由が見えてくる展示内容です。
絵本・アンパンマン|ヒーロー像の原点
展覧会の後半では、やなせさんが熱心に取り組んだ絵本創作への思いを紐解く展示が並びます。
やなせさんは自身が読みたいと思う物語をつくり、それらを「やなせメルヘン」と称しました。やなせさんの物語には、「子ども向け」という枠に囚われない普遍的なテーマが描かれており、展示では多数の絵本作品が紹介されています。

©やなせたかし (公財)やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団蔵
そして、やなせさんの代表的作品「アンパンマン」の世界へ。お腹を空かせた人に自分の顔を分け与えるアンパンマンは、ヒーローによくある「かっこよさ」よりも「やさしさ」を体現したヒーローです。

雑誌「いちごえほん」に連載された「れんさいまんがあんぱんまん」。
©やなせたかし (公財)やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団蔵
激動の人生を送ってこられたやなせさんがたどり着いた“本当の正義”への想いが、作品を通して伝わってきます。各キャラクターの象徴的なシーンを描いたキャンバス画は必見です。

また、会場内は一部を除いて撮影禁止ですが、順路の最後にはやなせたかしさんとの記念写真を撮影できるフォトスポットも。展覧会の思い出にぜひ撮影してみてはいかがでしょうか。
展覧会オリジナルグッズも販売中!売り切れ必至の商品も

©やなせたかし
展覧会会場では、展覧会限定のオリジナルグッズが多数販売されています。会場でしか手に入らないアイテムも多く、ファンならずとも思わず手に取りたくなるラインナップです。
アンパンマンをはじめとしたやなせキャラクターをあしらった雑貨、日常生活で使いやすいトートバッグや小物類など、やさしいタッチのデザインは子どもから大人まで人気が出そうな魅力的なアイテムばかりです。

やなせたかし記念館ミュージアムショップ限定商品も特別に販売。人気商品は早めに売り切れる可能性もあるため、気になる方はお早めにチェックしてみてくださいね。
GW期間はイベントが充実!ギャラリーツアーやワークショップなど開催

ゴールデンウィーク期間を中心に、展覧会をより楽しめる関連イベントが続々と開催されます。
・ギャラリーツアー:4月29日(水・祝)10:15~
学芸員の解説を聞きながら展示を巡るツアー。作品の背景をより深く知りたい方におすすめです。
・こどもワークショップ「わたしのヒーロー誕生!」:5月3日(日・祝)10:30~12:00(受付10:00~)
自分だけのヒーローを考えて自由に描く体験型イベント。子どもたちの創造力を刺激する楽しいプログラムです。
・やなせたかしの詩と絵本のおはなし会: 5月5日(火・祝)14:00~15:00
やなせたかしさん作の詩や絵本を読み聞かせ形式で楽しめるイベントです。親子で参加したい方にぴったり。
・アクロス・ミュージックキャラバンin県美:5月23日(土)第一部13:30~ / 第二部15:00~
展覧会をイメージしたミニコンサートです。バイオリンとピアノの優しくあたたかい音色に癒されるひと時を。
会期は約2ヶ月、訪れるタイミングによってさまざまな楽しみ方ができそうですね。気になった方は是非チェックしてみてください。
「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」【福岡展】開催概要
会期:2026年4月17日(金)~6月14日(日)
時間:10:00~18:00(最終入場17:30)
休館日:月曜日 ※5月4日は開館
開催場所:福岡県立美術館 (福岡県福岡市中央区天神5丁目2-1)[MAP]
入場料:一般1,500円/高大生1,000円/小中生600円 ※未就学児無料
アクセス:福岡市地下鉄空港線「天神駅」より徒歩約10分、西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)駅」より徒歩約15分
公式サイト:展覧会WEBサイト:https://www.nhk-fdn.or.jp/yanasetakashi-ten/
福岡県立美術館WEBサイト:https://fukuoka-kenbi.jp/
主催・お問合せ:「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」福岡展実行委員会











