1バス停単位で福岡を切り取る「バス停から愛」

実はかなりレアかも。〇〇が4つもある「中央市民プール」【福岡市中央区】

一見なんてことないバス停とそのまわりも、視点を変えれば観光資源。そんな思いで福岡のバス停を取り上げ、ご紹介する本企画。連載128回目は、福岡市中央区にある「中央市民プール(ちゅうおうしみんぷーる)」バス停をご紹介します。

今回は、夏らしいこんな場所からお届け

 

福岡市の場合、市民プールが複数あって、ここは中央(区にある)市民プールなので、英語では CHUO WARD PUBLIC POOL です。位置的には、福岡市の中央から、そこそこ北東に寄っている気もします。

 

ここが中央区でなかったとしても、市の東と中央と西に3つ市民プールがあれば、「(○○市の)中央(付近に位置する)市民プール」と名乗ることもあるでしょう。 その場合は、central pool なのでしょうか。

 

日本のどこかに、中央市という市があるとしたら、そこにある市民プールも、たぶん中央市民プール。この場合は、中央(市の)市民プールであることを強調したい場合は、英語的な表現として自然かどうかはさておき、CHUO citizen poolとか、素直にcity poolとか。市「営」であることに注目するなら、municipal poolになるのかもしれません。

 

中央が固有名詞なのか形容詞なのかによって、意味合いは大きく変わりますが、普段はどちらなのか意識せずに使っています。

 

 

それはさておき

 

 

郊外向けバス停のすぐ後ろに、市民プールがあります。

 

 

特に内容と関係ありませんが、せっかく撮ったのでバス車両の写真もどうぞ。

 

 

 

難易度高め?情報量の多い時刻表と行先表示

 

マリノアシティ福岡は営業を終了しましたが、バス停にはまだ表示が残っています。

 

 

ペイペイドームを経由したのち直進するのか、右折して福岡タワーのほうに行くのかの二択、右折したあとに福岡タワーを終点にするのか、藤崎以遠まで行くのかもまた二択という路線なのですが、

 

 
時刻表は系統が細分化されていて、そこそこ難しいです。

 

 

福岡タワーまで行きたい場合、時刻表1枚目の両端にある「68」と「300」以外はすべて経由し、

 

 
さらに2枚目の「301」以外も全部乗車可となります。どれが最初に来るのか、探すのが大変ですね。「306」の系統の多さは、博多バスターミナルの時刻表とともに、別記事でいつか語りたいと思います。

 

 
都心方向の行き先は、長浜・天神・博多駅方面とシンプルな記述ですが、

 

 
西公園ランプから都市高速に乗る系統が、天神北ランプ経由と、呉服町ランプ経由と、博多駅東ランプ経由に分かれているため、

 

 
同じ博多駅ゆきでも、目的地によって乗るバスを選ばねばなりません。

 

 

よって中央市民プールバス停における醍醐味が、この表示です。

 

次のバス停は、

・天神北ランプ経由が「那の津口」

・呉服町ランプ経由が「呉服町」

・博多駅東ランプ経由が「合同庁舎前」

・都市高速を経由しない系統が「給油センター」

 

と、4箇所が併記されています。かなりレアです、たぶん。

 

車道側の標示なので、確認するときはご注意ください。この写真は反対側の歩道からズームで撮っています。

 

 
特に合同庁舎前経由は、平日朝の通勤時間帯1本だけなので、

 

 

時刻表全体では自己主張が少ないですが、ぜひ注目してください。

 

 

桜並木駅まで直通するものも、平日の朝だけ。

 

 

日祝日限定で、

 

 
いちど天神を経由してから、西郊の野方まで直通する系統も、1本だけあります。

 

 
都市高速経由、夢がありますねえ。

 

 

 

基本情報

バス停名:中央市民プール(ちゅうおうしみんぷーる)

・住所:〒810-0061 福岡県福岡市中央区西公園14[map]

・天神からの行き方例:天神北(3:フタタ前)(那の津方面)から、都市高301 能古渡船場ゆきに乗車。約7分、260円。

 

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バス路線探検家
沖浜貴彦
1972年生まれ・福岡在住。路線図に描かれた終点を想い、途中の狭い区間を苦心して走るバスに愛を注ぐ変態。ブログ「ほぼ西鉄バスの旅」を2008年に開設、日々愛を持ってバスを追いかけ続ける。毎月第二金曜・第四土曜日はバス趣味の現況を共有するサロン「バス路線探検家の会」を運営。

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