女性活躍ジャーナリスト
村山 由香里
働く女性を応援する情報誌「アヴァンティ」創業者として福岡の女性起業家の先駆者的な立場であると同時に、編集者・インタビュアーとしても豊富な経験を持つ。福岡県男女共同参画センター「あすばる」館長在職中は、女性起業家支援、企業における女性活躍に力を注ぎ、男女共同参画センターが経済界と連携する基礎をつくった。現在、フリーランスとして企業支援や自治体の女性活躍推進事業に携わるとともに、人と人がつながる場「天神キャリア塾」を主宰している。

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【福岡おばちゃん達の挑戦】コロナ禍で同窓会もオンライン。参加者の6割が60代以上という女性だけの同窓会がアツイ。

在宅勤務、会議はオンライン、営業活動もオンライン、プライベートで受講するセミナーもオンライン、飲み会もオンライン。すっかりコロナ禍の生活に慣れてきた私たち。そんななか、同窓会などの在り方も変化してきています。今回は、最高齢88歳、参加者の6割が60代以上というオンライン大学同窓会の話題です。私、村山由香里は、昨年度より、この同窓会組織、九州大学女子卒業生の会「松の実会」の事務局長をしています。

人生、いつでも巻き返しができる!「わたし、このままでいいのかなあ」非正規雇用女性たちの声を救う、福岡の新たな取り組み。

コロナ禍の中、働く人たちの取り巻く環境が早いスピードで変化しています。今年1月から9月までに失業した人はハローワークを通した調査で6万人を超え、実際はさらに多いとみられます。雇用の調整弁として使われ、職を失う可能性が高いのは非正規雇用で働く人たち。独身で自活してきた女性たちの生活を直撃しています。女性活躍ジャーナリストの私、村山由香里が非正規雇用の今と昔を追っていきます。

こんな時こそ、未来に向けて力を溜めよう ~小さな工務店の女社長の闘い~

私、女性活躍ジャーナリスト 村山由香里が福岡で活躍する女性たちを追うコラム。今回は、いまだ女性率3%という超マイノリティな建設業界で「もっと女性活躍の場づくりを!」と奮闘する、有限会社ゼムケンサービスの社長 兼 けんちくけんせつ女学校の校長、籠田淳子さんにお話しを伺いました。籠田さんが描く、建設業界での女性地位の今と未来とは。コロナで多くの方が大変な時ですが、こんな時こそ、自分の未来をしっかり見つめ直すきっかけになれば幸いです。

上野千鶴子 東大名誉教授 福岡来たる!~男女平等とは、違っていても差別されない権利~後編

昨年の東京大学の入学式祝辞で一躍時の人となった上野千鶴子さん。日本を代表する女性学のパイオニアです。前回に続き、今年2月に上野千鶴子さんを招き開催した天神キャリア塾、今回はトークセッションをお届けします。女性活躍が主要政策となりながらも女性活躍後進国から抜け出せない”今”だからこそ、上野さんからの福岡女性に向けたメッセージ。ぜひ、読んでもらいたいです。

上野千鶴子 東大名誉教授 福岡来たる!お茶くみNO!世の中を変えた女性学

東京大学の入学式祝辞で一躍時の人となった上野千鶴子さん。日本を代表する女性学のパイオニアです。私、村山由香里が尊敬してやまない方で、15年ほど前にお会いして以来、働く女性の問題や男女共同参画、アラフォー世代のおひとりさまなど様々なことを語り合ってきました。女性活躍が主要政策となりながらも女性活躍後進国から抜け出せない”今”だからこそ、上野さんからの福岡女性に向けたメッセージ。ぜひ、読んでもらいたいです。

福岡成長の鍵を握る福岡女子たち ~えっ、福岡にいたら結婚できないの?!~

「男子、どこにいる?」―今に限らず、福岡女子からよく耳にする言葉です。福岡市の女性の未婚率の高さは全国トップクラスとも言われています。理由の一つは、大学。短大や大学で九州中から学生が福岡都市圏に集まり、男子学生の多くが東京へ、女子は地元に帰らず福岡に留まります。しかし、その福岡に残った女性たちこそが、今日の発展を遂げる福岡の鍵となったといっても過言ではありません。女性の多さがこそが福岡のまちづくりのパワーの源なのです。

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