1バス停単位で福岡を切り取る「バス停から愛」

レアな踏切信号がある「雁の巣」【福岡市東区】

一見なんてことないバス停とそのまわりも、視点を変えれば観光資源。そんな思いで福岡のバス停を取り上げ、ご紹介する本企画。連載134回目は、福岡市東区にある「雁の巣(がんのす)」バス停をご紹介します。

「雁の巣」と「雁ノ巣」が入り混じる地名表記

 

雁の巣です。

 

 

和白方面のバス停からは、

 

 

天神方面が1時間に3本くらい走っています。

 

 

志賀島方面のバス停からは、昔は郊外にしか行けなかったですが、

 

 

アイランドシティができて、香椎浜方面にも道が繋がったので、こちらからも天神方面に行けます。

 

 

隣は雁の巣駅前です。

 

 

でも駅名は雁ノ巣です。カタカナです。

 

 

奈多松原バス停との間にある雁ノ巣踏切も、鉄道施設なのでカタカナです。

 

 

 

バス停そばには、レアな踏切信号が

 

雁ノ巣踏切には、踏切信号が設けられていて、

 

 

踏切信号が青の時は、一時停止は不要です。そう言われても、個人的にはかなり徐行したいのですけれど。

 

 

列車の接近を感知すると、警報機が鳴る前に信号は黄色になり、

 

 

赤に変わるのとほぼ同時に、キンコンカンコンと鳴りはじめます。

 

 

「でんちゃ」※が走り抜けます。

※架線がなくても走れる充電式の車両のこと。DENCHA。

 

 

近くの公民館は、歴史を感じさせる佇まい。

 

 

だからというわけではないでしょうが、踏切看板も蒸気機関車の仕様です。

 

 

雁「の」巣公民館も、ひらがなですね。

 

 

住所表示も同様に「の」

 

 

福岡市は、小学校校区と公民館が一対一で紐づけされているからか、雁の巣公民館の目の前に、奈多公民館が案内されています。すこしおかしさを感じました。

 

 

 

偶然立ち寄ったお店でまさかの出会い

 

 

撮影後、雁の巣バス停そばにある「ひらぎさんのおいも」というお店にお邪魔したところ、

 

 

お芋の専門店なのに、なぜか奥にはバスのミニチュアたちが飾られていました。

 

 

マニア仲間が描いた、香椎線キャラの二次創作アートまで。

 

 

おいもとリンゴのタルト、幸せになる味でした。

 

 

 

店主に親近感を覚え、後日連絡を取ったところ、「どれもおすすめですが…イチオシはやはり『焼きいも』と『スイートポテトタルト』ですね!」とのこと。雁の巣バス停を合わせてぜひ立ち寄ってみてください。

 

上質なさつまいもを厳選して仕入れ、石焼きで こだわりの製法で丁寧に1本1本焼き上げた『焼きいも』

 

おいもの風味を生かし優しい甘さに仕上げたスイートポテトをタルトに入れ焼き上げた『スイートポテトタルト』

 

 

 

 

基本情報

バス停名:雁の巣(がんのす)

・住所:〒811-0206 福岡県福岡市東区雁の巣2丁目13 [map]

・天神からの行き方例:

「天神中央郵便局前」バス停から 21A 都市高 雁の巣レクリエーションセンターゆきに乗車。約36分、630円。

 

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バス路線探検家
沖浜貴彦
1972年生まれ・福岡在住。路線図に描かれた終点を想い、途中の狭い区間を苦心して走るバスに愛を注ぐ変態。ブログ「ほぼ西鉄バスの旅」を2008年に開設、日々愛を持ってバスを追いかけ続ける。毎月第二金曜・第四土曜日はバス趣味の現況を共有するサロン「バス路線探検家の会」を運営。

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