「福岡市が住みやすいと言われる理由は?」
「福岡市の住みやすいエリアは?」
上記のように、福岡市に住むことを検討している方は多いのではないでしょうか。
福岡市は、他の都市圏に比べて家賃も低く、都会でありながら自然も豊かなので住みやすいと言われております。
今回は、「福岡市が住みやすいと言われる理由」や「福岡市の住みやすいエリア」などについて紹介していきます。
これから福岡市に引越しを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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福岡市が住みやすいと言われる理由
福岡市が住みやすいと言われる理由は以下の通りです。
- 都市圏に比べて物価が安い
- 交通の利便性
- 家賃が安い
それぞれの理由について解説していきます。
都市圏に比べて物価が安い
福岡市は他の都市圏に比べて物価が安いところも住みやすいと言われる理由です。
総務省の家計調査によると、令和5年の福岡市の食費は、一人当たり月額17,302円で、東京都の19,175円を下回っています。
特に、外食費は11,280円で、東京都の13,374円を下回っています。
これは、福岡市には博多ラーメンやもつ鍋など、リーズナブルに楽しめるご当地グルメが多いことが影響していると考えられます。
物価が安いということは、生活費を抑えられるということになります。
家計調査によると、福岡市の家計支出(勤労者世帯)は月額294,798円で、全国平均の328,179円を下回っています。
これは、食費や家賃などの生活必需品が安いことによる恩恵と言えるでしょう。
このように、福岡市は物価が安いので経済的負担も少なく住みやすいといえます。
交通の利便性
福岡市は交通の利便性に優れているので住みやすいです。
福岡空港から博多駅までは、地下鉄空港線でわずか5分とアクセスが良好です。
また、福岡市内には、地下鉄の空港線のほか、箱崎線、七隈線が張り巡らされており、どこへ行くにも不便がありません。
地下鉄に加え、市内全域にバス路線が網羅されており、地下鉄でアクセスできない地域への移動もスムーズです。
- 西鉄バス: 福岡市内最大のバス事業者で、天神や博多駅周辺を中心に路線網が充実。
- 昭和バス: 福岡市西部を中心に運行。
- JR九州バス: 高速バスや空港リムジンバスなど、長距離路線も充実。
この交通の利便性は、福岡市が住みやすい街である理由のひとつです。
家賃が安い
福岡市は、全国的に見ても家賃が安いことで知られています。その理由は、地価が安いことです。
福岡市は日本三大都市圏の一つですが、地価は全国的に見ても低めです。
そのため、賃貸物件の建設コストも抑えられ、家賃を安く抑えることが可能となっています。
具体的には、東京都のワンルームマンションの平均家賃は約12.7万円です。
一方、福岡市は約6.2万円になり、東京都に比べると家賃が安くなります。
このように、福岡市は都会ですが、首都圏に比べて家賃が安いため経済的負担が少なく生活しやすくなります。
福岡市の住みやすいエリア
福岡市で住みやすいと言われている以下のエリアを一部紹介していきます。
- 福岡市博多区
- 福岡市中央区
- 福岡市東区
福岡市博多区
博多区は、福岡市の中心部に位置します。九州最大のターミナル駅である博多駅があり、福岡空港や天神駅へのアクセスも良好です。
また、博多区には、博多ラーメンやもつ鍋などのご当地グルメをはじめ、中洲や川端通商店街などの伝統的な文化を楽しめるスポットも充実しています。
さらに、博多区では、大規模都市開発計画「博多コネクティッド」が進められています。2028年までに、博多駅周辺の活力と賑わいを周辺地域へとつなげていく計画です。
博多区は、交通アクセスが良く、商業施設やレストランが充実していることから、住みやすいエリアとして人気があります。
また、博多区は、福岡市の中心部に位置するため、仕事や学校、遊びなど、さまざまなシーンで便利に利用することができます。
博多区の家賃相場は、ワンルームマンションで6万円、1DKで5.5万円、2DKで8万円となっています。
全体的に、東京や大阪などの大都市と比べると家賃相場が安い傾向にあります。
家賃相場も安い傾向にあるため、福岡市に移住や転居を検討している方は、ぜひ候補の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
福岡市中央区
福岡市中央区は、福岡の中心地として、ショッピングやグルメ、観光など、さまざまな魅力にあふれています。
天神は九州最大の繁華街で、百貨店やファッションビル、飲食店などが集まっています。
地下街も充実しており、雨の日も快適にショッピングを楽しめます。
また、天神や大名には、博多ラーメンやもつ鍋などの福岡名物をはじめ、さまざまなジャンルの飲食店が軒を連ねています。
さらに、大濠公園は、大きな池や芝生、日本庭園、美術館などがあり、都会のオアシスとして親しまれています。
福岡PayPayドームでは、福岡ソフトバンクホークスの試合やコンサート、イベントなどが行われています。
中央区には、大濠公園をはじめ、多くの公園や緑地があり、環境も良いです。また、浄水通りや桜坂など、高級住宅街もあります。
中央区は、都心部に住みたい方や、住環境を重視したい方におすすめです。
一方で、他の区と比べると家賃相場が少し高くなります。
家族で住むなら、大濠公園付近がおすすめです。公園で遊んだり、サイクリングを楽しんだりと、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
福岡市東区
福岡市東区は、海と山に囲まれた自然豊かな環境と、交通利便性の高さが魅力のベッドタウンです。
海の中道海浜公園や志賀島などの自然豊かなスポットがあり、海水浴やサイクリング、バーベキューなど、さまざまなレジャーを楽しむことができます。
また、近郊にはコストコやIKEAなどの大型商業施設も充実しており、買い物にも便利です。
さらに、地下鉄・JR・西鉄・バスの複数路線が通っており、車や公共交通機関を問わず、交通の利便性が良いです。
特に、アイランドシティは博多湾に建設された人工島で、緑豊かな景観に囲まれた新しい都市空間です。
公園や病院・体育館など、街の中で完結する便利さがあり人気があります。
このように、福岡市東区は自然を満喫したい方や、利便性の高い生活を送りたい方におすすめのエリアと言えるでしょう。
福岡市の住みにくさやデメリットは?
福岡市の住みにくさやデメリットは以下の通りです。
- 交通渋滞が発生することもある
- 他の大都市に比べて有名観光スポットが少ない
それぞれのデメリットについて紹介していきます。
交通渋滞が発生することもある
福岡市内では、朝夕のラッシュ時には交通渋滞が発生し、移動に時間がかかることがあります。
これは、車社会の進展、人口増加による交通量の増加、都市部の道路整備の遅れなどの要因によるものです。
具体的には、市街地の中心部(天神、博多駅周辺)や主要な交差点(天神交差点、博多駅前交差点など)では、朝夕のラッシュ時には車両が集中し、渋滞が発生しやすくなります。
また、福岡都市高速も、通勤や通学、帰宅ラッシュで混雑することがあります。
この交通渋滞を解消するためには、公共交通機関を利用することで回避することができます。
このように、車での移動になると渋滞に巻き込まれることもあるので、地下鉄を利用することをおすすめします。
他の大都市に比べて有名観光スポットが少ない
美味しい食べ物が豊富な福岡市ですが、観光名所が他の都市に比べて少ないというのが残念な点です。
福岡タワーや、福岡城跡、大濠公園、マリノアシティ福岡などはありますが、全国的に有名な観光スポットとは言えません。
九州各県からの観光客はいますが、東京や大阪、京都などと比べると、誰もが知っているような名所や大規模な観光地が欠けていると感じられます。
そのため、福岡市に住む人の中には、「遊ぶ場所がない」という不満の声もあるのが現実です。
福岡市での生活はどんな人に向いている?
福岡市に住むことがおすすめな人は以下の通りです。
- 都会で暮らしたい方
- 自然豊かな環境で暮らし方
- 都会でも家賃を抑えたい方
それぞれの理由について紹介していきます。
都会で暮らしたい方
福岡市は、九州の中心都市として、多くの企業や人が集まる活気ある街です。
都会的な生活を送りたい方にも、さまざまな魅力があります。
博多駅や天神などの繁華街には、百貨店やショッピングモール、映画館、劇場、ライブハウスなど、さまざまな施設が集まっています。
また、ラーメンや水炊き、もつ鍋など、福岡ならではのグルメも楽しめます。
福岡市は、鉄道やバス、地下鉄などの交通網が充実しており、どこへ行くにも便利です。
そして、博多駅は九州の玄関口であり、新幹線や飛行機などで全国各地からアクセスできます。
このように、福岡市は、ショッピングやグルメ、エンターテインメントなどの施設が充実し、交通網も便利な、都会的な生活を送るのに適した街です。
都会で暮らしたい人は福岡市に住むのがおすすめです。
自然豊かな環境で暮らし方
福岡市は、都会的な生活と自然豊かな生活を両立できる街です。
市街地から車で1時間程度の距離に、海や山などの自然豊かなスポットが点在しています。
福岡市内にも、海の中道海浜公園やシーサイドももち海浜公園など、自然豊かなスポットがたくさんあります。
海水浴やバーベキュー、サイクリングなど、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。
また、県外には、阿蘇山や別府温泉郷、五島列島など、日本でも有数の観光地があります。
雄大な自然の中で、ハイキングやキャンプ、温泉など、さまざまな自然体験を楽しむことができます。
このように、福岡市では平日は都心で仕事をして、休日は大自然の中でリフレッシュしたり、アクティビティを楽しんだりといった生活スタイルが可能です。
福岡市は、自然豊かな環境で暮らしたい方にとって、とても魅力的な街になります。
都会に住みながら家賃を抑えたい方
福岡市は、他の都会に比べると家賃が安いと言われています。
その理由は、地価が比較的安く、交通網が充実していることなどが挙げられます。
福岡市内のワンルームマンションの家賃相場は、約6.2万円です。これは、東京(約12.7万円)、大阪(約9.8万円)や、他の政令指定都市と比べると、大幅に安い水準です。
福岡市でより家賃を安く抑えたい場合、駅から少し離れたエリア、築年数が古い物件などがおすすめです。
福岡市の博多区や中央区、東区などの駅から少し離れたエリアは、家賃相場が5万円台後半から7万円台で、市街地へのアクセスも良好です。
また福岡市内の築年数が古い物件は、家賃相場が5万円台から6万円台で、お得に住むことができます。
ただし、設備や内装などが古くなっている可能性もあるため、注意が必要です。
このように、福岡市は政令指定都市と比べると家賃が安いので、都会に住みたいけど家賃を抑えたい方におすすめです。
まとめ
今回は、「福岡市が住みやすいと言われる理由」や「福岡市の住みやすいエリア」などについて紹介してきました。
福岡市が住みやすいと言われる理由は以下です。
- 都市圏に比べて物価が安い
- 交通の利便性
- 家賃が安い
このように、福岡市は家賃や物価が安いのに、都会で交通の利便性がいいので住みやすいと言われております。
また、都会ですが中心部から約30分の移動で海水浴場などがあり、都会にいながら自然を感じることができるところも福岡市の魅力の一つです。
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