世界文化遺産の「三池港」とは?
大牟田市公式観光サイト「おおむたOne plate」より
1908(明治41)年に開港し、日本で唯一の閘門(こうもん)式ドック(※)を持つ港「三池港(みいけこう)」。
大牟田川河口は有明海の干満の差により、大型船の接岸が難しい場所でした。
そのため、三池港築港以前は、三池炭鉱で採掘した石炭を大牟田川河口から小型船で口之津港(長崎県南島原市)や三角西港(熊本県宇城市)まで移送し、そこで大型船に積み替え海外に輸出していました。
この課題を解決するために築港された三池港により、直接海外へ石炭の輸出が可能となり、三池炭鉱躍進の一翼を担いました。
遠浅で干満の差が大きい(最大6m)有明海で、渠内(ドック)の水位を一定に保つための閘門は12.17m、高さ8.84m、厚さ1.20m、重さ91.3トン。100年以上経った今でも現役で稼働しています。
三池港は、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として2015年7月に登録されました。
※水位の異なる河川や運河、水路を仕切り、水量を調節するための装置
参考:大牟田市ホームページ
(https://www.city.omuta.lg.jp/kiji0035805/index.html)
110年前から続く絶景「光の航路」とは?
撮影/ふるいけ博文
三池港の閘門の背後に夕日が沈み、航路先端から閘門を抜けて光がまっすぐに伸びる奇跡の絶景「光の航路」。
日没の方角が北を0度として東回りに247度となる、毎年1月と11月の各10日程度現れます。周辺の工場群と合わせ、撮影スポットとして人気です。
より美しい写真を撮ることができる撮影ポイントである内港からの撮影を望む声に応え、毎年「三池港1番岸壁」が撮影ポイントとして期間限定で開放されます。
撮影ポイント期間限定開放情報
開催日程:11月16日(木)~26日(日)
※日没は17時15分前後
場所:三池港1番岸壁(岸壁の開放時間は16:15~17:30)
駐車場:三池港展望所(大牟田市新港町1)
※平日は15:45から駐車可
1月の開催日程も決まり次第HPなどで発表されます。
大牟田観光に!お得な「おおむた宵酔い」チケットも販売
光の航路開催期間中には、大牟田市内の各所で活用できるお得なチケットを三池港展望所で販売。なんと、3,000円分の飲食・宿泊・タクシー乗車に利用できるチケットが2,000円で購入可能!夜のおおむたをトコトン楽しんでみては?
◎販売・利用期間
令和5年9月1日(金)〜令和6年1月31日(水)
◎販売場所・販売時間
・大牟田観光プラザ(大牟田市不知火町1-144-4)
9時30分〜18時
※月曜休(祝日の場合は翌平日)
・三池港展望所(大牟田市新港町1)
17時〜18時
※三池港展望所では、光の航路開催期間のみ販売
◎販売価格
2,000円(税込)
◎購入数
期間中お一人様2冊まで(販売場所に来られた方にのみに販売)
◎注意事項
※販売は数量限定(なくなり次第終了)です。
※譲渡・換金不可、対象店以外でのお支払いには使用できません。
※利用期間をすぎると無効になります。
※未使用分の返金は出来ません。
※お釣りは出ません。
※紛失、盗難などについて、その責任を一切負いません。
※いかなる理由でも、チケットの再発行はいたしませんので、予めご了承ください。
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