東京から移住した元放送作家が語る「フクオカ」の魅力と、●●と。⑯

「ゴリパラ見聞録」に続き、「福岡くん。」も東京へ!2023年は福岡のテレビが東京を席巻する!? きむ兄の提言、挑戦せよ福岡のテレビマン

フクリパが癒着してきたTNCのバラエティ番組「ゴリパラ見聞録」が、2023年1月、ついに東京の地上波デビューを果たしました!さらにはFBSのバラエティ番組「福岡くん。」も2023年2月12日に東京でのOAが決定!この「福岡のローカル番組が東京で取り上げられる」現象をつぶさに見てきた&福岡に移住してきた、元放送作家・きむ兄ならではの考察コラムをお届けします!

「え、ゴリパラ見聞録がフジテレビで流れるの!?しかも5日間も」

 
2023年が始まったばかりの1月6日、ツイッターを眺めていたら個人的にとんでもないニュースが流れてきました。まだ1月が6日しか経ってないのに、きむ兄的2023年10大ニュースのひとつが確定しました。
 
きむ兄がフクリパ記事として追いかけている福岡の人気バラエティ番組「ゴリパラ見聞録」が、2023年1月からスタートしたフジテレビ系全国ネット・お昼の新バラエティ番組「ぽかぽか」内で放送されることが決まったのです。ぽかぽか内で、全国のフジテレビ系列の人気番組を1週間紹介するというコーナーで、ゴリパラがその枠を勝ち取ったわけです。
 

喜びのLIVE配信。

これはテレビ業界で働いたことがないビジネスパーソンや学生さんにはピンとこないかもしれないので、きむ兄が補足的に説明します。テレビ番組の放送は、大きく2つに分けて「全国放送」と「ローカル放送」があります。
 
人気番組やサッカーワールドカップなどの国民的なイベントは全国同じ時間に同じ番組を見ることができます。これに対し、ローカル放送は「関東エリア」「大阪エリア」「名古屋エリア」「北海道エリア」「福岡エリア」など、ある地域に住んでいる人しか見られない番組を指します。
 
例えばゴリパラが放送されているフジテレビ系列のテレビ西日本で金曜夜7時から放送されている「華丸・大吉のなんしようと?」。福岡に住んでいる人は博多華丸・大吉の街ブラ番組で楽しんでいますが、この時間帯のフジテレビでは「坂上どうぶつ王国」が放送されています。つまり、東京にいると「なんしようと?」は視聴できないのです

なんと、さらに「福岡くん。」も東京へ!!

そんな福岡でさらに、もう一つの番組が2023年2月12日、東京で放送されます。それが「地元検証バラエティ 福岡くん。」「福岡のあんなことやこんなこと!頼まれてもないのに、根掘り葉掘り調べまくる検証バラエティ!」をコンセプトに掲げ、地元・福岡では超人気番組として君臨しています。


©FBS

©FBS 

きむ兄は移住前、福岡に旅行に来たときにホテルでこの番組を見たのですが、あまりにもクオリティが高くて「福岡にもこんな面白い番組があるんだ。。。すごい」と唸った記憶があります。
 

TVerの広がりがテレビを変えた

 
しかし、そんな環境がここ1年でガラリと変わりました。それは「TVer」をはじめとしたテレビ番組の見逃し配信プラットフォームでコンテンツが増え、認知が拡大したからです。特にTVerは民放テレビ公式のプラットフォームとして、地上波で放送されたドラマやバラエティ番組、アニメなどを期間限定で見逃し配信をしています。
 
2015年のサービス開始当初は、テレビ局に見逃し配信への抵抗があったのか、配信番組も限定的でしたが、年々配信番組も増え、現在は東京や大阪だけでなく、全国各地のローカル番組の視聴が可能になりました。さらに、キー局の夜の時間帯では地上波とTVerの同時リアルタイム配信も行われていて、これまでのテレビ番組の視聴スタイルの在り方をも変えてしまいました。
 
こうしたTVerなどの広がりを受けた影響なのか、2022年後半には雑誌やWebメディアで「地元の人気テレビ番組特集」が組まれるようになりました。


>>DIME「TVerやYouTubeでも見られる!テンポの違いに癒やされる東日本エリアのご当地人気バラエティー番組8選」

隈元 信一 (著)『探訪 ローカル番組の作り手たち』

詳細はこちら

松本 創 (著)『地方メディアの逆襲』

詳細はこちら

 
TVerがなかった頃はこのような特集を組んでも「いや、東京じゃ見られないから!」と疑いようのないツッコミが入ったに違いありません。しかし、もうテレビの番組表に縛られることなく、いやもはやテレビという映像機器の前でテレビを見なくても「テレビ番組」を見ることが可能な時代になったわけです。

きむ兄がテレビ業界に足を踏み入れた2006年は、まだまだ「テレビ最強」の空気がまん延していました。iPhoneもなく、いわゆるガラケーで動画はおろか写真もまともな画像で撮れない時代だったので、たった17年でここまで映像コンテンツをめぐる環境はしたのかと、様々な思いが駆け巡ります。(余談ですが、無料動画配信サービス「GyaO!」が2023年3月31日でサービスが終了するのも、青春を駆け巡ったが感じがしました)
 

ローカル番組が東京を席巻する元年になる!?

話を冒頭に戻します。ゴリパラがTVerでの配信を始めたのは2022年の春。そこからTVerでの登録者数を増やし、現在では4万5000人が登録しています。ゴリパラは元々、CS放送のフジテレビONEで過去の放送が定期的に流れていて、これを見てキッズ(ファン)になった人も多いので、すでに全国区の人気を獲得していました。私もこのCSキッカケでゴリパラキッズになりました。
 

©TNC

10万人突破記念LIVE。

ただ、CS放送は福岡での最新作が放送されることがなく、放送してからかなりの月日がたった回しか放送されませんでした。しかし、TVerが始まったことにより、テレビ西日本でゴリパラの放送が終わった瞬間から、TVerでの配信が始まるのです。つまり、東京にいながらにして、ゴリパラのほぼリアルタイム視聴ができるようになったのです。
 
これはテレビ番組の時間と場所を選ばない視聴スタイルの賜物で、テレビ業界に15年いたきむ兄にとっては、非常に感慨深い出来事なのです。まさにTVerの拡大が「全国放送」と「ローカル放送」の垣根をなくしていったのです。
 
つまりは福岡のローカル番組を全国の視聴者が見る土壌が出来上がったということです。もしTVerで話題になれば東京のテレビマンが「ちょっと面白いから地上波でも放送してみよう」という流れになるのも夢ではないのです。2023年は、ローカルテレビ局の番組が東京でバンバン流れるキッカケの年になることでしょう。
 

福岡から東京に刺さる番組を作ってみませんか?

 
ここできむ兄から、大好きな福岡のテレビマンの皆さんに提案です。東京のテレビマンに「やば、この福岡の番組面白いな」と言わせるような番組を作ってみませんか。いわば「ゴリパラに続け!」的な、東京に槍をぶっさす番組を作りましょうよ的な話です。
 
ヒット番組に法則はありませんが、ひとつキーワードを挙げるとすれば「圧倒的な属人性」です。東京にいると、全国ネットの番組でありとあらゆる場所の名所や観光地をタレントが訪れています。もはや取り上げられていない地方の名所やグルメは、ないと言っても過言ではありません。
 
そういう意味ではゴリパラも極めて属人的な番組です。ゴリパラの3人に加え、ディレクターの冨永さんもそこに加わり、唯一無二のクオリティを生み出しています。それは「福岡のどうでしょう」というキャッチフレーズの元となった、俳優の大泉洋さんと全国区のスターに押し上げた北海道の超人気番組「水曜どうでしょう」の伝説的立ち位置を見ても明らかでしょう。
 
きむ兄が東京から移住してきて2年ちょっと、福岡のテレビを見ていて「お、これはなかなかのポテンシャルを秘めている」というタレントさんがいました。福岡よしもと所属のタレント・服部さやかさんです。


©YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.
 
東京の方に服部さんを紹介しますと、元々は福岡のアイドルグループ「LinQ」の創設メンバーのひとりで、脱退後は福岡よしもとに所属し、リポーターを中心としたタレント活動をしています。
 
福岡のテレビマンの皆さんからは「え、服部が?」という声が上がってくるかもしれません。ところがどっこい、私は彼女の中継先での振る舞いや、ラジオパーソナリティとして喋るポテンシャルは、かなりのものだと思います。
 

これはあくまで私の推測ですが、服部さんが持つトーク力やそれに付随する「ぶっちゃけ力」が全開になった時、福岡のテレビマンには戸惑いと困惑が生まれるのではないかと思っています。
 
福岡のテレビ番組を見ていると、前に出てぐわっと爪痕を残すタレントさんが少ないなと。これはひょっとして九州・福岡の「女性が一歩引いて」という文化がテレビの中にあって、知らず知らずのうちに女性が前面に出るのを避けている風潮があるのでは、きむ兄は思考を巡らせました。
 
もちろん全ての福岡テレビマンがそうとは言いませんが、服部さんがもっと自由奔放に活躍できるスタイルの番組が生まれたら、確率は決して高くありませんが、東京にさせるぶっとい槍が生まれるかもしれません。
 
最後は福岡愛あふれる文章になりました。きむ兄は福岡が大好きです。東京も大好きです。だからこそ、いまこそ福岡という土地から東京のテレビマンに刺さる番組が増えてくれればいいなと切に願っています。あ、もちろん異論・反論は大歓迎です。大いに語り合いましょう!

>>ゴリパラ見聞録
>>福岡くん。東京におジャマしますSP

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移住系ライター
きむ兄(木村公洋)
2020年秋に東京から福岡に移住した元・放送作家。現在は中小・ベンチャー企業、フリーランスのPRに関するアドバイス・企画立案戦略をサポート。マスコミ業界に15年いた目線から福岡の魅力、東京との違いを発信します。東京で見なかったもの「高校の同窓会中止のお知らせが新聞の全面広告に載っていた」

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