漁港のすぐそば。廃材のセレクトショップ「土曜日のMATERIAL MARKET」
“映え写真”スポットとしても有名な「ジハングン」のすぐ近く、漁師町の中に「土曜日のMATERIAL MARKET」は在ります。
運営しているのは、プロダクト、グラフィックデザイナーとして活躍している久保夫妻を中心とした5名。2015年頃から、イベントに参加する形などで販売を行っていましたが、2019年より土曜日のみオープンするお店をオープン。
MATERIAL MARKETは、いわゆる「廃材」のセレクトショップ。本来ならば廃棄される運命の、工場などから出る廃材は端材の中から、素材として価値を見いだせるものを販売。現在は、約30の取引先の廃材が扱われていますが、久保夫妻が現地に出向き、素材として魅力のあるものをセレクトしているのだそう。
個性豊かな廃材たちがずらり
例えばこちらのアートなドット柄の封筒は、目が不自由な方に向けられた点字の新聞を活用しているもの。
そのほか、お箸の製造過程で出たヒノキの廃材や、手染めされたリネンの糸端など、使い手次第で様々なアイテムに変身しそうなアイテムが多数。
こちらは、伊万里焼の器を焼成する際に製品を置く土台として使うもの。使用後は廃棄されていたのだとか
MATERIAL MARKETが目指しているものは、「廃材が廃材でなくなる日」。そのために、情報をつなげられるようなプラットフォームを作りたいと考えているのだそう。
ここにくると、新たな価値観と出会えたり、唯一無二の素材との出会えること間違いなし。たびたび催事などにも参加しているそうなので、ぜひSNSなどをチェックしてみてくださいね。
【土曜日のMATERIAL MARKET】
住所:福岡県福岡市西区西浦1078-41
営業時間:10:00〜17:00
営業日:土曜
HP:https://www.material-market.com/
Instagram:@materialmarket