インスタ映えの〝福岡市人気スポット!【公式】福岡市Instagram「いいね!」Top10!

暮らしやすくて便利な上、自然も豊かな福岡市は、〝インスタ映え〟する都市です。福岡市の公式インスタグラムでは、多くの方々による福岡市内の素敵な投稿写真が紹介されていますが、特に人気の高かった写真と共に各スポットについて、フクリパ編集部の担当ライターがウンチクやこぼれ話などを紹介します。

【公式】福岡市インスタグラム(@fukuoka_official)について

「福岡の魅力をより多くの皆さまにお届けする」ことを目的に福岡市市長室広報戦略室が運営する福岡市公式のインスタグラムアカウントです。
福岡市公式インスタグラムでは、アカウント(@fukuoka_official)をフォローしていただいたフォロワーの方々が、「#fukuokapics」を付けて投稿された福岡市内の素敵な写真をピックアップして紹介しています。
2022年2月1日時点で過去1年間に投稿された画像のうち、「いいね!」の件数が多かった上位10投稿の画像を掲載致します。
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【10位】遷座1100年の勝運の神・筥崎宮にプロ球団選手らも参拝する『筥崎宮(3,197いいね)』

 筥崎宮は筥崎八幡宮とも呼ばれ、宇佐神宮、石清水八幡宮と共に三大八幡宮と称される。応神天皇を主祭神に神功皇后と玉依姫命を祀る筥崎宮の創建は平安中期、延長元年(923)に筑前大分宮(穂波宮)から遷座したという。
鎌倉中期の元寇で神風が吹いて国難に打ち勝ったとされたことで厄除・勝運の神としても有名になった。元寇時に亀山上皇が勅筆した「敵国降伏」の扁額を楼門に掲げる筥崎宮に足利尊氏や大内義隆、小早川隆景、豊臣秀吉らも参詣した。
本殿へ続く850mの参道に放生会では、多数の出店が並ぶ。また、博多祇園山笠の舁き手らが清めの真砂を貰い受ける『お汐井とり』の砂地も参道先に控える。福岡ソフトバンクホークスやアビスパ福岡など地元のプロスポーツ球団も毎年、必勝祈願で訪れる神社でもある。

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【9位】飾り山を奉納する天神のファッションビル『ソラリアプラザ(博多祇園山笠の飾り山)(3,302いいね!)』

  西日本鉄道(西鉄)による西鉄福岡(天神)駅周辺の再開発事業である『天神ソラリア計画』の第一期工事で建設・完成したファッションビルが、『ソラリアプラザ (SOLARIA PLAZA)』だ。
1989年3月に開業したソラリアプラザは西鉄福岡(天神)駅西隣、かつて西鉄が運営していた『福岡スポーツセンター』跡地に立つ。ファッション店が多数入居するほか、映画館やレストラン街、さらにスポーツジムがあり、ソラリア西鉄ホテル福岡も併設する。
2013年6月の大リニューアルでソラリアプラザは、公園側外壁を改修して隣接する警固公園と緑のつながりをもたせた。
ソラリアプラザの1 階に設けたパブリックスペースにおいて西鉄は1991年以来、毎年7月1日~14日、博多祇園山笠での『ソラリア飾り山』を奉納・披露する。

ソラリアプラザのインタグラム投稿はこちら

【8位】『スピッツ』も熱唱した地下街と直結する『福岡市地下鉄 天神駅(3,325いいね!)』

九州の駅乗降客数でJR博多駅、地下鉄博多駅に次ぐ第3位が地下鉄天神駅の14万8957人だ。国土交通省調べの2020年度乗降客数で第4位だった西鉄福岡(天神)駅の13万6269人を上回った。
地下鉄天神駅は同天神南駅と結び、西鉄福岡(天神)駅や西鉄天神高速バスターミナルなどの福岡・天神の交通拠点と接続する。19世紀のヨーロッパをイメージした街並みに約150店舗が軒を連ねる天神地下街とも直結している。
人気バンド・スピッツの楽曲『さわって・変わって』の冒頭に「天神駅の改札口で〜」という歌詞があり、収録したCDジャケットは天神地下街での撮影だった。

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【7位】かつての「博多の新宿」にアクロス福岡の〝先駆け〟をみる『サンセルコ(3,815いいね!)』

福岡市・天神を南北に貫く渡辺通りの南端であり、東西に走る住吉通り・城南線の基点でもある渡辺通り四つ角に複合ビル『サンセルコ』が立つ。
終戦後、同地の闇市から発展した商店が軒を連ね、〝博多の台所〟である柳橋連合市場と隣接して買物客でにぎわい、近くに遊郭もあって以前は、「博多の新宿」と呼ばれたという。
サンセルコの名称は日当たりの良い角地に三つの建物棟を表すSUNと、買い物(Shopping)、飲食(Eating)、宿泊(Lodging)、文化(Culture)、オフィス(Office)からなるSELCOとの造語だ。
1979年に開業したサンセルコは、前年開業のホテルニューオータニと共に福岡市の市街地再開発事業の第1号だった。サンセルコの南側外壁は階段状のテラスに植栽が施されており、アクロス福岡の〝ステップガーデンの先駆け〟との見方もある。

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【6位】地下鉄改札口から搭乗口へ直行!利便性を高める『福岡空港(4,403いいね!)』

福岡市都心から5km圏内の至近距離にある福岡空港は1993年3月、福岡市地下鉄空港線が日本で初めて空港に乗り入れて、福岡空港駅が誕生した。今日、地下鉄で博多駅まで5分、天神駅まで11分で結ぶ好アクセスの空港として知られる。
2019年1月、約5年の歳月をかけて完成した福岡空港国内線旅客ターミナルビル再整備事業で国内線旅客ターミナルビル直下の地下鉄駅横に6層を吹き抜けたアクセスホールを設けた。そして、上下移動のみで搭乗口へ直接アクセスが可能となり、利便性が向上している。
コロナ禍の逆風が吹き荒れる中、福岡空港は、「東アジアトップクラスの国際空港」へと羽ばたいていく。

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【5位】全国唯一の空港乗り入れで異例の好アクセスを実現!『福岡市地下鉄 空港線(4,832いいね!)』

1981年7月に室見~天神間で開業した福岡市地下鉄は、昨年2021年7月26日に開業40周年を迎えた。福岡市地下鉄は空港線、箱崎線、七隈線の3路線からなり、営業距離は29.8㎞だ。年間輸送人員は、コロナ禍に見舞われた2020年度は1億1092万人だったものの、前年の2019年度は1億7329万人を記録している。
福岡市の基礎情報をまとめたWebサイト『Fukuoka Facts』によると2017年度時点で福岡市地下鉄の1kmあたり1日乗車人員数1万5242人は、全国公営地下鉄で東京都2万5249人、大阪市1万8776人に次ぐ第3位だ。一方、その伸び率(2013年度〜2017年度)で15.81%増の福岡市が首位に輝く。
 1984年1月から地下鉄として日本初のワンマン運転を導入した福岡市地下鉄は、2018年度に累計輸送人員40億人を突破した。交通アクセスに優れた便利なコンパクト都市において福岡市地下鉄は、市民にとっての重要な〝足〟を担う。

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【4位】東京・丸ビルとの意外な関係『天神イムズ(4,923いいね!)』

バブル経済の絶頂期であり、第2次天神流通戦争の真っただ中の1989年4月に誕生したイムズ (IMS)は、惜しまれながら2021年8月に閉館した。金色のタイルで装飾された八角柱の外観だった現行の建物は解体後、2022 年度内に新築工事に着手予定。
イムズ(IMS)の名称は「Inter Media Station」の頭文字に由来し、「情報受発信基地」としての機能を長年担ってきた。
正式名称は『天神MMビル』で2つのMは建築主の三菱地所、明治生命〈現明治安田生命〉の頭文字だ。開業以来、延べ3億5千万人余が訪れたイムズは三菱地所にとって「初の都心型商業施設」であり、その〝DNA〟は、丸ビルをはじめとする東京・丸の内での都心再開発事業に受け継がれている。

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【3位】3つの博多駅があり、福岡クリスマーケットも同駅前で誕生『博多駅(クリスマスマーケット)(5,537いいね!) 』

「 博多駅」といわれる駅は、正確には3つ存在する。
在来線が行き交うJR九州の博多駅、新幹線が発着するJR西日本の博多駅、福岡市地下鉄の博多駅だ。国土交通省調べによる2020年度乗降客数は、JR九州25万2957人、福岡市地下鉄16万2210人、JR西日本4万5912人で計46万1079人に上る。
〝陸の玄関口〟である博多駅を起点に半径約500メートルのエリアを対象とした都心開発である博多コネクティッドは、博多駅の賑わいと活力をさらに周辺につなげていくプロジェクトだ。
福岡の冬をイルミネーションで彩る定番のイベントである『福岡クリスマスマーケット』は2013年、博多駅前広場で産声を上げた。そして、ドイツ語圏で中世から続く伝統的なお祭りは、博多駅前を基点に各地へ広がっていった。

博多駅(クリスマスマーケット)のインタグラム投稿はこちら

【2位】陸海空の交通機能集約が強みのコンパクトシティ『福岡市(福岡の街と飛行機)(6,843いいね!) 』

目の前に博多湾が広がり、背後に油山をはじめとする山々が控える福岡市は、天然のコンパクトシティでもある。半径2.5㎞圏内に空港や主要駅、港湾があり、地下鉄や高速道路などの交通網も充実している。
福岡市域内に一級河川は流れていなかった。このため、戦後の高度経済成長期、福岡市は工業都市でなく、商業・サービス都市への道を選んだ歴史もある。
一方、市街地に立地する福岡空港については約20年にわたり、海上空港への新設・移転も含めて検討した結果、現空港での滑走路増設が決まった。そして、2025年の供用開始に向けての増設工事が進む。

福岡市(福岡の街と飛行機)のインタグラム投稿はこちら

【1位】外観デザインは名槍『日本号』なのか!?『福岡タワー(8,546いいね!)』

シーサイドももちにそびえ立つ福岡タワーは、福岡を代表するランドマークタワーだ。福岡タワーの高さ234mは海浜タワーとして日本一であり、一般タワーを見渡しても同634mの東京スカイツリー、同333mの東京タワーに次ぐ全国第3位を誇る。
1989年に開催された『アジア太平洋博覧会(通称よかトピア)』のモニュメントとして建設された福岡タワーは航空法上の高度制限下、航空機の進入方向でないことや電波塔であり、特例的に認められた。
正三角柱の建物を8000枚のハーフミラーで覆う外観は「母里太兵衛の名槍『日本号』の刀身のようだ」「切り口が福岡市章に似ている」との噂がある。

福岡タワーのインタグラム投稿はこちら

【参照サイト】
Fukuoka Facts「みんなで広げよう!福岡市の魅力 」
Fukuoka Facts「地下鉄の利用者が増えています!」
福岡県の駅別 乗降客数のランキング
国土交通省『国土数値情報ダウンロードサービス』
福岡地下街開発株式会社Webサイト
Wikipedia「天神駅」
西鉄グループWebサイト「博多祇園山笠ソラリア飾り山」
西日本新聞「『博多の新宿』再び輝くか 福岡市・渡辺通り」
筥崎宮Webサイト「筥崎宮の由緒」

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編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

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