よしもと福岡劇場が「BOSS E・ZO FUKUOKA」7階に誕生してから、早くも4周年を迎えました!ということで、7月28日(日)に、「4周年特別公演 フクゲキ夏フェス 2024 ボケ vs ツッコミ~熱戦!烈戦!超激戦!どっちが結局おもろいと?真夏の夜をさらに熱くする3時間ぶっ通し SP」が開催されました!
出演者は芸歴11年目以上のメンバー+ネクストメンバー+フクセカバトル上位10位以上のセカンドメンバー。総合MCはサカイスト!しかも本企画のキャンペーンリーダーはカーネギー・とらんじっと・パスタとパスタを筆頭に、フクゲキメンバーが大集合してボケとツッコミに分かれての大合戦!歌ってスポーツして、コーナーづくしの3時間SPでした!
若手芸人が先輩芸人をもまとめる、新たな試みの3時間SP
この週末は、4周年のお祝いムードで劇場が大賑わい。なかでも本公演のあった7月28日(日)は、福岡ソフトバンクホークスのデーゲームも快勝とあって、気温以上の熱気に包まれました。
4周年記念公演はこれまでの周年公演とは一線を画し、カーネギー・とらんじっと・パスタとパスタの計6名が「ボケ」と「ツッコミ」の赤組・青組に分かれてのチーム戦という構成に。田中健二、いっちゃく先生などベテラン組をもまとめあげるリーダーシップが鍵となる、まさに総力戦の体制です。
ボケ軍が赤、ツッコミ軍が青のTシャツでのぞみました。
ボケ軍(赤)はリーダーがカーネギー さわとおる、とらんじっと あらた、パスタとパスタ ふぢわら。メンバーはメガモッツ 池内、メタルラック のなか、しゃかりき 光ママ、カイキンショウ ショウキン、インクルージョン 坂下、ザ・ローリングモンキー カツキ、出目金 橋本、メリコンドル うっちーばーば、かば鴉 諸田、太宰 てつ、パフェ ハヤサカ、フルハウス 河野、喜喜かいばしら ぶんぶん、パグ マブダチ、スポットライト まいや、神速エール 福澤、鯉雲 文志郎、金曜ギャル タイガ、超人パンダ 川村、超蝶効果 シャナゾウ、気になるあの娘 ぬま水沼、カイト 丸山、はながらブーツ ラブちゃん、竕 はまじ、 エピローグ なんちゃん、ツジカオルコ、中村圭太、いっちゃく先生、おのうえちえ、プテラノドンごろう、の計30名。
ツッコミ軍(青)はリーダーがカーネギー 松相遼、とらんじっと 原ノコシ、パスタとパスタ まなべ。メンバーはメガモッツ 中川どっぺる、メタルラック 美意識タカシ、しゃかりき ヒロ、カイキンショウ カイラ、インクルージョン 米沢、ザ・ローリングモンキー ムサシ、出目金 あつし、メリコンドル 神宮、かば鴉 イースト亮次郎、太宰 あやむ、パフェ 津野、フルハウス 山田、喜喜かいばしら マウンテン、パグ はじめちゃん、スポットライト 今田、神速エール 西村、鯉雲 椿、金曜ギャル 達也、超人パンダ しん、超蝶効果 彼方、気になるあの娘 にわか片山、はながらブーツ とだみ、竕 もりお、エピローグ 西澤、マサル、田中健二、だいかん、由希也、ストロベリー かずきの計29名。
さらに、各コーナーには令和ロマン、金属バット、めぞんが助っ人ゲストとして登場するばかりかコーナーごとにフル参加するという超豪華企画!地元芸人推しにも、ゲスト芸人推しにも美味しい充実の3時間でした。
3時間ではまったく足りない!7コーナー12演目
ポイント大量獲得を狙え!超ハイテンポゲームバトル
どれだけパノラマ写真に映りこまないようにするかを競う「パノラマ光線かくれんぼ」
助っ人ゲストに令和ロマンを迎え、ミニゲームでポイント獲得合戦!「ぐるぐるバット綱引き」「キャラセリフイントロクイズ」「パノラマ光線かくれんぼ」「ポーズを覚えて大繩」「大遠投!マシュマロキャッチ」の5つの演目が実施されました。
ちなみに令和ロマンはくるまがボケ、ケムリがツッコミです。令和ロマンのふたり、かなり全速力での参加!
結局強いのはどっち!?白黒つけろ!大喜利バトル!!
続いては、助っ人ゲストに金属バットを迎え、お題目に応える大喜利演目が2つ。
登場から場内の空気を持っていく金属バットのふたり。
ボケのみ、ツッコミのみのそれぞれのチームメンバーが、どう笑いをとっていくのかが大注目の内容でした。金属バットの小林、友保の持ち味が最高に生きる暴れっぷり、しかも後々のコーナーにまでついつい余韻を残してしまうおもしろさでした!
メンバーの書いた「おもしろい3文字」を当ててBINGOにする「おもしろ3文字BINGO」
あとあとにまで引っ張ってしまうほど盛り上がった、誰かを連れてきてひとこと「〇〇代表です」とボケる「〇〇代表 試合後インタビュー大喜利」
オシャレ番長の称号を手にするのは?夏のベストコーデ1グランプリ!
事前に公開された参加メンバーの「オシャレコーデ」写真に、なんと3万票を超える投票が!
総合MCのサカイスト・伝ペーは、無事に1位を獲れるかどうか内心ハラハラしていました!
ここではボケ軍、ツッコミ軍がそれぞれに1から4位を当てにいくという戦いに。また、最後には「ワースト1~4位」も発表され、芸人それぞれのキャラクターが浮かび上がる時間となりました。
気力!体力!チームワーク真夏の大運動会!
本日3組目の助っ人ゲスト・めぞんの二人を迎え、お祭り騒ぎにふさわしい大運動会!
大喜利のネタをやりながら登場しためぞんのふたり。
この演目のためもあり、今回は舞台と客席の間に広めのゾーンがあったのですが、このコーナーはこのゾーンを最大限に生かす「巨大ドッヂボール」「紙風船チャンバラ団体戦」が繰り広げられました。
ボケ軍の圧倒的な強さ!特に光ママは何人も倒していくパワフルさで目立っていました。
新ユニット「Fukugeki4」発足!
写真左よりパスタとパスタ まなべ、カーネギー 松相遼、カイキンショウ カイラ、由希也
今年はサカイストを総合MCとし、若手芸人を中心にリーダーが組閣され、「これからの福岡よしもと」の向かうべき道が見える構成でしたが、ここからのコーナーはまさにその色が垣間見える内容に。
サカイスト・伝ペーのプロデュースにより、このたび福岡よしもとに「F4」が誕生!
「福岡よしもとがほかのエリアのよしもとに負けていることは何か」「笑いはもちろんだが、せっかくのビジュアルがあるならそれも武器にしていこう!」と、福岡よしもと若手芸人から選定された4名によるアイドルユニットが爆誕し、そのお披露目が!
まさかのサイリウムを振って総立ちになる観客。4年目の福岡よしもとは、総合エンタメとしてますます盛り上がっていくようです!
一夜限りのおまつり騒ぎ!ユニットコントバトル!
ここからは、観客の投票で勝敗が決まる、全員参加型の演目が続きます。
ボケ、ツッコミにわかれて、ひとつのコントをチームメンバー総出で披露。数人で行うコントと異なり、大所帯のためセリフ合わせもきっと大変だったことでしょう!
ボケ軍のコントは強盗に入られたコンビニが舞台。
ツッコミ軍のコントはブレイキングダウンのオーディション会場が舞台。
どちらも構成もメンバーの持ち味が活きるオリジナリティに富んだ内容でした。
ラストマッチは!白熱の歌合戦!
ミニゲーム、大喜利、人気投票に大運動会、そしてアイドル誕生からのチーム総力戦でのコントと、チームワーク、技術力、体力などなど、福岡よしもとの「力」を様々な趣向で楽しませてくれた3時間超えのスペシャルナイトも、いよいよラストです。
ここではボケとツッコミ、それぞれを代表する歌うま芸人の歌唱に合わせた即興PV制作対決「歌うま熱唱PVバトル」と、文字通りの「リーダー歌合戦」が繰り広げられました。
特に最後の「リーダー歌合戦」はサカイストの二人が涙を流して感動するほどのクオリティ!
ツッコミ軍はかなり完成度の高いアカペラを披露。鳥肌ものでした!
ボケ軍は「歌合戦だよね?」と思ってしまうラグビーの「ハカ」からスタート。これまた見事な構成でした。
きっと大変な準備期間だったことと思いますが、その成果がいかんなく発揮された、素晴らしい締めくくりとなりました!
気になる勝敗は?リーダーと総合MC・サカイストにもインタビュー!
長すぎた夏の宴も、終わりはあっという間。ここまでのすべての演目の総合結果は、130対80でボケ軍の勝利となりました!
「ハカ」の勢いのままに、勝利の雄たけびをあげるボケ軍。おめでとう!
終わったあとの楽屋では、勝利にわくボケ軍の喜びの声と、悔しがりながら反省点を叫び合うツッコミ軍の姿が。
最後にリーダー6名と総合MCのサカイストに話を聞いてみました。
3時間オーバーでしたが、観客は最後まで本当に楽しんでいました!
カーネギー さわとおる「リーダー二人のお陰で形になりました。みんなが背中を見てついてきてくれて、本当によかったです」
とらんじっと あらた「準備段階から若手からベテランまでが融合して『福岡よしもとはこういうものだぞ』というライブができたと思います。本当に最高の一日でした!」
パスタとパスタ ふぢわら「僕は芸歴3年目だったので、ベテランの先輩とは初めて話すことも多く…準備段階で説明するときなどにすごくあたふたしました。以上です!(もうそれでいっぱいいっぱい!)」
カーネギー 松相遼「大変すぎ!!!…コント、歌、アイドル…やることが多かったです!でも、全部やってよかったです」
とらんじっと 原ノコシ「若手芸人ながらリーダーをやらせてもらって、先輩方もまとめなければならなかったわけですが、みなさんNOと言わずについてきてくださって、芸人って最高だなと思いました!」
パスタとパスタ まなべ「コントを担当したんですが、色んな先輩に助けていただきながら、勉強させてもらうこともたくさんありました。そして、福岡を盛り上げて、福岡から売れたいなっていう風に改めて思いました」
サカイスト 伝ペー「福岡に来てよかったなと思いました!!」
サカイスト マサヨシ「右に同じです(一同爆笑)。まなべがいいこと言いましたが、本当に福岡の街のお笑いが盛り上がって、福岡のよしもとから全国区になっていく芸人が必ず出るのではないかと思いました。ひとつ気になったのが、どうしても人数が多いので時間が押してしまうのが気になって気になってあたふたしてしまって。でも、来年の5周年に向けて、ここからまたみんなで頑張っていきたいと思います!」
終演後、全員で記念撮影!
ということで、「4周年特別公演 フクゲキ夏フェス 2024 ボケ vs ツッコミ~熱戦!烈戦!超激戦!どっちが結局おもろいと?真夏の夜をさらに熱くする3時間ぶっ通し SP」。地元の芸人も東京や大阪の芸人も、わちゃわちゃしながら大騒ぎできる楽しい時間となりました。
福岡は、若手芸人がたくさん誕生している劇場です。この記念公演は、そんな若手芸人が次のフェーズを作っていくのでは、というムードを何度も感じさせてくれる、非常に期待感の高まる内容でした。
4年目の劇場も、要注目です!