18万人余りが選んだ「住みたい街」のトップは福岡市だった
出所:『いい部屋ネット 住みたい街ランキング2024』(画像提供:大東建託)
賃貸住宅の建設・管理や不動産仲介業務などを手掛ける大東建託株式会社(東京都港区、竹内啓社長)は2024年8月21日、『いい部屋ネット住みたい街ランキング2024<全国版>』を発表した。
同ランキングによると、福岡市は5年連続で第1位を獲得した。
続いては4年連続で第2位:那覇市、第3位:横浜市という順位だった。
第1位となった福岡市に対して、回答者から寄せられたコメントとしては、次のようなものだった。
「繁華街がコンパクトにまとまっており、住みやすそうだし、遊びやすそうだから」(女性30歳・未婚・事務職)
「以前住んでいて土地勘もあり、便利。税金の面や子育て支援など充実している」(女性38歳・既婚・事務職)
「ほどよく街が栄えていて、自然も近くにある。物価も安い」(女性49歳・既婚・専業主婦)
「繁華街でありながら自然もあって暮らしやすそう」(女性56歳・未婚・自営業・自由業)
「ほどよく都会で、子連れでも生活しやすいイメージ」(女性41歳・既婚・専業主婦)
これらのコメントからは、コンパクトシティーとしての利便性の高さに加えて、〝ほどよく都会〟であり〝ほどよく田舎〟ということで自然にも恵まれているというバランスの良さでも評価されていることが分かる。
『いい部屋ネット住みたい街ランキング2024<全国版>』では、調査期間である2024年2月21日~3月14日に回答した18万3,727人のうち、「福岡市」と回答した得票は1,235票であり、得票獲得率は0.7パーセントだった。
『住みここち(自治体)ランキング』で福岡市中央区がトップ10入り
出所:『いい部屋ネット 住みここち(自治体)ランキング2024』(画像提供:大東建託)
大東建託株式会社は同日、『いい部屋ネット 街の住みここちランキング2024<全国版>』も発表している。
同ランキングにおいて、福岡市中央区が第10位として、ベスト10入りを果たしていた。
回答者は全国47都道府県の1,890自治体に居住する20歳以上の男女であり、2020年~2024年(一部の回答のみ2019年を追加)に回答した84万2,238人だった。
対象自治体は、2020~2024年の回答者数で50人以上の自治体だ。なお、2020~2024年の累計人数で50人未満の自治体については、2019年の回答も累積している。
『いい部屋ネット街の住みここちランキング2024<全国版>』での評点は、今住んでいる街への評価について、「大変満足している」100点、「満足している」75点、「どちらでもない」50点、「不満である」25点、「大変不満である」0点として、その平均値をはじき出した。
さらに評点について、平均値からの乖離を示す偏差値を用いてランキング化した。
一方、『いい部屋ネット住みたい街ランキング2024<全国版>』では、入力された自治体名を基に複数の候補を表示して、選択してもらうフリーワード・サジェスト方式による回答から投票数を集計して作成した。
『いい部屋ネット街の住みここちランキング2024<全国版>』『いい部屋ネット住みたい街ランキング2024<全国版>』の調査企画および設問設計・分析は、大東建託賃貸未来研究所の宗健フェローが担当した。
調査方法は、株式会社マクロミルの登録モニターに対して、インターネットを用いて調査票を配布・回収した。
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参照サイト
大東建託株式会社『街の住みここち & 住みたい街ランキング2024』
https://www.kentaku.co.jp/miraiken/market/pdf/research/sumicoco/release_sumicoco2024_zenkoku_20240821.pdf