同棲カップルの家賃相場はいくら?負担割合をチェック!

同棲カップルの家賃相場はいくら

同棲に向けて部屋を探し始める際、家賃の目安をいくらにするか悩む方たちは少なくありません。

また、どのような間取りがベストなのか、家賃・生活費の負担割合はどのように分ければ良いのかなども気になりますよね。

この記事では、同棲カップルの家賃相場や人気の間取り負担割合の決め方についてデータとともにご紹介していきます。

目次

同棲カップルの家賃相場

家賃相場

まずは、同棲カップルがいくらくらいの家賃の部屋を借りているのか、家賃相場を確認していきましょう。

同棲に必要な間取りと相場

同棲するための物件を探すときに大切なのは、部屋の広さや間取り、そして家賃です。お互いが居心地よく過ごせる環境が整っているかをチェックしましょう。

なお、同棲カップルに人気の間取りは以下の通りです。

同棲カップルに人気の間取り
  • 1LDK:LDK(リビングダイニングキッチン)+1つの居室
  • 2DK:DK(ダイニングキッチン)+2つの居室
  • 2K:キッチン+2つの居室
  • 2LDK:LDK(リビングダイニングキッチン)+2つの居室
  • 2LDK+S:LDK(リビングダイニングキッチン)+2つの居室+S(サービスルーム)

一般的に同棲に適しているとされる間取りの家賃相場は下記の表をご覧ください。

エリア1LDK~2DK2LDK~3DK
札幌市5.19万円7.19万円
仙台市6.57万円7.94万円
東京世田谷区12.74万円20.38万円
大阪市8.49万円13.11万円
福岡市6.79万円9.84万円
※2023年10月6日時点のデータを参考にしています。

(出典:アットホーム

1LDK

LDKはリビング・ダイニング・キッチンの略称で、キッチンのある場所が10畳以上の広さになっている間取りです。来客時にも使える広いリビングと、寝室として使える部屋が1つあるためカップルが暮らすには十分の広さといえるでしょう。

ただし、1LDK物件は築年数が浅いものが多く、同エリア内の2Kや2DK物件より家賃が高めになることが多いです。家賃の安さを重視する場合は、ほかの間取りも調べてみましょう。

2K

2Kはキッチンスペースと2つの居室がある間取りです。キッチンスペースは料理ができる程度の広さなので、居室の1つをリビング兼ダイニングとして使うパターンが多いです。

2つの居室をそれぞれ個人の部屋として使うこともできますが、その場合は手狭に感じるかもしれません。

2DK

2DKはダイニングキッチンと2つの居室で構成された間取りです。

2つの居室をそれぞれの個人部屋にして、DK(ダイニングキッチン)部分を食事や共用スペースとして使うことができます。

ちなみに、DK(ダイニングキッチン)とLDK(リビングダイニングキッチン)の違いは、リビングスペースがあるかどうかです。6畳以下の場合はDK(ダイニングキッチン)、10畳以上の場合はLDK(リビングダイニングキッチン)という基準になります。

2LDK / 2LDK + S

2DKよりも家賃が高めの2LDKは部屋の使い分けがしやすく、カップルだけでなく3~4人の家族にも適した間取です。

また、近年2LDKと同様に注目されているのが「 2LDK + S」という間取りです。

Sは「サービスルーム」のことで、建築基準法上で居室としての基準を満たしていない部屋を指します。
採光が少ないため、書庫にしたり、仕事部屋にしたり活用方法はさまざまです。ただし、「空調設備が整っていない」「コンセントがない」など、居室として使用するには不便なケースもあるので、サービスルーム付きの物件を借りる際は事前に設備周りを確認しておくことをおすすめします。

2LDKの間取りについてはこちらの記事で詳しく紹介しておりますのでご参考ください。

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家賃と生活費

同棲を始める際は、二人で暮らしていくために必要な生活費も計算に入れておくことが大切です。

毎月かかる生活費の例
  • 食費
  • 水道・光熱費
  • 交通・通信費
  • 保険医療費
  • 教養娯楽費
  • 交際費 など

総務省の「家計調査2021年次 世帯人数別」データを参考にすると、二人暮らしで毎月かかる生活費は約20万円前後になります。

手取り収入と家賃の目安

同棲用に新しい家を探す場合、家賃は二人の手取り収入を合わせた金額の2割~2.5割が望ましいとされています。これ以上家賃が高くなってしまうと、家計を圧迫する可能性があるので注意しましょう。

たとえば、二人の手取り収入を合算して45万円ある場合は、9~11.25万円が家賃の上限目安です。

二人の手取り収入手取り収入の20%の家賃手取り収入の25%の家賃
25万5万6.25万
30万6万7.5万
35万7万8.75万
40万8万10万
45万9万11.25万
50万10万12.5万

家賃を安くするには?

家賃は主に「間取り」「立地」「築年数」といった3つの要素で相場が決まります。

主要駅があるエリアや、学校・企業が集まっているエリアは高くなる傾向にあるため、家賃を安く抑えたい場合は都市部エリアから少し離れた場所も検討するとよいでしょう。

時間はかかっても職場まで路線の乗り換えなしで通勤できたり、帰り道にコンビニやドラッグストアがあったりするなど生活に便利な環境が整っているエリアは狙い目といえます。

その他物件探しのコツは、こちらの記事で詳しく解説しております。

ぜひご参考ください。

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同棲カップルの家賃はどちらが負担する?

家賃負担

家賃の負担割合は、同棲を始める前に決めておいたほうが円滑に新生活をスタートできます。

ここでは、同棲カップルによくみられる負担割合の決め方を確認していきましょう。なお、多くのカップルは家賃と生活にかかる光熱費なども合わせて負担の仕方を決めているようです。

それぞれの収入に合わせて負担割合を決める

二人の収入に差がある場合は、それぞれの収入額に合わせて負担割合を決めるのも選択肢の一つです。

たとえば、手取り収入が25万円と15万円で合わせて40万円なら、家賃・光熱費を5:3の負担割合にするなど。二人の生活レベルに差が出てしまうと喧嘩やトラブルの原因になりやすいので、それぞれが自由に使えるお金を確保できるように負担の仕方を考えましょう。

家賃・光熱費など項目ごとに割り振る

二人の生活にかかる費用を項目ごとに分けて、どちらが負担するか決めておくのも一つの方法です。

毎月固定でかかる家賃・光熱費を一方が担当し、食費や雑費など日常でかかる費用はもう一方が担当するなど。ただし、この方法だと金額に差が出やすいため、不満が溜まってトラブルにならないよう家計簿をつけたりして「支出の共有・見える化」をしておくのがおすすめです。

二人で折半にする

最もシンプルなのは、完全に折半して負担割合を平等にする方法です。

同じ金額を負担するので不満は出にくいといえますが、二人の収入に大きな差がある場合は不公平感が生じるかもしれません。本当に折半で問題ないのか、きちんと話し合ってから決めるようにしましょう。

同棲のメリット

同棲のメリット

同棲するメリットとして、主に以下の点が挙げられます。

同棲するメリット
  • 一緒にいる時間を増やせる
  • 結婚を意識できる
  • 家事の負担が軽減する
  • お金を節約できる

一緒にいる時間を増やせる

同棲する最大のメリットともいえるのが、一緒にいる時間が増えることです。

それまでは約束をしないと会えなかったり、仕事が忙しくてなかなか連絡が取れなかったりしていたカップルも、一緒に暮らすことで家に帰ればパートナーと会って話ができるという安心感が生まれます。

デートだけでは分からなかった、相手の好みや生活スタイルなど色々な一面を知る楽しさがある点も同棲するメリットの一つといえるでしょう。

結婚を意識できる

結婚を前提として同棲を始めるカップルも多いです。

お金に対する考え方、家事のやり方、食の好み、休日の過ごし方など、同棲することでお互いの価値観を確認することができます。

また、一緒に節約・倹約をして貯金を始めたり、家事をしたりして、具体的に結婚後の生活をイメージしやすくなる点も同棲の良いところです。

家事の負担が軽減する

同棲をすることで、家事の負担が軽減したというカップルも多くいます。

今まで一人でやらなくてはいけなかったことを、二人で分担できるようになるのは大きなメリットですよね。

お互いの得意分野・苦手分野でうまく分担し、支え合いながら居心地の良い同棲生活を送りましょう。

お金を節約できる

生活費の節約になる点も、同棲するメリットです。

家賃・光熱費など二人で支払うことになるため、一人暮らしのときよりも金銭面で余裕が生まれやすいです。

また、デート代や交通費などが少なくて済む点でも、節約になるといえます。

同棲カップルの家探しのポイント

同棲の家探し

同棲する家を決める際は、以下の点を意識するとよいでしょう。

同棲する家を探すときのチェックポイント
  • お互いの通勤を考慮する
  • 防犯を意識する
  • 周辺環境をチェックする
  • 家賃相場を確認する

お互いの通勤を考慮する

同棲する家を探す際は、お互いの通勤時間や乗り換え回数なども考慮して判断しましょう。

「通勤時間はかかるけど、乗り換えがなくて楽だからOK」「乗り換える必要はあるけど、通勤時間が短くなるから許容範囲」など、それぞれ無理なく通勤できるエリアで物件探しすることをおすすめします。

防犯を意識する

二人暮らしになることである程度防犯性は上がるといえますが、どちらか一方が留守の間を狙われる可能性もあるため、物件自体の防犯設備をチェックしておくことも大切です。

たとえば、モニター付きインターホン、オートロック機能、建物に設置されている防犯カメラの有無など。

セキュリティー面は、自分だけでなくパートナーの安全にも関わる問題です。物件の共用部分を含め、どのような対策がされているのか確認するようにしましょう。

周辺環境をチェックする

物件探しをする場合は、周辺環境も重要です。

たとえば、近所にスーパーやコンビニがあるか、騒音が気になる環境ではないか、治安は悪くないかといったことをチェックします。

WEB上には地域ごとの住みやすさ・治安に関するレビューを掲載しているサイトも複数存在するので、現地に行って確認することとあわせて活用していきましょう。

家賃相場を確認する

家賃相場は立地によって異なります。

たとえば1LDK~2DK物件の場合、東京23区内は13.7万円、福岡市内は6.8万円が家賃の平均相場になります。

もちろん、部屋の設備や築年数も家賃に影響するため一概には言えませんが、周辺エリアの家賃相場を把握しておくことで割高な物件を選ぶリスクは回避できるはずです。

福岡県の家賃相場

以下は、福岡県の人気エリアで1LDK~2DK、2LDK~3DKを借りる際に参考となる家賃相場です。

エリア1LDK~2DK2LDK~3DK
福岡市中央区8.07万円14.62万円
福岡市博多区7.31万円11.95万円
福岡市南区6.78万円8.52万円
福岡市早良区6.58万円7.71万円
福岡市城南区6.31万円8.52万円
糟屋郡粕屋町6.59万円6.95万円
大野城市6.5万円8.64万円
北九州市戸畑区6.44万円9.09万円
※2023年10月6日時点のデータを参考にしています。

(出典:ホームメイト 福岡県の家賃相場

同棲カップルの家賃や生活費を安く抑えるポイント

同棲で生活費を抑える

同棲カップルが家賃や生活費を抑える場合、カップルでルールを決めておくことがおすすめです。

以下のようなルールを決めておくことで、節約だけでなくトラブルを回避しやすくなるメリットもあります。

家賃・生活費を抑えるポイント
  • 生活のルールを決めておく
  • 支払いの割合を決めておく

生活のルールを決めておく

同棲をする際は生活のルールを決めておいたほうが節約しやすくなります。

たとえば、「二人で外食するのは休日だけにする」「毎月1万円ずつ出しあって貯金していく」など。

浪費し過ぎて家計が圧迫されてしまわないよう、お互いに楽しめる範囲でルールを決めて協力していきましょう。

支払い割合を決めておく

支払いする割合を決めておくことも、生活費を抑えることに役立ちます。

お互いの手取り収入の差に応じて割合を決めるなど、どちらか一方に負担が偏り過ぎないよう配慮しましょう。

また、必要に応じて共通の財布を持つ、生活費はクレジットカードで支払うなどのルールを決めておくのもおすすめです。

家賃をチェックして同棲生活を送ろう!

同棲を始める際に理想とされる家賃は、それぞれの手取り収入を合算した金額の2~2.5割です。

家賃とあわせて、月々の生活費も忘れずに見積もっておきましょう。

家賃・生活費の負担の仕方はカップルによってさまざまですが、揉め事にならないよう事前にしっかりと話し合っておくことが大切です。

なお、福岡で同棲に向けて物件を探す際は、ぜひえんホールディングスグループへご相談ください。

お二人にご満足いただける物件が見つかるまで、精一杯サポートさせていただきます。

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