分譲マンションを一人暮らしで購入!絶対に後悔したくない方へ不動産のプロがアドバイス

分譲マンションを一人暮らしで購入

「一人暮らしだけどマンションを購入しても問題ない?」

「分譲マンションを購入する時に気をつけるべきポイントは?」

など、マンションの購入を検討し始めると多くの疑問が浮かびますよね。

この記事では、一人暮らしで分譲マンションの購入を検討されている方に向けて、おすすめの間取りや購入までの流れを解説します。

メリットや注意点もわかりやすくお伝えしていくので、後悔しない物件選びをするためにぜひお役立てください。

福岡市中央区小笹の新築分譲マンション!

目次

分譲マンションを購入する一人暮らしの方は増加傾向

分譲マンションを購入する人は増加傾向

近年、分譲マンションを購入する一人暮らし世帯が増えていることはご存知でしょうか。

国土交通省が公表している「令和3年度住宅市場動向調査報告書」によると、2020年4月〜2021年3月の間に新築マンションを購入した一人暮らし世帯は購入者全体の13.2%、中古マンションは17.3%いるそうです。

令和2年度の調査では新築マンションの購入者が8%以下、中古マンションは15.1%だったので、どちらも増加傾向にあることがわかります。

単身向け分譲マンション購入可能な年収や価格

分譲マンション購入可能な年収や価格

では、単身向け分譲マンションを購入するためには、いくらほどの年収があれば良いのでしょうか。

ここでは、分譲マンションの価格と、無理なく購入できる年収の相場を確認していきましょう。

年収はおおむね350万円以上が目安

購入したい物件によりますが、一般的には額面上で年収350万円以上が目安とされています。その理由は、この金額を超えれば住宅ローンの審査を通過できる可能性が高まるためです。

年収が350万円未満の場合は、審査が厳しくなることが想定されます。

なお、大手企業の正社員や公務員の方は高く評価されるので、住宅ローンの審査は比較的通りやすい傾向にあります。

ただし、クレジットカードや自動車ローンなどの滞納が信用情報に記録されていると住宅ローンを取得しづらくなるため注意しましょう。

年収から計算する購入可能な分譲マンションの価格

自分の年収に見合った価格帯で物件を探すことも、分譲マンションの購入で失敗しないために大切なポイントです。

分譲マンションの値段と購入可能な年収

住宅金融支援機構の「2021年度 フラット35利用者調査」によると、物件価格が年収の何倍になるか示した値(年収倍率)は、新築マンションが7.2倍、中古マンションが5.8倍です。

そのため、マンションの購入を検討する際は年収の5~7倍程度に収まる物件を探すのが良いと判断できます。

以下は、年収別物件価格の目安です。

年収と物件価格の目安を示した表

ただし、用意できる自己資金の金額や、住宅ローンで借入れできる金額によっても購入可能な物件の価格帯は変わってくるので、この数字はあくまで一般的な目安ととらえておきましょう。

頭金や借入可能額によっても値段は変わる

マンションの購入価格は基本的に「頭金+住宅ローン借入額」で計算します。

より詳しく把握するためには住宅ローンの金利なども考慮する必要があるので、実績が豊富な不動産会社で具体的なプランニングやアドバイスを受けながら、自分に合った分譲マンションを見つけましょう。

一人暮らし向け分譲マンション・おすすめの間取り

一人暮らし向け分譲マンションのおすすめ間取り

ここでは、「買ってよかった」と思える分譲マンションの選び方・おすすめの間取りをご紹介します。

立地や金額優先なら1LDK

1LDKはこんな人におすすめ
  • できるだけ価格を抑えたい
  • 都市部・駅チカの物件に住みたい
  • 将来的には売却も考えている

一人暮らし向けの分譲マンションを選ぶ際、立地や金額を優先する方におすすめなのが1LDKの物件です。

通常、1LDKの分譲マンションは広さが30~50㎡前後あり、単身者向けにデザインされていることが多いです。都市部や駅の近くに立地する物件が多く、生活の利便性が高い点も特徴の一つ。

好立地な物件を選ぶことで、将来マンションを売却する際にも有利となるでしょう。

地方都市では2,000万円台前半で購入できる物件も存在します。

1LDKの分譲マンションは、立地と価格のバランスが良く、都市生活を楽しみたい単身者にぴったりの選択といえます。

ライフスタイルの変化も考えるなら2LDK

2LDKはこんな人におすすめ
  • 結婚後も住み続けることを視野に入れている
  • 安定した収入がある
  • 将来的には売却も考えている

ライフスタイルの変化を考慮するなら、2LDKの物件がおすすめです。

通常、2LDKの分譲マンションは50〜70㎡前後あり広々とした空間を確保できるため、誰かと同居する場合にも住み続けることが可能となっています。

また、2LDKの分譲マンションは若い夫婦や子育てが終わったシニア夫婦など幅広い世帯から需要があるため、売却時に買い手がつかず困るといったこともないでしょう。

なお、価格帯は利便性が良い地方都市でも平均して3,000万円前後が目安です。

1LDKに比べて高くなるものの、将来の生活を見越した投資として考えて購入しておくのも良いでしょう。

長く住みたい希望と予算に余裕があるなら3LDK

3LDKはこんな人におすすめ
  • 結婚、出産、親との同居なども視野に入れている
  • 将来的に賃貸物件としての活用も検討している
  • 収入面で比較的ゆとりがある

結婚後の出産や、将来的に親との同居なども視野に入れていて予算に余裕がある場合は、3LDKの物件も検討してみましょう。

3LDKの分譲マンションは部屋数が3つ+リビングダイニングがあり、広さも60~80㎡前後あるため複数人で暮らしても十分といえます。

一人暮らしの段階では部屋数が多いように感じるかもしれませんが、ゲストルームや趣味の部屋として活用することもできます。また、基本的に収納スペースが広く確保されているため、私物が多い方にとっては嬉しいポイントといえるでしょう。

将来的に住まいとして不要になった場合は、賃貸物件として活用できる可能性もあります。

ただし、都市部では安くても6,000万円以上、地方都市でも4,000万円以上する物件が多いため、経済的に余裕があり、将来の長期的な計画や予算に合致する方にとっては魅力的な選択肢といえるでしょう。

マンションのおすすめの間取りについては、こちらの記事でも紹介しておりますのでご参考ください。

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一人暮らし向け分譲マンションを購入する流れ

分譲マンションを購入する流れ

一人暮らし向け分譲マンションを購入する際の主な流れは以下の通りです。

①資金計画を立てる

まずは、マンション購入にかかる費用を詳細に計算しましょう。

頭金、ローンの借入額、諸費用(手数料や税金)、引越し費用などを考慮し、予算を設定します。計画を立てずに物件探しを始めると、購入予算が膨れ上がってしまう可能性があるため注意が必要です。

②物件情報の収集

不動産情報誌や不動産ポータルサイトを活用して、希望条件に合った分譲マンションの情報を収集します。

ポータルサイトを利用する際は、地域、価格、広さ、設備、立地条件などの希望条件を設定して候補を絞り込んでいきましょう。

③モデルルーム見学

気になる物件が見つかったらモデルルームや実際の物件を見学し、住環境や設備を確認します。

物件の雰囲気や間取りを実際に見ながら、生活イメージを膨らませましょう。

④住宅ローンの事前審査

銀行や信金などの金融機関で住宅ローンの事前審査を受けます。

収入が分かる源泉徴収票や本人確認書類を提出し、借入可能額を提示してもらうことで物件選びの予算を具体的に調整できます。

⑤購入申込み

購入したいマンションが決まったら、住宅ローン等の資金計画を固めて購入の申し込みをします。申し込みは書面で行うのが一般的です。

⑥重要事項説明・売買契約

住宅ローンの仮審査・宅地建物取引士による重要事項説明が済んで購入できる条件が揃ったら、売買契約を締結します。その際、所定の手付金も支払うことになります。契約締結後は内容の変更が難しくなるため、しっかり確認してから契約しましょう。

⑦住宅ローンの本審査

売買契約後、住宅ローンの本審査が行われます。この段階で、金融機関が融資を行うかどうかを決定します。

⑧入居説明会・内覧会の参加

新築マンションを購入する際は、入居までのスケジュール調整や管理に関する説明会・内覧会が行われます。

⑨残代金決済・引渡し

ローンの実行があり残代金が支払われたら、物件の引渡し手続きを行います。これにより、分譲マンションを正式に所有することになります。

なお、マンション選びから入居までの期間は、一般的に数ヶ月~一年程が目安といわれています。

一人暮らしで分譲マンションを購入するメリット

一人暮らしで分譲マンションを購入した場合、どのようなメリットがあるのか確認していきましょう。

賃貸物件より設備のグレードが高い

一人暮らし向けの分譲マンションは、賃貸よりもグレードの高い設備を持つ物件が多いです。

たとえば、キッチンやお風呂場といった水回りの設備が最新のものだったり、防音性や耐震性が高いなど。

分譲マンションには、賃貸物件よりも快適に安心して暮らせる環境が揃っています。

老後の住居確保につながる

マンションを購入しておくことで、老後の住居確保・家賃負担軽減につながる点もメリットの一つに挙げられます。

たとえば、賃貸物件に住んでいる場合は老後も家賃を支払い続けなくてはいけませんが、分譲マンションはローンの返済が終われば、基本的には管理費や固定資産税の支払いで住み続けることができます

老後の住居に対する不安を軽減し、経済的な自立を支えるためにマンションの購入は有益な選択肢といえるでしょう。

暮らしながら資産形成できる

一人暮らしで分譲マンションを購入するメリットの一つは、暮らしながら資産形成ができることです。

購入すれば自身の資産になるため、将来的には自分の子供へ相続することも可能で、不要になった場合は売却や賃貸物件として収益を得ることもできます。このような資産形成の手段として考える方には、価値が落ちにくい駅チカ物件や、管理状態が良い物件を優先的に検討するのがおすすめです。

一人暮らしで分譲マンションを購入することは、暮らしながら個人の資産形成ができ、経済的な安定と将来の不安への対策につながるといえるのです。

暮らしやすい設備にリフォーム可能

自分の好みに合わせてリフォームできる点も、マンションを購入するメリットです。

たとえば、壁紙を変えたり、キッチンやバスルームをアップグレードしたり、収納スペースを増やしたりすることができます。

賃貸マンションではこのようなリフォームはできないケースが多いため、分譲マンションの購入は理想の部屋を作りたい方にとって魅力的な選択肢といえるでしょう。

なお、同居人が増えてライフスタイルが変化した場合は、引っ越しをしなくてもリフォームで対応できる可能性があります。

団体信用生命保険へ加入できる

団体信用生命保険へ加入できる点も、分譲マンション購入のメリットに挙げられます。

団体信用生命保険は、住宅ローンの契約者が返済中に亡くなったり、高度障害者になったりした場合、保険会社が残債を全額弁済してくれる保険です。

これにより、残された家族にローン返済の責任を負わせることなく不動産(資産)を遺すことができるのです。

一人暮らしで分譲マンションを購入するデメリット

一人暮らしで分譲マンションを購入することは、メリットだけでなくデメリットも存在します。

修繕積立金や固定資産税が発生する

一人暮らしで分譲マンションを購入する際のデメリットとして、修繕積立金や固定資産税などの維持費が発生する点が挙げられます。

マンションの入居状況が悪いと管理費や修繕積立金の負担が大きくなる可能性もあるので、購入前にマンションの入居者が十分に集まっているか、管理体制や経営状況を確認しておきましょう。

気軽な引っ越しが難しくなる

マンション購入後は、気軽に引っ越すことが難しくなる点もデメリットの一つです。

実際、マンションを購入してから急に転勤が決まったりして、マンションを賃貸に出そうとしても入居者がすぐに見つからず、住宅ローンの支払いが負担となることもあります。

このような状況に備えるために、住み替えや売却を考えやすい人気エリアにマンションを選ぶか、将来の変化に柔軟に対応できる間取りを検討することがおすすめです。

売却時にローンが残ることもある

ローン完済前にマンションの売却が必要となった際、必ずしも売却金額が残債を上回るとは限りません。

ローン残債よりも売却価格が低くなってしまう原因として、リセールバリュー(再販価値)が低いエリアのマンションを購入してしまうことが考えられます。

売却後もローンが残ってしまった場合は基本的に一括返済することになるため、まとまった自己資金が必要です。
ただし、「自己資金を用意できない」「滞納してしまう可能性がある」などの理由で銀行へ相談して任意売却になれば、売却後も無理のない範囲で分割して住宅ローンを払い続けることになります。

「そもそも売却するつもりで購入してない」と思うかもしれませんが、ライフスタイルの変化や急な転勤などにより売却を余儀なくされるケースもあります。

そのため、分譲マンションを購入する際は、売却時に損をしないように考えて物件を選ぶことも大切です。

分譲マンション購入に際し、よくある失敗事例と解決策

続いて、分譲マンションの購入後にありがちな失敗事例と、その解決策を確認していきましょう。

騒音やトラブルによる失敗

「住まいサーフィン」に掲載されているマンション購入で後悔した理由ランキングTOP5によると、「平日は静かだけど、休日は隣接するショッピングモールの買い物客が多くてかなりうるさい」「大通りに面したマンションで騒音や排気ガスが気になって窓を開けられない。洗濯物を外に干せない」など、立地の良さがマイナス要因になってしまうケースもあるようです。

騒音問題に関しては、上階や隣室から聞こえてくる子供が発する騒音や、楽器の音が響いてうるさいといったマンション内の生活音も、多くの方が購入後に「失敗した」と感じる要因の一つとして挙げられています。

ちなみに、商業エリアでマンションを購入する場合は、物件購入後に新しいビルやマンションが建設されて日当たりが悪くなってしまうリスクもあります。立地の良さは物件選びで重要なポイントになりますが、周辺環境・

徹底した現地調査でリスクは回避できる

【リスク回避の方法】

  • 周辺環境の調査
    平日と休日、日中と夜間の4つのパターンで現地を訪れ、周辺環境を詳細に調査しましょう。これにより、日常生活における騒音や交通量、日当たりなどの要因を確認できます。
  • 土地利用や都市計画の確認
    周辺に古い建物がある場合や売地が存在する場合、将来的に新しい建物が立つ可能性があります。自治体の都市計画を確認し、将来的な立地の変化や開発計画を把握しましょう。

徹底的な現地調査は、分譲マンション購入におけるリスク回避の鍵となります。周辺情報もしっかり調べたうえで購入エリアを決定しましょう。

金銭的な負担による失敗

分譲マンションを購入すると、月々のローン支払いが生活費を圧迫してしまうケースもあります。

無理な支払い計画を立てていたり、管理費や修繕積立金が高額になったりして家計が苦しくなってしまうこともあるようです。

綿密な返済計画と購入予定のマンションの見直しで負担を感じない返済計画を

【リスク回避の方法】

  • 管理費や修繕費を確認して将来的な負担増のリスクを予測しておく
  • 余裕をもった支払い計画を立てる
  • 管理費を抑えるために共有設備・施設が少ないマンションを選ぶ

これらのポイントを考慮しながら、家計を圧迫しない範囲でローン返済計画を策定しましょう。

分譲マンションは新築と中古、どちらがおすすめ?

おすすめの分譲マンション

一人暮らしの分譲マンションを選ぶ際に「新築と中古のどちらが良いの?」と疑問に思う方は少なくないでしょう。

それぞれにメリットがあるので、どちらが良いとは断言できません。自分のニーズに合った選択肢を考えることが重要です。

多くの新築マンションには、キッチンや浴室などの設備に最新の商品が導入され、高い耐震性能や耐久性能を備えています。入居後すぐに快適な暮らしと安心できる環境を手に入れられるのが新築マンションの魅力です。とくに、長期的な住まいとして考える方に適しているといえます。

一方、中古マンションは新築物件に比べて割安で、周辺の環境や生活利便性を把握しやすい点がメリットです。ある程度のリフォームで自分好みの住まいにすることも可能なため、住環境にこだわりがある方にも向いているでしょう。

最適な選択は自身の予算、ライフスタイル、将来の計画によって異なります。どちらを選ぶにしても、注意深く調査し、不動産会社の担当者とよく相談しながら判断していきましょう。

一人暮らしに最適な分譲マンションを選ぶ4つのコツ

分譲マンションを選ぶコツ

ここからは、一人暮らしに最適な分譲マンションを選ぶ4つのコツをご紹介します。

1.部屋の広さは30㎡以上が目安

分譲マンションの購入を検討する際は、部屋の広さにも注意が必要です。

広さが30㎡未満のマンションは、比較的リーズナブルな価格で購入できて一人暮らしには十分な広さといえますが、住宅ローンの面積制限に該当することが多く、一般的な金融機関ではローンを組むことが難しくなってしまいます。

【金融機関が設定している面積制限】
フラット35の住宅ローンであれば30㎡以上からローンを組めますが、一般的な金融機関の面積制限は50㎡以上です。

一般的な金融機関では住宅ローンを組めず、売却時にも買い手がつきにくいというデメリットがあるため、一般的には広さが30㎡以上のマンションを選ぶことがおすすめされているんです。

2.災害リスクの少ない土地か確認する

分譲マンションを購入する際には、地震や洪水など災害リスクの低いエリアにある物件を選ぶようにしましょう。

災害リスクが高いと、天災による補修費用や復旧にかかるコストが発生しやすいため、利用価値だけでなく資産価値にも影響を及ぼす可能性があります。

各自治体が出しているハザードマップを参考にしながら、購入予定エリアの災害リスクを把握しておきましょう。

3.ライフスタイルの変化にも対応できるか

一人暮らしで分譲マンションを購入する際は、将来のライフスタイルの変化に備えられるかという点も大切な選定ポイントです。

家族が増えたり、生活スタイルが変化した場合にも柔軟に対応できるような間取りを選びましょう。

たとえば、2LDKのマンションを選ぶことで、結婚後夫婦2人で暮らすのに充分なスペースを確保できます。3LDKのマンションを購入しておけば、子ども部屋が必要になった際にも住環境を整えることができるでしょう。

ちなみに、特定の条件を満たせば住宅ローン控除(※)を受けることも可能です。

※住宅ローン控除とは
無理のない負担で住宅を確保できるようにするために設けられた制度。この制度を利用すると、年末時点での住宅ローン残高の0.7%が所得税(一部は翌年の住民税)から最大13年間控除されます。

本来の適用期限は2021年12月31日まででしたが、2022年度の税制改正により4年間の延長期間が設けられ、新たな適用期限は2025年12月31日までとなりました。参考:国土交通省「住宅ローン減税

このような控除制度の活用も視野に入れつつ、ライフスタイルの変化に対応しやすい物件を探していきましょう。

4.物件周辺の環境も良好かチェック

分譲マンションを選ぶときは居住空間と合わせて周辺環境も考慮することが大切です。

周辺環境のチェックポイント
  • 最寄りバス停・駅までのアクセスの良さ。車通勤の場合は通勤ルート
  • スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニ、郵便局などの施設の有無
  • 日当たり・風通しは良好か
  • 室外の騒音や振動は気にならないか
  • オートロック、防犯カメラ設置の有無などセキュリティ面もしっかり対策されているか
  • 駐車スペースの広さ、入出庫のしやすさ(車を所有する場合)
  • 室内の収納スペースは十分な広さがあるか
  • 生活動線に配慮した間取りになっているか
  • 耐震性能は十分か

これらのポイントを注意深くチェックし、長く住める環境かどうか検討してみてください。

マンションの選び方はこちらの記事でもご紹介しておりますので、ぜひご参考ください

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分譲マンション購入で不安に思うことを解決!

最後に、分譲マンション購入でよくある質問と回答をまとめました。

一人暮らし・頭金なしでも分譲マンションは買える?

頭金を用意できない場合は、フルローンを組むことでマンション購入が可能です。

ただし、フルローンを選択すると月々の返済負担が大きくなる点に注意しましょう。

また、中古マンションを購入希望の場合は、販売価格と銀行の評価結果(融資額)がイコールにならずフルローンを組めない可能性があることも理解しておきましょう。

銀行などの金融機関では、立地・築年数・物件の状態などをそれぞれの基準で評価して融資額を決定します。中古マンションを購入する場合は、物件の価値にも注意を払いましょう。

一人暮らしが分譲マンションを購入するベストタイミングは?

住宅ローンの多くは75歳あるいは80歳までに完済することを条件としているため、35年ローンを組む場合は40代までに購入を検討するのがベストといえるでしょう。

ただし、これもあくまで一般的な目安であり、個人の状況や希望条件によって異なります。自身のライフプランや経済的な状況を考慮し、自分にとってのベストなタイミングを見極めることが大切です。

住宅ローンが病気で支払えなくなったらどうなる?

融資を受けて分譲マンションを購入する際は基本的に「団体信用生命保険(団信)」への加入が求められます。

この団体信用生命保険へ加入していれば、ローンの返済中に亡くなったり高度障害者になったりした場合に保険会社が残債を一括で弁済してくれるので返済負担をゼロにできます。

3大疾病・所定の身体障害状態・要介護状態といった特約付き団信もあるので、各金融機関が提供している保障内容をよく確認してみましょう。

実家の相続が発生したらどうすれば良い?

実家を相続した際、選択肢として主に次の二つが考えられます。

①実家を売却または賃貸に出す
②実家に住みマンションを売却または賃貸に出す

①の場合は、そのままマンションで暮らせるためとくに問題ないでしょう。

②の場合は、資産価値が高い物件ほど買い手がつきやすい、あるいは家賃収入を得やすいといえます。

このように、分譲マンションで一人暮らしをしているとライフプランの変化に対応せざるを得ないこともあるため、あらかじめ資産価値の高い物件を購入しておいたほうが安心です。

まとめ

分譲マンションを購入し、一人暮らしすることで「老後の住居確保」「資産形成」「将来的な家賃負担の軽減」など多くのメリットがあります。

ただし、資金計画や将来のライフプランを考慮しないと「こんなはずじゃなかったのに」と後悔する結果が待っているかもしれません。

このような状況にならないためにも、分譲マンションの購入を検討する際は自身で情報収集しつつ、知識と実績が豊富な不動産会社を利用しましょう。

福岡でマンションの購入を検討している方は、えんホールディングスへぜひご相談ください。

条件に合った物件探しからご提案までトータルサポートいたします。

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