「キャンジョ」とは?
Instagramのフォロワー6.6万人を誇るキャンプ女子のオンラインコミュニティ。
女性キャンパーやファミリーキャンパー、初心者キャンパーさんにも優しいキャンプ情報などを発信するInstagram。
運営元はキャンプ女子株式会社代表の「かれん」さんと同代表の「がっきー」さん。
キャンプ用品のレンタルサービス『福岡キャンプレンタル』や キャンピングカーのレンタルサービス『osoto campervan』、全国のキャンプ場コンサルタント、そしてキャンプの歌を歌うキャンジョバンドとしても活動をしています。
キャンプ初心者必見!キャンプ場選びの3つのポイント
①初心者なら、迷わず「区画サイト」を選ぶべし!
キャンプ場には「フリーサイト」と「区画サイト」の2種類があるんです。
「フリーサイト」はエリア内の好きな場所を自由に選んでテントを貼るスタイル。電車に例えるなら「自由席」です。
その反面、「区画サイト」はあらかじめ「縦○メートル×横○メートル」という区画が決まっており、その区画を借りるスタイルです。電車に例えるなら「指定席」ですね。
「フリーサイト」はまわりとの距離を気にしなければならない一方、「区画サイト」なら区画内=自分たちだけのエリアなので、他のキャンパーが立ち入ることはできません。
キャンプ場を選ぶ時には、まず「区画サイト」があるかどうかチェックしてみてくださいね。
②事前予約制の有料キャンプ場を選ぶべし!
キャンプ場には「無料のキャンプ場」と「有料のキャンプ場」の2種類があるんです。
その違いは「設備面」と「管理面」。無料のキャンプ場はトイレが汲み取り式だったり、寒い日でも水道からお湯が出なかったり、そもそもいろんな設備が老朽化していたりするので、初心者にはあまりおすすめできません。
一方、有料キャンプ場は設備も比較的新しく、キャンプ場内もしっかりと整備されている上、さらに管理人がいたりなど、初心者でも安全・快適に利用できます。
また、有料キャンプ場の多くは事前予約制になっているのでスケジュールを決めて事前予約しておけばさらに安心です。
③管理棟がある、管理人がいるキャンプ場を選ぶべし!
はじめてのキャンプには何かとトラブルがつきもの。
そんな時、管理棟があり、管理人がいるキャンプ場は初心者にはとっても心強いんです。わからないことがあれば気軽に教えてくれますし、さらにキャンプ場によっては夜間警備員が常駐しているところもあるので、さらに安心ですよ!
この3つのポイントを抑えてキャンプ場を選びましょう!
「キャンプ初心者あるある」を覚えて事前にチェックを!
キャンプ初心者にありがちなことをまとめてみました。
キャンプにいく前に念入りにチェックしておきましょう!
■忘れ物しがち
事前に準備していたと思っても、初めてのキャンプはやっぱり忘れ物しがち。キャンプ場に着いてから「アレを持ってこなかった!」ということはよくあります。(特に「オリーブオイル」は忘れがち!)
キャンプ道具に関しては、キャンプ場でレンタルできるかどうか調べておきましょう。
■立地の下調べをしていない
キャンプの途中に周辺で遊ぼうと考えていても、キャンプ場は山の中にあることが多いので、行き帰りしているうちに大切な時間をロスしてしまうこともありがちです。
キャンプ場から車で20分圏内にある施設(温泉、スーパー、コンビニなど)を必ず周辺の情報を下調べしておきましょう。
福岡のキャンプ初心者におすすめのキャンプ場6選
①スノーピーク 油山福岡 キャンプフィールド(福岡市南区)
出展:スノーピーク 油山福岡 キャンプフィールドホームページ( https://www.snowpeak.co.jp/locations/aburayama/ )
福岡市民の憩いの場であった「油山牧場」「油山市民の森」が「BACK TO THE NATURE」をテーマに生まれ変わり、2023年4月にオープンした話題のアウトドア施設「ABURAYAMA FUKUOKA」。
その中に同時オープンしたのが「スノーピーク 油山福岡 キャンプフィールド」です。
福岡の中心部からたったの30分という抜群のアクセスの良さと、夜には福岡市内の夜景が一望できる眺望が最大の魅力です。
好きな場所で楽しめるフリーサイト・初心者やファミリー、キャンピングカー利用に便利な電源付きの区画サイト・そしてソロキャンプサイトの3つのエリアに分かれているので、利用目的に合わせたチョイスが可能。
キャンプギアやアパレルも購入できる管理棟兼ストアや、薪や氷、調味料、消耗品が購入できる「森のキオスク」、24時間利用可能なシャワーにトイレまで設備も充実。
さらにテントやキャンプギアはレンタルもできます。
また、「ABURAYAMA FUKUOKA」では乗馬体験や野菜の収穫体験などもでき、カフェやレストランまで完備されています。
■キャンジョのワンポイントメモ
福岡市内なのに?!緑豊かな油山の中にオープンしたキャンプ場!
キャンプを快適に過ごすための設備は全て揃っています!この春夏にキャンプデビューを果たしたばかり!なキャンパーさんでも安心してキャンプを楽しめる場所です。
夜は福岡市内の夜景を楽しめる、都市型キャンプ場ならではの魅力も味わえますよ!
スノーピーク 油山福岡 キャンプフィールド
住所:福岡市南区柏原710-2
TEL:092-235-3184(受付時間は下記営業時間に準ずる)
営業時間:10:00〜18:00
定休日:第1・第3水曜日
※第1・第3水曜日が祝祭日の場合はその翌週の水曜日
チェックイン・チェックアウト:
■フリーサイト(25区画)
チェックIN:12:00〜、13:00〜、14:00〜
チェックOUT:11:00
■区画電源オートサイト(25区画)
チェックIN:12:00〜、13:00〜、14:00〜
チェックOUT:11:00
■ソロキャンプサイト(15区画)
チェックIN:13:00〜
チェックOUT:11:00
公式サイト:https://www.snowpeak.co.jp/locations/aburayama/
②南阿蘇あぐりキャンプ場(熊本県南阿蘇郡阿蘇村)
出典:南阿蘇あぐりキャンプ場ホームページ(https://minamiaso-camp.com/ )
2022年にオープンしたばかりの新しいキャンプ場です。
阿蘇山の麓に位置し、広大な敷地には3つのタイプのコテージと、2つのタイプのテントサイトがあり、ペットも同伴できます。施設内ではシリカを含んだ天然水も湧き出ていて、その水で淹れるコーヒーは格別です。
テントサイトは10サイトあり、全て区画サイトとなっています。1区画は10メートル×15メートルほどもあり、かなり広々。この広さならテントも立てたいところに立てられ、子供たちものびのび遊べます。また、車が隣接できるので荷物の出し入れしやすいのも嬉しいところ。AC電源も完備されています。
また、コテージはなんと全17棟。例えば家族で行って、おじいちゃんやおばあちゃんはコテージ泊、自分達はテント泊といったような使い方もできちゃいます。
設備面も、管理棟あり、レンタル可、温水炊事棟やシャワーなど充実しています。福岡から車で2時間以内で行けるというアクセスの良さも魅力です。
■キャンジョのワンポイントメモ
広々としたテントサイトは、実は他のキャンパーたちと目が合わないよう、プライバシーに配慮して設計されているんです!自分達だけの時間を楽しめますよ♪
南阿蘇あぐりキャンプ場
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村吉田2127-1
事務所受付時間:9:00〜18:00
定休日:不定休
チェックイン・チェックアウト:
■コテージサイト
チェックIN:14:00〜16:00
(※16:00以降になる場合は電話連絡をお願いいたします。)
チェックOUT:10:00
■テントサイト
チェックIN:13:00〜16:00
(※16:00以降になる場合は電話連絡をお願いいたします。)
チェックOUT:11:00
公式サイト
③スノーピーク奥日田キャンプフィールド(大分県日田市)
出典:スノーピーク奥日田キャンプフィールドホームページ( https://www.snowpeak.co.jp/locations/okuhita/ )
ご存知「スノーピーク」が運営するキャンプ場。
スノーピーク運営だけに、スタッフはスノーピークの社員さん。いわば「キャンプのプロ」が常駐しているからとっても安心。
キャンプ道具をレンタルすると、スタッフが丁寧にサポートしてくれます。
区画サイトは、初心者や小さなお子様連れの方におすすめの「電源付サイト」と、管理棟やコインシャワーにも近く、さらに利便性の良い「N区画電源付オートサイト」の2種類があり、どちらも車が隣接できます。
スノーピーク製品のレンタルはもちろん、炊事棟やシャワー、トイレなど設備も充実。隣接する「スノーピークストア」では、キャンプ道具やアパレルも購入できます。
また、初心者におすすめの、体ひとつで参加できる「手ぶらキャンププラン」も人気です。
■キャンジョのワンポイントメモ
やっぱり最大の魅力はスノーピークのスタッフが常駐していること!
なんでも教えてくれるのでとっても心強いです!
ちなみに持ち込みのテントはスノーピーク製でなくても大丈夫ですのでご安心を♪
スノーピーク奥日田キャンプフィールド
住所:大分県日田市前津江町大野64-1(旧 椿ヶ鼻ハイランドパーク)
TEL:0973-53-2358
営業時間:10:00〜19:00(4月〜10月)/11:00~18:00(11月〜3月)
定休日:水曜日(祝祭日除く)
チェックイン・チェックアウト:
■宿泊
チェックIN:13:00~
チェックOUT:~翌11:00
■デイキャンプ
チェックIN:11:00~
チェックOUT:17:00
公式サイト
https://www.snowpeak.co.jp/locations/okuhita/
④神湊ガーデンキャンプ(福岡県宗像市)
出典:神湊ガーデンキャンプホームページ(https://konominato-camp.com/ )
福岡から近い宗像市にある、カフェが併設されたキャンプ場です。
「ガーデンキャンプ」と名付けられているように、「自宅の庭で、家族で非日常を体験できる」ことをコンセプトとしています。併設のカフェはとってもクオリティが高く、まるでカフェのお庭でキャンプしているような感覚。キャンプ飯を作るのは難しいけど、カフェの料理を食べられたり、バーベキューもできるので、初心者キャンパーにはうれしいところ。
敷地はあまり広くありませんが、逆に言えば管理人の目が行き届くということなので安心です。
区画サイトは森側のみ。設備面は100V電源やウォシュレット付きのトイレ、24時間利用できるシャワー、フリーWi-Fiなど充実。初心者にうれしい「手ぶらキャンププラン」も用意されています。
また、立地面でも「道の駅むなかた」までは歩いていける距離なので、新鮮な魚介や食材でバーベキューできます。ビーチも徒歩圏内ですよ。
■キャンジョのワンポイントメモ
庭でキャンプしているかのように、リラックスできるキャンプ場です。
建物や設備もしっかり手入れされていてとてもキレイです。
プライベート感満載のキャンプ場です!
ぜひ、大切なご家族やご友人との素敵なキャンプをゆっくりと!お楽しみください。
要相談になりますが、イベントや貸切キャンプなども、オーナー様が事前に相談に乗ってくれますよ!
神湊ガーデンキャンプ
住所:福岡県宗像市神湊1268-201
TEL:0940-72-5315
管理棟営業時間:11:00〜17:00
定休日:火曜日・水曜日
チェックイン・チェックアウト:
チェックIN:13:00~17:00 チェックOUT:11:00
(手ぶらキャンプ/持ち込みテント/車中泊サイト)
公式サイト
⑤モンベル五ケ山ベースキャンプ(福岡県那珂川市)
出典:五ケ山クロスホームページ(https://nakagawa-gokayama.com/about/campsite/)
アウトドアブランドで有名な「モンベル」が運営する全国初のキャンプ場です。
新発想の常設テントサイトや電源付オートサイト、犬とともにキャンプができるドギーサイト、子供にうれしい高さ約8メートルのクライミングウォールなどを備え、様々なキャンプのニーズに応える総合キャンプサイトです。
福岡都心部から車で40分程度で行ける近さも魅力です。
区画サイトはデッキと電源付き、車1台分の駐車スペースもあります。もちろん管理棟、トイレ、シャワー、お湯が出る水道など設備面も充実。ファミリー&初心者さんにおすすめです!
■キャンジョのワンポイントメモ
キャンプ場のある五ケ山ダムの一帯は「五ケ山クロス」というアウトドアゾーンになっていて、さまざまなアクティビティが楽しめます。
また、ダムの対岸にある施設「BASE」には「モンベル福岡五ケ山店」や、ハンバーガーやカレーなどが楽しめるカフェ「TRÅIL」といったショップもありますよ!
モンベル五ケ山ベースキャンプ
住所:福岡県那珂川市大字五ケ山461-1
TEL:092-408-1711
営業時間:8:00~19:00
定休日:火曜日
チェックイン・チェックアウト:
■宿泊
チェックイン
・常設サイト 14:00~19:00まで
・その他サイト 13:00~19:00
チェックアウト 11:00まで
■日帰り
10:00~14:00/15:00~19:00
公式サイト
https://nakagawa-gokayama.com/about/campsite/
⑥奥八女たきびの森キャンプフィールド(福岡県八女市)
出典:奥八女たきびの森キャンプフィールドホームページ(https://www.takibinomori.com/ )
平成24年九州北部豪雨災害で施設の大半が流出し被災した「きのこ村キャンプ場」が、キャンプを通じて木とふれあい木に学び、木でつながる場所として生まれ変わったのがこの「奥八女焚火の森キャンプフィールド」です。
コテージ、キャビン、AC電源付きの区画オートサイト、フリーサイト、リバーサイト、フォレストエリア、直火焚火OKエリアなど多彩なサイトがあるのが特長。
「焚き火」がテーマになっていることもあり、針葉樹の薪が税込700円でバケツに詰め放題で購入でき、キャンプの醍醐味である夜の焚き火を思う存分楽しめます。
さらに、キャンプ道具のレンタルや、洗い場・シャワールーム・トイレを完備したサニタリー棟、売店やカフェを併設した管理棟などの設備も充実しています。
また、木から様々な学びを得る「木育ワークショップ」も実施されています。
■キャンジョのワンポイントメモ
なんといっても焚き火を思い切り楽しめるのが特長。
焚き火を囲みながら語らいのひとときを満喫してください。
ちなみに併設の売店は道の駅レベルで広いので要チェックです!
奥八女たきびの森キャンプフィールド
住所:福岡県八女市黒木町笠原9512番地
TEL:0943-42-4305
営業時間:9:00〜 8:00
定休日:水曜日
■宿泊
・コテージ、キャビン
チェックイン:14:00〜
チェックアウト:〜10:00
・その他サイト
チェックイン:13:00〜
チェックアウト:〜11:00
■デイキャンプ(平日のEサイトのみ)
チェックイン:12:00
チェックアウト:17:00
公式サイト
というわけで、福岡のキャンプ初心者におすすめのキャンプ場6選でした。
どのキャンプ場も、キャンプ初心者でも安心してご利用いただけると思います。
この記事を読んで、あなたもこの夏、キャンパーデビューしてみませんか?
最後にキャンジョさんからキャンプビギナーの方にひとことお願いします!
初めてのキャンプは、忘れ物をしたり、スケジュール通りにいかないことが当たり前です。
時間が遅れることは当たり前です。それを大前提として楽しんでもらいたいです。キャンプは全てが経験です。
自然の中で深呼吸をしたり、作ってみたかったキャンプ飯を試してみたり、またまた何もしなかったり?!
自由に自然を楽しんでみてください。
また、施設ごとにハウスルールありますので、マナーと利用規約は必ず事前に確認をしておくのがベストです。
まわりに配慮しつつも、キャンプを通じて自然を楽しんでくださいね!
今回、キャンプ場を紹介いただいたキャンジョさん(キャンプ女子株式会社)は、自然体験から人々の人生をもっと楽しく優しくする取り組みを行っています。
■福岡キャンプレンタル
キャンプ初心者の方や会社が学校で多人数でグループでキャンプする方には特におすすめ!
無人受け取り返却のキャンプ道具レンタルサービスです。
■osoto campervan
博多・五島の2拠点で展開しているキャンプ仕様にカスタムした「キャンパーバン」のレンタルサービスです。
その快適さは、まるで「動くホテル」。九州旅行にも最適ですよ!
■レッツゴーキャンプ
Spotifyで発信中の「キャンプを聞いて学べる」ポッドキャスト番組です。
キャンジョのカレンさんとガッキーさんが、キャンプの基礎・楽しみ方をレクチャーしています。聞くだけで、あなたも立派なキャンパーになれちゃうかも?
https://open.spotify.com/show/4ypLIVc3CK4DxpryTDS1m0
■キャンジョマガジン
キャンプと自然を愛する人のためのWEBメディアです。
キャンプの最新情報を続々発信しているので、キャンプ好きな方は要チェックですよ!
https://www.camjyo.com/magazine