福岡は住みやすい?20代単身の一人暮らし生活を全公開
8:00 起床
一人暮らしの朝は、太陽の光とともに始まります。ちょっとだけカーテンを開けて、太陽が昇って来た頃に自然と起きられるようにしています。目覚まし時計をセットせずに起きるのが最近の日課です。
東京は都会で賑やかなイメージですが、福岡は都会で便利な一面もあります。福岡市は政令指定都市の中でも5番目に人口が多い市町村です。
159万人以上(2020年2月1日現在)が暮らす地方都市として都会な面もあります。都市の活気や景気は、人口に比例すると言われますよね。
事実、人口が多い、神奈川、大阪、名古屋、札幌は、地方都市として栄えています。人口が5番目に多い福岡市だからこそ、都会で栄えている面があります。
また、福岡の天神や博多から電車で数十分の場所にある糸島市は、自然も豊かで、都心部へのアクセスも良いことから移住したいエリアとして人気です。
糸島市までは、福岡市の中心部から車で約1時間というアクセスの良さも魅力です。都会の住みやすい便利さを感じられ、なおかつ近場に田舎も感じられるのが、福岡生活の良さです。
9:00 仕事
仕事は、朝、自宅の机で行います。フリーランスとして働いていまして、パソコンを使って仕事を行うことがほとんどです。
仕事相手からのメッセージのやりとり、ウェブメディアの記事作成など、集中して仕事をする習慣をつけています。
個人的な主観ですが、福岡市内は静かで仕事しやすいイメージです。騒音がうるさいだとか、工事の音や騒ぎ声で仕事に集中できないということがありません。
以前、滞在していたフィリピンのセブは建設ラッシュだったためか、工事の騒音が激しかった思い出があります。
もちろん、部屋の立地や滞在先にもよりますが、静かに集中できる環境を作りやすいのは、福岡生活のメリットだと思っています。
11:00 近くのジムでトレーニング
朝、短時間で仕事を終えた後は、トレーニングで体を動かしています。軽い運動をするとスッキリします。ちょっと汗をかくくらいの軽い運動をして、動ける体を維持しています。
自宅の近くにある24時間営業のエニタイムフィットネスを使っています。こちらのジムは、月額7,500円程度で利用できます。
アメリカを中心に、全世界で使えるジムなので、海外出張がある人や、日本全国を飛び回っている人にもおすすめできます。
ここでちょっと耳寄りな情報を。「体は資本」と言われるように、健康を考えることは生きる上で必須ですよね。
福岡市が運営する市民体育館では、1回260円でトレーニング施設を利用することができます。
会員にならなくていいジムとして、福岡市民にも親しまれている人気のジムです。リーズナブルにトレーニングができ、体の健康も維持しやすいと言えます。
12:00 サブスクランチで月額利用
ランチは月額定額のサービスを利用しています。福岡市内であれば、50店舗近くランチを定額で利用できます(2022年3月現在 新型コロナウィルス感染拡大防止により、サービス無期限休止中となっています)。毎日、自分の気分に合わせながら、好きな物を食べに行っています。
この日のランチは、熟成肉丼でした。こちらの肉丼は1,000円以上の値段ですが、月額定額のサービスを利用しているので、リーズナブルに利用できます。
月額制なので、利用すればするほどお得と言えます。土日も利用できるので、自炊するのが難しい単身生活者にはありがたいサービスです。
13:00 ブックカフェ
ランチが終わったら、近くのブックカフェを利用しています。個人的に、本を読むことが好きなので、本が読めるカフェを頻繁に利用します。
コーヒー1杯、300円程度で自分の好きな本がじっくり読めるのはありがたいです。気になっていた本を読んでみては、欲しいと思ったときに購入する。
コーヒーを飲みながら、じっくり読みたい本を選べるのが好きです。ちなみに平日の福岡のブックカフェは、比較的席が空いていることが多いです。
以前、東京都内でブックカフェを利用した時、席が空いていなかったり、人が多くて利用できないことがありました。大阪でブックカフェを利用した際も、座る場所を探すのに苦労した経験があります。
もちろんお店の席数や混み具合にもよりますが、福岡のブックカフェは席が比較的空いており、利用しやすいと個人的に感じています。
15:00 友人と仕事の打ち合わせ
フリーランスの仕事では、友人と仕事をすることもあります。福岡にもフリーランスで働く人が増えてきたので、フリーランス同士でチームになって働く機会も出てきました。
みんな福岡天神の中心地周辺に住んでいるので、気軽に集まることができます。
フリーランス仲間の中でも福岡は家賃がリーズナブルであることは有名で、街の中心地で生活しやすいことも魅力のひとつと言われています。
一人暮らし用のマンションであれば、中央区の繁華街でも気軽な値段で住むことができます。
もちろん、個人の生活スタイルによって、住む場所や環境を選ぶのがベストですが、東京都内の繁華街に住む家賃よりは安く抑えることができます。
アクセスの良い場所に住めば、繁華街まで本当に近いので、徒歩で遊びにでかけることも多いです。
18:00 友人とご飯
夕食はコストパフォーマンスのいい美味しい料理を食べます。博多湾の市場では、一貫100円の回らないお寿司が食べられます。
福岡は料理が美味しいことでも有名ですよね。リーズナブルな値段で、美味しい夕食が食べられるのも、福岡の良さです。
海外で同じようにお寿司を食べることって、なかなかできることではありません。海外で100円のお寿司を食べられる場所を探すこと自体が難しいですし、鮮度の高い美味しいお寿司を探すのも大変です。
札幌で食べた海鮮。確かにとっても美味しかったです。
また味も日本国内でもかなりのレベルです。先月、北海道へ仕事で行きました。北海道は、海鮮が美味しいことで有名ですよね。しかし、福岡で食べるお寿司は、北海道で食べたお寿司に負けないくらい美味しかったです。
20:00 温泉でゆったり
夕食を食べた後は、近くの温泉に行きます。特に冬場は、温泉にゆっくりつかるのがおすすめです。博多湾の近くにいくつか温泉施設があり、気軽に利用できます。
福岡市内はバスが便利です。ちょっとした区間であれば100円で移動できます。温泉にゆっくりつかって体の疲れをとって、バスで自宅に帰ることもできます。
21:00 部屋でゆっくり
家に帰ったら、部屋でゆっくりしています。YouTubeを見たり、動画配信サービスを使ったり、明日の予定を立てたりと、マイペースに過ごしています。
自宅から近い範囲で生活の用事を済ませることができるため、自由な時間を確保しやすいという点も、福岡で生活する上でのメリットです。自分のペースで生活しながら、しっかり仕事をする時間が作れます。
住みやすさについて、友人とも話してみました
福岡市内に移住してきた友人は、みな満足していると言っています。特に満足している点は、やはり福岡市内が「コンパクトで便利」な点です。
福岡市内の中心地に住んでも家賃はリーズナブルで、徒歩で移動できる範囲に、レストランやカフェが数多く営業しています。
友達と仕事の打ち合わせも気軽にできるし、カフェを使って本を読むこともできます。
福岡市は、政令指定都市の中でも人口増加率が最も高い都市です(2020年3月現在)。
大学進学を機に福岡へ来る10代の学生や、仕事を転職し福岡に戻ってくる20代から30代の若者も集まっている街です。
その相乗効果で、九州近辺の都道府県から福岡市へ移り住む若者が増えています。
大満足の福岡で、あえて「もっとこんなものがあったらいいな」と思うこと
福岡は人気があります。ただ、外国人観光客には、まだまだ認知度が低いです。東京、京都、大阪、札幌、広島等々、日本には外国人に人気の観光地がたくさんあります。
人気の観光地と比べると、福岡はまだまだ「観光地の候補」にあがっていないのも事実です。
先日出張で訪ねた札幌での1枚
僕の友人の外国人は、東京から新幹線に乗って、京都、大阪、広島まで行ったものの、福岡までは行かなかったと言っていました。理由は、シンプルに「観光したいと思う場所がなかったから」とのことでした。
日本の中では、福岡は人気の街になりつつあるものの、まだまだ外国人には魅力が伝え切れていないのは残念ですよね。もっと、外国人にも知ってもらえるようなメディア戦略や観光マーケティングが必要かもしれません。
いずれにせよ「外国人」にも住みやすく魅力的な街になるともっと素敵な街になりそうです。
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以上、福岡の一人暮らしのリアルな1日をご紹介しました。福岡市は、人口159万人の地方都市です。
コンパクトシティと呼ばれるように、中心地はトレーニングジムやブックカフェ、サブスクランチなど、一人暮らしの単身者に便利な施設やサービスがいくつもあります。バスや徒歩圏内で、温泉施設や美味しいお寿司が食べられるのもポイントです。
移住した友人たちも福岡の中心地での生活に満足しています。ただ未来の福岡市を考えるのなら、外国人も集まる面白い都市になってくれることも期待しています。
福岡は都会で便利な面と、自然を感じながらゆったりした面の、両方が感じられるエリアです。気になった方は、ぜひ福岡に遊びに来てください。