【3】ビジネスの数字の知識をつける
起業する前に身につけておくといいのが「数字」の知識です。個人で仕事をするのなら、お金の管理はできるに越したことはありません。
例えば「確定申告ってどうすればいいの?」とか「そもそも売上と利益の違いは?」というような基礎は事前に知っておくべきです。
日本で起業するのであれば、個人事業主は確定申告をする必要があります。税理士さんにお願いすることもできますが、ある程度、自分で中身を理解すると役に立ちます。
フリーランスに人気の本は『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』や『令和改訂版 フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。』です。
『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』
詳細はこちら『令和改訂版 フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。』
詳細はこちらこの2冊に書かれている内容は全て頭に入れるくらいの気持ちで読むのがおすすめです。
☑︎ 確定申告の知識
☑︎ 売上と利益の違い
☑︎ 貸借対照表が理解できる
☑︎ 損益計算書がわかる
【4】知ってて損はない雇用保険(失業保険)の知識
「会社を辞めることは決まったけど何をしていいかわからない」「仕事を辞めた後、転職も含めてゆっくり考えたい」という人は、失業手当を受給するのも選択肢の一つです。
厚生労働省のホームページの『雇用保険制度※』にもあるように、失業手当が国から受給できます。
『労働者の生活及び雇用の安定と就職の促進のために、失業された方や教育訓練を受けられる方等に対して、失業等給付を支給します。』とあるように、失業に対して給付金がもらえる制度があります。
受け取れる金額や期間は、前職の雇用期間や給与金額によって異なります。厚生労働省の公式ページに詳しい条件が記載されているので、読み込むことをおすすめします。
あくまでも「就職の促進」や「教育訓練」の一環なので、バリバリ起業する人向けではありません。「何かあった時は失業保険がある」「就職や教育訓練のサポートが受けられる制度がある」という知識を頭の片隅に置くという話です。
福岡市で起業する前にやるべきこと
起業したいというモチベーションがあるのであれば、どんどん行動しましょう。会社を辞めた後に後悔しないためにも、できる限りの準備をしましょう。
「会社を辞めてから考えればいいや」と楽観的にならず、会社を辞める前から「やりたいことの準備」をすべきです。
しっかり準備をしている人ほど成功している傾向にあります。要するに、先の未来が見えてできる限り努力している証拠です。どんなビジネスをするにせよ、事前の準備は必要不可欠です。
福岡で使える制度を最大限利用しながら独立の準備をしましょう。