駕与丁(かよいちょう)公園は四季折々の自然に親しむことができる安らぎの空間
粕屋町のシンボルでもある「駕与丁(かよいちょう)公園」は、筑前三大池の一つである駕与丁池を中心とした、水と緑に囲まれた広大な公園です。
四季折々の自然が溢れ、粕屋町のシンボルとして多くの人々に親しまれています。
また、公園内にある「バラ園」が有名で、1,300平方メートルの園内に、5月・10月には、180種・約2,400株もの色とりどりのバラが花を咲かせます。
毎年5月に開催される「バラまつり」では多くの来園者の目を楽しませているそうです。
出典:https://www.town.kasuya.fukuoka.jp/s028/010/020/20191116203840.html
場所は県道24号線「粕屋町役場前交差点」から「さくら通り」に入るとすぐ「駕与丁公園」の入り口があります。
敷地内にはシンボルとなる「かすやドーム」と呼ばれる粕屋町総合体育館もあります。
公園のまわりには広い駐車場が数箇所完備されているので、車で行くのがおすすめ。
公園の全体図がこちら。北と南が逆になっているのでちょっと分かりづらいですが、池を中心に北側が「かすやドーム」、南東側に「バラ園」、南西側にグラウンドや広場が点在しており、池の周囲はジョギングコースにもなっています。
ビッグバスの実績あり!しかし減水シーズンにはご注意を!
この駕与丁公園の池(駕与丁池)は以前からビッグサイズのブラックバスの実績が豊富で、多くのアングラー(釣り人)が集まる人気の釣り場としても有名です。
しかし、今回訪れてみると・・・めちゃくちゃ減水してるじゃないですかー!(汗)
近くで釣りをしていたアングラーに聞いたところ、毎年7月以降から徐々に水位が低下していき、夏以降はこのような状態になるんだそうです。
ご覧のように池の底部分の多くが露出しています。。。
春先の優良ポイントである浅瀬も完全に干上がっていました。。。
駕与丁池は「皿池」という水深が浅く、底がフラットな形状をしています。水深は最も深い場所でも推定3メートルほどなんだそうです。
これだけ減水していると、魚の多くは深場に集まっていると思われます。
池に架かる橋も橋脚の大半が露出していました。
気を取り直して、橋を渡り池の中央部分にある小島を目指します。
小島のまわりは階段のあるコンクリートで護岸されており、割と水深もありそうなので、まずはここで実釣してみることに。
いよいよ実釣。果してブラックバスは釣れるのか?
この日の気温は36度オーバー。しかも炎天下。釣りにはちょっとしんどい状況です。
まずは橋脚まわりの日陰を入念に攻めてみますが、残念ながら全く反応なし。
見切りをつけて、南西側にあるグラウンド方面に移動してみることに。
このエリアは水門があったり地形に変化があったりしていて、安定した釣果が望めるポイントです。
付近にはベンチも完備されていて、ちょっと休憩することもできます。
公園周辺にお店はありませんが、所々に自販機が設置されています。しっかり水分補給しつつ釣りを楽しみましょう。
減水しているのはデメリットだけではありません。普段は水没しているエリアが攻められるというメリットもあるんです。
そうして浅瀬から深場への段差を入念に攻めつづけていくと・・・
ようやくヒット!待望の「駕与丁バス」に出会えることができました!!
しかし実際にはご覧のような推定10センチほどのミニサイズ・・・。まるで豆アジのようなサイズ感。ルアーが大きく見えますね。
他のアングラーに聞いたところ、駕与丁池は日々多くのアングラーが出入りしている上、減水していることで魚のプレッシャーが高く、ビッグサイズを釣るには経験を積んで戦略を立てないとなかなか難しいとのこと。
でも、このサイズは比較的簡単に釣れるらしいので、ビギナーには比較的釣りやすい池のようでした。
車でわずか3分の「コメダ珈琲店」でブレイクタイム♪
駕与丁公園から車でわずか3分の場所には「コメダ珈琲 福岡粕屋店」があります。
朝からの釣りで体力を消耗してしまったので、コーヒーブレイクすることに。
コメダ珈琲と言えば、やっぱりモーニングサービス。朝11時まで、好きなドリンクにパンが無料で付いてくるといううれしいサービスです。
キンキンに冷えた、たっぷりサイズのアイスコーヒーに、トーストにはバターと小倉あんをチョイス。しっかりお腹を満たせました。
今回の釣果はパッとしませんでしたが、素晴らしい青空の下で楽しい時間を過ごせました!
コメダ珈琲店 福岡粕屋店
福岡県糟屋郡粕屋町酒殿4丁目13番1号
営業時間:7:00~23:00
休日:無休
公式サイト:https://www.komeda.co.jp/shop/detail.html?id=1037
ランナーにはくれぐれもご配慮を
なお、池の周囲はジョギングコースになっており、多くのランナーの方々が走っておられます。
釣りの際にはトラブルにならないよう、くれぐれも配慮してくださいね。
ということで、粕屋町の人気バス釣りスポット「駕与丁公園」のご紹介でした。
先述したように、人気釣りスポットであるがゆえに、ビッグバスを釣り上げるためには何度も足繁く通って池の特徴をリサーチしなければなりませんが、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
駕与丁公園(かよいちょうこうえん)
住所:福岡県糟屋郡粕屋町駕与丁3丁目2-1
アクセス:JR長者原駅から徒歩10分、JR酒殿駅から徒歩5分
駐車場:あり
粕屋町公式サイト:ttps://www.town.kasuya.fukuoka.jp/s028/010/020/20191116203840.html
参考サイト
https://www.crossroadfukuoka.jp/spot/11454