聞いてよ!修治さん! #001

バブルおじさんはJ.BOY。「24時間は戦いません!!」とキッパリと言おう。

今月からスタートの新企画!福岡でいちばん企画書を書いてきたプランナー・中村修治さんが読者のお悩みにオモシロオカシク答えてくれます。「あー、あるある」「そっか、もうそんな感じでいっか」などなど、生きにくい日々をライトに潜り抜けるためのヒントになったりならなかったり!?ぜひ肩の力を抜いてお楽しみください!

相談者>>>>>>>>

小さな会社を経営しているアラフォー女子です(女子って年でもないですが)。
最近、某朝早い団体に久しぶりに誘われていて困っています。
「私、朝方寝る生活なので厳しいです」
と言っているのに
「そんなのなんとかなるやろう、要はやる気の問題よ、早く寝ればいいだけやん」
と言われ続けています…バブル世代の社長さんに現役バリバリの超氷河期の生活は理解できないですよね…どうやって断ったらいいですか…

<<<<<<<<ワタシの回答

24時間戦えますか!?なんてね、あま―いエナジードリンクを飲んで頑張ったのは我々世代です。バブル世代のおっさんを代表して先に謝っておきます。

そんなワタシたちのテーマソングは浜田省吾の『J.BOY』です。
リリースは1986年。“果てしなく続く生存競争”を続けた“頼りなく豊かなこの国”は、バブルに突入して行ったわけですよ。

J.BOY 受け止めろ 弧独ってやつを♪
J.BOY 吹き飛ばせ その空虚ってやつを♪

・・・ちゅうわけで、思うわけですよ。バブル世代のおっさんの言うことは何処まで言っても空虚なJ.BOYのたわ言ですよ。

その社長さんの「やる気の問題」なんて言うところの“やる気”などというものは、同調圧力と忖度で発生したスカスカの幻想です。

徹夜自慢やハシゴ自慢をする社長さんたちの話なんて、大抵役に立ちませんよ。

“守るべき誇りも見失ったJ.BOY”たちが作ったのは、一億総中流社会の成れの果て。成長しない資本主義社会です。

ニーチェは「若い頃からモテてきた男の想像力は犬以下である」という言葉を遺しています

J.BOYたちの想像力なんてタカが知れているということですね。朝早い団体で、朝から元気なことを自慢するJ.BOYなんて生理的にイヤです。

そういう社長さんに限って、きっと精力剤とか飲んでますよ。


あっ!?どうやって断ったら良いか!?というご相談でしたね。
24時間は戦いません!!とキッパリと。
J.BOYたちの反論なんてのもタカが知れています。

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プランナー
中村修治
1986年に立命館大学を卒業。1989年にバブルの泡に乗って来福。1994年に㈲ペーパーカンパニーを設立し独立。福岡に企画会社など存在もしなかったころから30年も最前線で生きているプランナー。企画書を書いた量とプレゼン回数は、九州No.1だと言われている。JR博多シティのネーミングやテレQのCIなどが代表的なお仕事。コラムニストとしても多誌で執筆。

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