博多なくして“間寛平”なし。博多華丸・大吉のふたりにもルーツのある、とある人の存在
寛平さん
取材に入ると同時に、そう寛平さんが口にした。まだ何ひとつ質問を投げかけてもいないにも関わらず。
寛平さん
今の寛平さんの礎を作った木村進さんは、博多にわか師の初代博多淡海を祖父に持ち、父・平蔵が当時二代目博多淡海として活躍する喜劇役者だった。
寛平さん
福岡ダイエーホークスのユニホームを着て映画『ファンキー・モンキー・ティーチャーズ』にも出演するなど、博多贔屓の寛平さんの原点は、そんな木村進さんとの出会いであり、多感な時季を過ごした大阪での想い出だった。
寛平さん
南海ホークスから福岡ダイエーホークスとなり、福岡ソフトバンクホークスとなった今も、球場に足を運ぶファン。
寛平さん
やっと今日の取材の本丸の話に(笑)。
時代が“寛平ちゃん”を求めている。GM就任秘話
2022年、寛平さんは吉本新喜劇のGM(ゼネラルマネージャー)に就任した。これまでにはない役職。寛平さんのために作られたポジションらしい。
寛平さん
GMに就任した寛平さんは、今回紹介する「新喜劇出前ツアー」などの新しい企画をどんどん進めていく。
NGKに宿る「笑いの神様」
寛平さん
はい、私も、長年テレビで見てきました。
寛平さん
寛平さんの細い目が、いっそう細くなる。
当日は、「寛平じいさん」も登場するかも
寛平さん
隣で、マネージャーも「いてますね。」と頷く。そんな笑いの神様は、寛平さんにずっと微笑みかけてきてくれたのだろう。
寛平さん
ここまで話を聞いてきて、あることに気づく。寛平さんは、ステージ上ではボケ120%の存在だけれど、対面して話してみると、どんな人をも受け入れてくれる懐の深さと、あたたかさと、誰のことも悪く言わないしなやかなやさしさがある。
そんな寛平さんだからこそ、の布陣が、まもなく博多座にやってくる。
多様性を受け入れるやさしいまなざし。“寛平ちゃん”の笑いが求められている
寛平さん
新喜劇は、まさに色んな個性がぶつかる多様性のかたまり。
どんな人も、違っていい。いいのだけれど、距離を置いてしまうのではなく、時にはぶつかり合っても良いのでお互いを認め合おう、両手を広げて受け入れてみようと思える気持ち。そんな想いを芽吹かせてくれる熱量が、寛平さんのまなざしの向こうに広がっていた。
寛平さんが「笑いの神様」への心持ちから生み出す芸は、観る人を心の底から幸せにしてくれる。
ぜひこの夏は、この舞台を通してそんな寛平さんと愉快な仲間たちの熱い想いを感じてもらいたい。
寛平GMプロデュース公演 『新喜劇出前ツアー 2023→2024~寛平ちゃんがグングカッカ、グングカッカポッポ~♪あなたのお膝に~』
場所:博多座(福岡市博多区下川端町2-1)
電話:092-263-5858
◆日程
8月12日(土)①開演12:00 ②開演16:30
8月13日(日)①開演11:00 ②開演15:30
◆観劇料
A席:7,500円 B席:5,500円
◆出演者
【吉本新喜劇】
間寛平、吉田ヒロ、辻本茂雄、島田珠代
やなぎ浩二、平山昌雄、千葉公平、今別府直之、奥重敦史、タックルながい。、信濃岳夫、新名徹郎、レイチェル、大黒笑けいけい、住吉大和 前田まみ、いがわゆり蚊、谷川友梨
【バラエティ】
12日:村上ショージ、テンダラー、ミルクボーイ、金属バット、エルフ
13日:チュートリアル、笑い飯、ギャロップ、アインシュタイン、令和ロマン
※チケット好評発売中!
◆購入方法
博多座電話予約センター:092-263-5555
博多座セールスグループ(グループ観劇):092-263-5880
博多座チケット売場(博多座2階広場正面)
博多座オンラインチケット:https://hakataza.e-tix.jp/pc/hakataza.html
プレイガイド:チケットぴあ、ローソンチケット