「マンションは子育てしやすい?」
「マンションで子育てするデメリットはあるの?」
上記のように、これからマンションを購入して、子育てしていくうえで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
マンションは、セキュリティーが充実していたり、周辺に教育環境が整っているので、子育てにおすすめです。
しかし、マンションによって設備、間取り、周辺環境も異なるので、子育てしやすいマンションを選ぶことが大切です。
本記事では、「マンションで子育てするおすすめな理由」や「子育てに適したマンションの設備」などについて解説していきます。
これから子育ても見据えてマンション購入を検討している方は、参考にしてください。
福岡市中央区小笹の新築分譲マンション!
マンションで子育てするおすすめな理由
マンションで子育てするおすすめな理由は以下になります。
- セキュリティーが充実しているので安全
- 周辺に教育環境が整っている
- 住み替えしやすい
実際にマンションで子育てするのに満足している方は多いです。
そんなおすすめな理由について解説していきます。
セキュリティーが充実しているので安全
マンションはセキュリティが高く、オートロックや防犯カメラ、インターホンにモニターが付いているなど、防犯対策がされています。
マンションによっては、管理人さんが常駐しており、警備会社と提携していることもあるので安心です。
また宅配ボックスがあると、大人が留守の間は「宅配ボックスにお願いします」と伝えるように教えておけば、お子さんが配達員と対面しなくて済みます。
上記のような設備が整っていれば、お子さんが犯罪に巻き込まれる可能性が低くなるので、マンションで子育てするおすすめな理由の一つです。
周辺に教育環境が整っている
物件の近くに教育環境が整っていて、小学校や中学校などの教育機関が自宅から近いと、帰り道に犯罪や交通事故に巻き込まれるリスクが低くなります。
また、子どもが多くいるマンションでは、集団登校を実施している学校も多くあり、登下校時も安心です。
マンションは閑静な住宅街に建てられる一戸建てとは違い、利便性の高いエリアを中心に建てられるため、近くに塾や、習い事などの教育環境が整っているところも多いのが特徴です。
マンションの周りに教育環境が整っているかを事前に確認するようにしましょう。
住み替えしやすい
マンションは、立地が良い場所に建てられることが多く、中古でも売却しやすい傾向があります。
子どもが成長すると、家が狭くなったり、進学などで引っ越しする可能性があります。
その際に、戸建てに比べると、マンションは売れやすいので住み替えしやすいです。
また、立地がよく利便性の良さから、賃貸に出しても入居者が見つかりやすくなります。
マンションは、住み替えがしやすいので、子育ての状況に応じて売却など選択肢が多いのがメリットといえます。
マンションを購入する際のメリットやデメリット、選び方についてはこちらの記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひご参考ください。
マンションで子育てする際の騒音対策
マンションのような集合住宅では、気をつけていても、ある程度の生活音が周りに聞こえてしまうことがあります。
小さなお子さんのいる世帯では、騒いだり泣いたりする声で、近隣に迷惑をかけてしまうこともあります。
そんな時に、マンションで子育てする際の騒音対策は以下になります。
- 厚手のカーテンを使用
- 床に防音マットを敷く
- 部屋の家具の配置を考える
上記の対策について解説していきます。
騒音の対策を行なうことで近隣とのトラブルを防ぐことができます。
遮音のカーテンを使用
窓から、室内の生活音が漏れてしまう場合は、遮音カーテンにすることで、一定の効果を期待できます。
遮音カーテンとは、音が通りにくい特殊な織り方や素材でつくられており、「音を遮る(遮音)」「音を吸収する(吸音)」という2種類の特性を持つカーテンがあります。
糸の密度が濃い遮音カーテンであれば、防音効果が高まるので、生活音の対策になります。
また遮音カーテンは、遮熱の効果もあるので暖房などの熱を外に逃がしにくくなるので、冬場も快適に過ごせます。
子どもが騒いでも迷惑がかからないように、騒音対策として、遮音のカーテンを設置するようにしましょう。
床に防音マットを敷く
小さいお子さんがいる場合は、騒いだり足音がうるさい場合があります。
その際に、防音カーペットや防音マットも手軽にできる騒音対策になります。
防音マットは、床衝撃音を低減できるので、子どもがおもちゃを落としたり、投げたりする時の音などの硬くて軽い音には特に効果的です。
しかし、子どもが飛び回るような重たい振動音を完全に防ぐことは難しいのが現実です。
子どもが小さい頃は、遊ぶスペースに遮音性の高いマットを敷くようにして、できる限りの騒音対策を行なうようにしましょう。
部屋の家具の配置を考える
家具のレイアウトを工夫することでも、騒音対策をすることも可能です。
例えば、隣の部屋に接する壁側に背の高い家具を設置することで、家具が音を吸収して遮音性を高めることができます。
また、家具と壁の間に段ボールを挟んだりするのも効果があります。
生活音が隣室側に向かないように家具の配置を変えることも有効で、ソファーを窓向きに置くことで、話し声が窓に向くようにするなど、音を人のいない方向に向けることで騒音対策になります。
子育てに適したマンションの設備
子育てに適したマンションの設備は以下になります。
- IHクッキングヒーターが安全
- セキュリティが充実している
- 遮音性・防音性の高さ
それぞれの設備について解説していきます。
IHクッキングヒーターが安全
子育てする際は、ガスコンロよりIHクッキングヒーターの方が安全です。
小さい子どもが家庭内で事故に見舞われやすいのは「さわる(やけど等)」の事故になります。
自分で歩ける年齢である2〜4歳児が、キッチンに行ってガスコンロをひねることも考えられます。
ガスコンロは、ガスを使うと直火になるので、どうしてもお子さんにとっての危険が増えてしまい、事故につながります。
それでいて、IHクッキングヒーターは電気で温めるため、火を直接使いません。
そのため、煙や不完全燃焼による一酸化炭素が発生しないため、ガスコンロより安全です。
またIHクッキングヒーターには、『オールロック(チャイルドロック)』と呼ばれる機能があり、これをONにしておけば、全てのボタン操作ができなくなるので、お子さんがスイッチを触っても機能しないので安心できます。
上記の理由からも、子育て世帯にはIHクッキングヒーターがおすすめです。
セキュリティが充実している
先述で、マンションが子育てにおすすめな理由を紹介しましたが、子育てする上でセキュリティーに関する設備は一番大切です。
最低でもエントランスのオートロックシステム、モニター付きインターホン、防犯カメラのセキュリティー設備が整っている物件を選ぶようにしてください。
子どもがある程度成長したらマンションで留守番することも増えてきますので、不審者が侵入できないよう、セキュリティのしっかりしたマンションを選ぶことが大切です。
キッズルームの設備
キッズルームとは、小さなお子さんたちの遊び場として設けられる共用スペースのことです。
基本的に住人専用で、滑り台などの遊具が置かれた、独立された一室であることが多くなります。
のびのびと子どもが遊べるだけでなく、お友達が作れたり、ママ友と情報交換ができたりと、子育て世帯にぴったりなスペースになります。
屋内なので雨の日など外遊びができないときでも利用でき、いつでも遊べるので便利です。
キッズルームに集まるのは、同じマンションで同じ年齢の子どもを持つママたちになるので、交流が図れて、ママ友ができることもあります。
キッズルームのあるマンションは、子どもにとってもママにとっても大きなメリットといえます。
マンションで子育てするデメリット
マンションで子育てするデメリットは以下になります。
- 管理規約を守る必要がある
- 居住面積が狭い
- 子どもを思い切り遊ばせてあげられない
各デメリットについて解説していきます。
管理規約を守る必要がある
マンションには、住民が気持ちよく過ごせるようにさまざまなルールを定めた管理規約というものがあります。
物件によって独自のルールがあり、住民はそれを守らなくてはいけません。
例えば、子どもがピアノを習っているが、管理規約で楽器の演奏できる時間帯が決められてるので、好きな時間に練習することができない場合もあります。
また、ペットの飼育が禁止されている場合もあり、ペットの飼育が可能でも小型のペットのみと限定されることもあります。
子どもが大きくなったのでリフォームして間取りを変更したいが、マンションの構造によっては間取り変更ができなかったりするケースもあります。
このように、マンションの管理規約により、制限されるのがデメリットになります。
居住面積が狭い
戸建てに比べると、マンションは居住面積が狭くなります。
居住面積が狭いので、子どもの部屋が確保できない、荷物が増えてくるのに収納スペースが少ないなど、生活がしにくいと感じることも多いようです。
また狭い家で、子どもが走り回り怪我をしてしまったりすることもあります。
家族が増えていくにつれ、子ども部屋が必要になったりするので、マンションを購入する際に、子どもが成長したことを見越して間取りを決めることが大切になります。
子どもを思い切り遊ばせてあげられない
戸建てに比べてマンションは騒音問題にシビアなため、子どもを自由に遊ばすことができません。
マンションには騒音トラブルがつきものなので、子どもが遊んでいると騒音が気になり注意してしまうことが多いようです、
走り回っていたり、ジャンプしたりするとつい怒ってしまうのが、ストレスと感じてしまいます。
騒音対策をしているが、つい近隣の住人の目が気になり、戸建てにしたほうがよかったと後悔する人もいます。
しかし、子育て世代が集まるマンションは、小さな子どもがいることが分かれば、少なくとも音や揺れの原因は伝わるため、周囲の理解を得やすくなります。
近隣の良好な関係を築いておけば、少々の騒音で苦情が入ることはないので、あまり考えすぎてストレスに感じないことが大切です。
子育てしやすいマンションの間取りは
子どもの成長段階によって、子育てしやすいマンションの間取りは変わってきます。
子どもが小さい時と大きい時の最適な間取りについて紹介していきます。
子どもが小さい場合や子どもが一人
子どもが小さいうちは 1LDKでも問題ないです。
部屋数が少ないので、「赤ちゃんを見守りやすい」「家事導線がいい」などのメリットがあります。
1LDKなら、リビング部分にベビーベッドや子どもの遊びスペースを確保でき、見守りながら家事や食事がしやすくなります。
また小さい子どもの場合は、離乳食を食べさせたり、お昼寝をさせたり、キッチンでミルクをつくったりなど室内の移動が増えるものです。
1LDKなら移動が少なく、掃除にかける時間も節約できるので、その分子どもといる時間を長くすることができます。
しかし、子どもが大きくなると子ども部屋が必要になるので2LDKの間取りが必要になります。
あらかじめ家族構成等を決めていて、子どもが一人であれば、子どもが大きくなるのを見越して2LDKのマンションを購入するのがおすすめです。
子どもが大きい場合や子どもが二人
子どもが大きくなり、子どもが2人いる4人家族の場合は、3LDKのマンションが快適に暮らすことができます。
3LDKとは、リビング・ダイニング・キッチンのほかに、3つの個室がある間取りです。
子ども部屋を2つと夫婦の寝室を用意できるため、子どもが大きくなって別々の部屋が必要になっても対応できます。
子どもが小さいうちは、空いた部屋を収納部屋として使えます。
また、3LDKになると、ある程度リビングにスペースがあるので、ストレスなく家族全員が過ごすことが可能です。
キッチンのスペースも広いことが多く、ゆったりとした空間で生活できます。
将来的に子どもを二人で考えてるのであれば、3LDKがおすすめの間取りです。
マンションの間取りについては、こちらの記事でより詳しくご説明しておりますので、ご参考ください。
まとめ
今回は、マンションで子育てすることについて紹介してきました。
マンションで子育てが向いてる理由は以下です。
- セキュリティーが充実しているので安全
- 周辺に教育環境が整っている
- 住み替えしやすい
また、子どもの人数や成長段階によっても最適な間取りがあることも考慮してマンション購入することが大切になります。
子育てするマンションを購入する際は、購入してから後悔しないためにも、その地域に詳しい不動産会社に依頼することが大切になります。
福岡で子育てに最適なマンションの購入を検討している方は、えんホールディングスへぜひご相談ください。
家族構成や、子育てに合った物件探しからご提案までトータルサポートいたします。