「白ストックを食べましたか?」
結構な頻度で聞かれた、このword。 え、いや、まだです、、、(もじもじ) と、答えること早幾年。 早く食せよ、わたし! と思いながらも なかなか購入叶わずにいました、パンストック天神店さんの「白ストック」。
ストックさんは、福岡のパンloverさんなら皆様ご存知!?の「パンストック」さんの2号店。 本店が東区にあるため、比較的交通の便の良い天神地区に2号店、しかも、お買い物のついでに立ち寄りやすい♪買いやすいー♪ということで、みんなが狂喜乱舞したのは昨日のことのように覚えております(^^)
ですので、筆者も勿論伺ったことはありますし、パンの購入もさせて頂きましたが、噂の「白ストック」とやらには、出会ったことがなかったのか、ほかの目当てのパンに夢中で気付かずにいたのか。 記憶力も弱ってくる齢ゆえ、行った時には頭から「白ストック」のことが抜け落ちることも数度、、、
しかし冒頭のように、何度も浴びせられる「まだ食ってねぇのか」的な、見下されたかのような視線に(勝手な被害妄想です) ついに耐えがたくなり、ようやく重い腰をあげて行って参りましたー! 狙うは「白ストック」1点也!!
狙いを定めて。いざパンストック天神店へ
オシャレな店内に足を踏み入れると、それはまぁ見目麗しいパンたちが並んでおります。 うんうん、 そうね、 きっとそうね、 ちょっと華やかなパンたちに埋もれるように、ひっそりと、茶色い「まくら型」の白ストックさんは鎮座していらっしゃった。
白ストックだからと言って、白いパンではなかった。 木目のインテリアが印象的な店内に、馴染み過ぎるほど馴染む、茶色、小麦色。 だからそうね、 ごめんね、 アナタの存在に、 気づいてあげられてなかったんだわー(懺悔) 地味な見た目のパンほど、滋味に溢れているということを、1番わかってる(つもり)のパンオタクなのに、ごめんなさい、と独り言ちつつ、大切に大切に、その柔らかい、油断すると潰れてしまいそうなほどに柔らかいパンを持ち帰った。
そして、 いよいよ実食です。 この手触りは、生食だな。 購入時からそう感じておりました。 (※生食=焼かずに食べること) なので、焼かずに、頂きます。
歯触り、もーっちり。 柔らかい生地は、ミルキーな甘味に溢れており、蜂蜜も入っているとのことで、その効果もあり、しっとり〜♪ 甘味はあれど、押し付けがましい甘味ではなく、ナチュラルな、体がスッと受け入れるくらいの甘味なので、毎日食べたくなる。 サンドイッチに、ぴったりすぎる。 うんうん、白ストックさん、やっぱり噂通り美味しいです。 そして、パンオタクさんたちが勧めるだけあり「地味だけど滋味」な魅力に溢れていました(^^)
狙いは1つ、のはずが・・・
ちなみにこの日、 狙うは白ストック1点也!なんて言いましたが、、、 ひとつだけ買うなんて、実は出来なかったのです、すみません。
この、ついつい買ってしまった、天神店限定「ピタパンカラヒ」が本格的すぎてビビる。 結構辛いんですよ、それに加えてこの丸っと唐辛子。 この唐辛子は食べていいのか?笑 悩みそうだったので、予め店員さんに聞いておきました。 食べて良いそうです、がぶり!(そこまで激辛ではない)
ライ麦配合のピタパンは、柔らかいけど、しっかりとした頼りがいもある生地、なので、これだけずっしりした具材を任せられるんだろうな。そう思うほどに、このサンドはずっしり重いんです。奥の方にはコールスロー的な、人参とキャベツも入っていて、これがまた、このサンドの“本格さ”に拍車をかける。 この酸味が、ビリヤニ(インドの炊き込みご飯)に添えられるライタ(キュウリのヨーグルト和え)みたいで、ピタパンカラヒのスパイシーさと相まって、よい、よい!
滋味な白ストックさん。 本格的カレー屋さんみたい!なピタパンカラヒさん。 どちらのパンにも、それぞれの魅力がある。 そんなパンが作れる、両刀使いができるパンストック天神店さんにも、 最敬礼!そんな気持ち。
後付けになっちゃうけど、 両方とも買ってよかった。
店舗情報
パンストック天神店
住所:〒810-0002 福岡県福岡市中央区西中洲6−17[map]
営業時間:8:00〜19:00
電話番号:092-406-5178
定休日:月曜、第1・3火曜
Instagram:@pain_stock_tenjin