カフェミエル

日本屈指のスペシャルティコーヒー豆専門店が事業承継した創業50年の老舗喫茶店「カフェミエル」【福岡市博多区】

いつの時代でも「カフェ」という存在は人々をトリコにします。近年のSNS人気も相まって、おしゃれなカフェ巡りを楽しむ女性も多い中、にわかに脚光を浴びているのが「昭和レトロな喫茶店」。中年以上の方はノスタルジックを感じ、若者にとってはおしゃれなカフェにないレトロ感が斬新だと感じるんだそうです。そこで福岡に今なお現存する「昭和レトロ喫茶店」をピックアップしてご紹介していきたいと思います!

JR博多駅の向いにあるビルの地下に佇む「カフェミエル」

 

今回ご紹介する「カフェミエル」があるのは、JR博多駅の向いにある「福岡センタービル」の地下街「サンプラザ商店街」の地下2階。人気ラーメン店「一蘭」の手前にあります。

 

福岡市営地下鉄「博多駅」から地下街を歩いて徒歩1分というアクセスの良さもあり、メインの客層は近隣のビジネスワーカーが中心。

 

またここ数年は「世界的な日本の純喫茶ブーム」の影響もあり、韓国・台湾を中心にインバウンド客が多いのも特長。この日も多くの訪日観光客の姿がありました。

 

 

店頭はこのような感じです。黒板に描かれた「寄り添う一杯」というコピーが目を惹きます。

 

 

入り口横のショーケースには昔懐かしい食品サンプルのメニューがズラリと並んでいます。

 

詳しい商品説明も記載されているので、入店する前に要チェックです!

 

創業当初の昭和の空気感をまとった店内空間

 

50年という年月を経て飴色に染まったレトロアンティークな店内。

 

天井から床まで木材がふんだんに使われているのですが、木材は火事になった時に非常に燃えやすい為、ビルテナントでこのような内装は、現代の消防法の観点ではもう作ることができないとのこと。

 

それだけ文化的価値の高いお店でもあるのです。

 

 

味のあるL字型のカウンターが長い年月を感じさせてくれます。

 

 

カウンターの裏側には様々な種類のカップが並んでいます。

 

ちなみにメインのコーヒーカップは香蘭社のものを採用。模様の中にハニー珈琲のロゴがこっそり隠れているそうなので、来店した際にはチェックしてみよう。

 

 

店内を照らす年代物のライトが昭和レトロな雰囲気をより醸し出しています。

 

 

ゴツゴツしたブロック状の石が埋め込まれた特長的な壁面。

このような装飾は昔のレストランや格式の高いバーで見られたそう。

ここまでこだわった店づくりができたのも、昭和時代ならではですね。

 

運営するのは日本屈指のスペシャルティコーヒー専門店「ハニー珈琲」

 

 

このカフェミエルを運営しているのは、福岡はもとより全国的にも名高いコーヒー豆専門店「ハニー珈琲」。

 

2001年に初めて博多でスペシャルティコーヒーを紹介したコーヒー豆専門店で、代表を務める”ハニーおやじ”こと井崎 克英氏は、日本のスペシャルティコーヒー界の第一人者としても有名です。

 

世界各国の情熱を持った生産者と「共に良いコーヒーを作る」という信頼関係、そして同じ情熱や思いを持ち、日々向き合い続ける焙煎がハニー珈琲の品質を支えており、現在は福岡市と北九州市に8店舗を展開しています。

 

出典:https://www.honeycoffee.com/

 

ハニー珈琲がカフェミエルを事業承継した理由

 

お話を伺ったのは店長を務める内田さん。店長歴は今年で8年になるそうです。

 

この場所にはビルのオープン当初から「シャポー」という喫茶店が営業していました。

 

店主の高齢化に伴い、廃業になるという話を聞きつけたビルの管理会社の方がハニー珈琲の井崎社長に相談。

 

誰か引き継ぐ人がいないか知り合いに当たってはみたものの、おしゃれカフェが全盛期だったその当時、老舗喫茶店の事業承継に手をあげる人は見つからなかったそうです。

 

しかし、「長い年月を経て形成されたあの雰囲気はお金じゃ買えない。これは絶対に残すべきだ!」という想いで井崎社長ご自身が事業承継を決意。

 

「古き良き純喫茶の空間でスペシャルティコーヒーを提供する」ことをコンセプトに掲げ、2012年に「カフェミエル」としてリスタートすることになりました。

 

看板メニューのホットサンドを自慢のスペシャルティコーヒーとともに

 

 

看板メニューの「ホットサンド(税込み990円。ハーフサイズは税込880円)」は、「ハムチーズ」をはじめ数種類の中から好きな具材を選ぶスタイル。

※写真はハーフサイズです。

 

 

ハニー珈琲なだけに、ホットサンドの表面にはミツバチとコーヒー豆のイラストの焼き印入りという演出も

チョイスした具材の「ハムチーズ」はシンプルでスタンダードなお味。添えられたサラダもなかなかのボリュームで、少食な方ならハーフサイズでもお腹いっぱいになれます。

ちなみにトーストのパンは激うまベーカリーとして有名な「日之光」による特注パンを使用しているそうです。

 

 

そして自慢の「スペシャルティコーヒー」は税込700円より。

 

まず最初に好きなコーヒー豆を選び、次に「茶こし」「サイフォン」「ペーパードリップ(別途プラス200円)」の3種類の中から好きな抽出方法を選ぶスタイル。

 

このようにカスタマイズができるので、自分にとって”最高の一杯”を飲むことができるんです。

 

しかも、コーヒーはピッチャーで提供されるので、約2杯分の量が飲めてお得です!

 

また、オーダーしたコーヒーの豆の種類と特徴が記載されたカードが添えられているので、自分が飲んでいるコーヒーのことを知ることもできるんです。

 

“ハニーおやじ”イチ押しの「ティラミス」は必食レベル!

 

 

そしてこちらが“ハニーおやじ”こと井崎社長のイチ押しスイーツ「ティラミス(税込750円)」。

 

ティラミスの本場・イタリアの基本中の基本のレシピで作られているそうで、世の中にはいろいろな種類のティラミスがありますが、多くのイタリア人は結局このレシピの味が一番好きなんだそう。そのくらいスタンダードなティラミスなのです。

 

 

このティラミスにはハニー珈琲の「カフェオレベース」が使用されています。

カップの底にはカフェオレベースをたっぷり染み込ませたスポンジが敷き詰められており、マスカルポーネクリームと一緒に掬って食べると、絶妙な美味しさでした!

 

 

店主の高齢化で昔ながらの純喫茶が消える中、SNSを通じて日本の純喫茶が再評価されています。

 

カフェミエルもその恩恵を受け、遠方からわざわざやってくる方や、先述したように訪日外国人も多く、平日でも1日100名、週末には200名もの来店があるんだそうですよ。

 

博多駅から徒歩1分とアクセスも良いので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

 

 

カフェミエル

住所:博多区博多駅前2-2-1 福岡センタービル地下2階

営業時間:9:00〜19:00(O.S 18:30)

電話番号:092-441-2757

定休日:毎週火曜日(2023年9月より)

Instagram:https://www.instagram.com/cafemiel.honey/

 

 


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ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

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