物件探しのコツをプロが教えます!探し方から内見まで優良賃貸を見つける方法

物件探しのコツ

住環境は生活の質を左右する重要な要素。しかし、理想の物件を見つけることはなかなか難しいですよね。

膨大な量の物件情報を見ていると、「どういう部屋に住みたいのか分からなくなってきた」と迷走してしまうことも少なくないでしょう。

この記事では、物件探しのコツをたっぷりご紹介します。理想の賃貸物件と出会うためのノウハウをお伝えしていきます。新しい住まいを探している方、必見です!

目次

優良物件の定義

賃貸物件に求める条件は人それぞれなので「優良物件」と一概に定義することは難しいですが、いくつかの特徴を備えた物件が評価されることが多いです。

物件選びの第一歩として、まずはどのような要素が優良物件に該当するのか確認していきましょう。

1.駅近、お店の多さなどエリアの充実度

優良物件として取り上げられることが多い特徴の一つは、エリアの充実度です。

たとえば、賃貸物件の周辺にお店や郵便局、医療機関などの施設があり、駅が近くて通勤・外出の際に便利など。

快適な生活を送るためには周辺環境の利便性がとても重要になってきます。

また、騒音が少なかったり治安が良かったりする環境も、優良物件に挙げられることが多いです。

エリアの充実度が高い物件は生活の質を向上させる要素を備えており、多くの方にとって優良物件とされています。

周辺環境や間取りの広さを比較した際、月々の家賃が相場よりリーズナブルであることは多くの方にとって魅力的なポイントですよね。

ただし、相場より安い物件のなかには築年数が古く、設備が不十分な場合もあります。

家賃の安さに加えて建物の劣化が少なく、設備が新しい物件であれば優良物件といえるでしょう。

このような物件に住むことができれば、生活費の節約につながり、経済的な余裕を生み出す要因にもなります。

2.部屋の広さや間取り、デザイン

快適な生活、洗練された暮らしを重視する方にとっては、間取りや広さ、デザイン性が大きく影響します。

日当たりが良いリビングや、モダンなデザインのキッチン・お風呂など、洗練されたデザインの物件は快適な暮らしを送りたい方にとって欠かせない要素を十分に満たしているといえるでしょう。

このような間取りやデザイン性を重視する場合は、デザイナーズ賃貸を中心に探すと優良物件が見つかりやすいです。

福岡で優良物件を探す際は、えんコーポレーションをぜひご検討ください。

優良物件探しのコツを流れと一緒に紹介!

物件探しの流れ

理想の物件を探す際は、どのような部屋に住みたいのか希望条件を明確にしておくことが大切です。

ここでは、お部屋探しをする前に決めておくべきポイント、物件探しから引っ越しまでの流れを確認していきましょう。

1.どこに住みたいかを考える

物件探しでは、まずどこに住みたいかを考えましょう。

立地は物件選びにおいて重要な要素で、通勤や通学の利便性に影響を与えます。

特に、電車を頻繁に利用する場合は最寄り駅から近い物件を中心に探すと良いでしょう。

都心の場合は、駅から徒歩5〜10分圏内が一つの目安となります。

また、利便性は周囲の状況によっても変わります。気になる物件を見つけた際は、地図を見ながら周辺の商業施設や生活インフラをチェックすることが大切です。

周辺環境が生活に適しているかどうかを確認することで、より満足度の高い物件を見つけることができます。

2.駐車場・管理費込みで家賃を決める

一般的に、手取り収入の約20%〜25%程度を家賃に充てることがおすすめされています。たとえば、手取り収入が25万円の場合は上限5万〜6.25万円の範囲内が理想といえます。

なお、家賃とは別に管理費や共益費、駐車場・駐輪場代(車やバイクを所有している場合)といった費用が毎月かかる点にも注意が必要です。

目安を超えた物件を借りると、生活費が圧迫されて自由に使えるお金が減ってしまう可能性があるため、収入と家賃のバランスはしっかりと見極めましょう。

3.間取りや構造を決める

部屋の間取りや構造は、住まいの快適さと生活の質に大きな影響を与えます。

快適な生活に適した間取りや構造を選ぶために、以下のポイントに注意しましょう。

必要な部屋数はいくつ?

自身や家族の人数に合わせて、必要な部屋数を検討しましょう。

一人暮らしの場合は、1R、1K、または1DKの物件で十分暮らせると思いますが、在宅勤務で仕事用のスペースが必要な方は2部屋あったほうがいいかもしれません。

子供ひとりと夫婦の家族3人で暮らしている場合、夫婦が同じ寝室でよければ『寝室+子ども部屋(小さいうちは客間や書斎としても使用できる)+リビングダイニングキッチン』の部屋を確保するのが理想でしょう。

なお、似たような立地で探す際は部屋が広いほど家賃が高くなるので、自分の必要性や予算に合わせて適切な部屋数を選ぶことが大切です。

迷ったり不安になったりした場合は、不動産会社と相談して希望条件に合った間取りを見つけましょう。

自炊する予定?

自炊するかどうかも物件選びのポイントです。

たとえば、1R(ワンルーム)の場合はキッチンが部屋のなかにあり、居室と一体になっています。

一方、1Kは部屋とキッチンの間がドアなどで仕切られています。キッチンスペースは大体2畳程度と狭めなので、テーブルとイスを置きたい場合はDK(ダイニングキッチン)、LDK(リビングダイニングキッチン)の間取りを探したほうが賢明です。

DKとLDKの違いは?

DKとLDKの違いは、リビングとして使えるスペースの有無です。

以下は、公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会が取り決めたDK、LDKそれぞれに最低必要な広さの目安です。

DK、LDKの広さの目安

木造?鉄骨?建物の構造とは

建物の構造

建物の構造は、主に「木造」「鉄骨造」「RC造」「SRC造」の4つに分かれていて、木造建築の物件は家賃が安い傾向にあります。

1. 木造
  • 木を主要な構造材とする建物
  • 軽量で施工が迅速であるため、比較的低コストで建設できる
  • 防火性能や耐震性能が他の構造に比べて低いことがある
2.鉄骨造
  • 鉄骨を主要な構造材とする建物
  • 耐震性に優れ、大規模な建物や商業施設によく使用されている
  • 建設費用は高めだが、安全性も高い
3. RC造(鉄筋コンクリート造)
  • 鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造
  • 耐震性が高く、住宅から商業施設まで幅広く利用されている
  • 騒音に悩みたくない方におすすめされることが多い
4. SRC造(鉄筋鉄骨コンクリート造)
  • 鉄骨と鉄筋コンクリートを組み合わせた高耐震性の構造
  • 地震や自然災害に強く、高層ビルや大型施設で利用されている
  • 騒音への配慮が必要な方におすすめされることが多い

構造の違いがよく分からない、どれを選べばいいのか分からないという場合は、物件を検索する時点では絞り込まず、実際に見学して確認してみるのも良いでしょう。

間取りについては、こちらの記事で詳しく紹介しております。

ぜひご参考ください。

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4.賃貸情報検索サイトをチェックする

住みたいエリア、家賃の予算、必要な部屋数・設備が明確に決まったら、賃貸情報検索サイトを活用して物件を探しましょう。

1.希望条件の設定

まず、どこに住みたいか、予算、間取りなどの条件を明確に設定します。賃貸サイトでは、これらの条件を入力することで希望に合った物件情報がすぐに絞り込まれて表示されます。

2.物件情報の確認

気になる物件が見つかったら、詳細情報を確認しましょう。部屋の広さや設備、家賃などの情報が記載されているはずです。

3. 周辺情報のチェック

物件の場所だけでなく、周辺情報も大切です。マップを使ってスーパーマーケットやコンビニなど、日常生活に必要な施設が近くにあるかを確認しましょう。

賃貸情報検索サイトを利用することで、自分の希望に合った物件をスムーズに見つけることができます。物件探しの手間を軽減し、効率的な検索が可能なので積極的に活用していきましょう。

5.内見に行く

住みたいと思える物件が見つかったら、取り扱っている不動産会社へ連絡して内見の申し込みをしましょう。

以下で、内見時に持っていったほうが良い物、見るべきポイントをご紹介します。

内見時の持ち物

内見時に持っていくと便利な持ち物は以下の通りです。これらを準備しておくことで、物件を効率良くチェックできます。

内見時にあると便利なアイテム
  • スマートフォン
    写真を撮ったり、方位磁針・周辺情報を調べるのに役立ちます。
  • メモ帳と筆記用具
    物件の印象や気になるポイントをメモし、後で比較検討できるようにしておきましょう。
  • メジャー
    部屋のサイズや間取りを測定しておくことで、入居前に家具や家電を揃えやすくなります。
  • ビー玉などの転がるもの
    床が水平かどうかをチェックするのに役立ちます。

写真・動画を撮ったり採寸しておくことで、家具のサイズや配置などを考えやすくなります。何度も内見できないことを考慮して、できるだけ詳細な情報を集めておきましょう。

内見時のお部屋チェックリスト

チェックポイント詳細
日当たり・風通しの良さ窓を開けて、日当たりや風通しの良さを確認しておきましょう。洗濯物の乾きやすさ、カビの発生リスクなどをある程度予測できるはずです。
部屋はイメージ通りの広さか室内の広さがイメージ通りか確認しましょう。間口が荷物の搬入に問題なさそうかチェックしておくと安心です。
収納スペース服や私物を収納できる広さがあるか、クローゼット・押入れのサイズ感も確認しておきましょう。収納ケースを置く場合は、奥行きや高さを測っておくことをおすすめします。
水回りの設備シャワーの水圧、下水のニオイ、洗濯機の防水パンの有無とサイズを確認しましょう。
エアコン、インターホンなどの室内設備部屋に設置されている設備類が正常に機能するかチェックしましょう。エアコンは古い年式だと故障しやすいので、故障した場合の対応について不動産会社に確認しておくことも大切です。
防音性の高さ隣の部屋との壁の薄さ、室内の音の響き方、窓の防音性を確認しましょう。隣が空き部屋の場合は、不動産会社のスタッフに壁をノックしてもらって確認する方法がもっとも有効です。
電圧は十分かブレーカーを見て電圧の高さを確認しておきましょう。一人暮らしの場合は20~30A、二人暮らしの場合は40Aが目安といわれています。
Wi-Fiなどの通信環境電波の入り方、光回線用のコンセントの有無など確認しておきましょう。インターネットを無料で利用できる物件は回線速度が遅いことがあるため特に注意しましょう。
共用部分の清潔さ清掃が行き届いているか、ゴミ捨て場は汚くないか、掲示板に注意喚起がされていないか確認しましょう。
周辺環境・治安実際に物件の周辺を歩いてみて、コンビニ・スーパーまでの距離感や騒音になりそうな大通りがないかなど確認しましょう。

日当たりや風通しの良さ、音の響き方などは実際に行ってみないと分からない部分です。引っ越したあとに後悔しないよう、しっかり確認しておきましょう。

建物全体もチェック

チェックリストにも入れていますが、内見時は部屋だけでなく建物全体の様子も確認しておきましょう。

たとえば、階段や廊下にゴミが落ちていないか私物が置かれて邪魔になっていないかゴミ置き場はきれいに清掃されているかなど。

これらを見ることで、管理会社の良し悪し、住民のマナーや雰囲気がある程度把握できるはずです。

また、防犯性が気になる方は、防犯カメラの有無や柵の高さ、侵入経路になりそうな箇所がないかなどもチェックしておくとよいでしょう。

周辺環境もチェック

内見した時間とは違う時間帯に、周辺環境をチェックしてみるのもおすすめです。

たとえば、日中は人通りがあって安全そうに感じた通りが、夜になったら人通りも街灯も少なく雰囲気がまったく違ったというケースはよくあります。

また、住民たちの在宅率が高い夜間帯に外から物件を見てみるのもよいでしょう。

駐輪場や駐車場がある場合は、使用ルールが守られているかどうか、外に音が響くほど騒がしい住民はいないかといった確認にもなります。

管理会社や大家さんの対応もチェック

物件選びの際、管理会社や大家さんとの関係性も確認することが重要です。

管理会社との距離

たとえば、鍵を紛失したり、水道のトラブルが生じた際、近くに管理会社があると迅速な対応が期待できるので安心感があります。

逆に、管理会社が遠くにあると急なトラブルに対処するのが難しい可能性もあるので、どのように対応してもらえるのか事前にきちんと確認しておきましょう。

大家さんの人柄

物件に大家さんが関与している場合、その大家さんの人柄も重要になってきます。とくに近くに住んでいる場合は、大家さんとの関係は長期的に影響を与えます。

事前に大家さんの性格や管理スタイルを知ることで、良好な関係値を築いて円滑な生活を送ることができるでしょう。

実際に住んでみるまでわからない側面もありますが、事前に情報収集することは有益です。

妥協NG!選ばない方がいい物件の特徴

希望条件に合わせて物件を選ぶことは重要ですが、以下の特徴を持つ物件は選ばない方が良いかもしれません。

避けた方が無難といえる物件の特徴
  • 日当たりと風通しが悪い:カビの発生リスクがある
  • 壁が薄い:住民と騒音トラブルになる可能性がある
  • 線路沿い:電車の音や人通りの多さがストレスになる可能性がある
  • 川の近く:水害リスクがある
  • 近くにスーパーマーケットがない:自炊する方にとっては不便

これらの特徴は、快適な生活環境とは言えない可能性が高いです。

6.契約後、実際に引っ越しをする

住みたい部屋が決まったら、入居申し込みをして管理会社・オーナーの審査を受けましょう。

以下は、契約手続きから引っ越しまでの主な流れです。

入居申し込み~入居までの流れ
  • 入居申し込み
    選んだ物件に申し込みします。申込書には緊急連絡先(連帯保証人)の情報を含め、必要事項を正確に記入しましょう。
  • 審査を受ける
    提出した情報を元に、賃貸物件のオーナーや管理会社、家賃保証会社が審査を行います。審査に合格すると次のステップに進めます。
  • 初期費用入金
    審査を通過したら、入居日を決めて初期費用(敷金・礼金・仲介手数料など)を支払います。支払い方法や期限に注意しましょう。
  • 賃貸借契約を結ぶ
    契約書をしっかりと読み、賃貸借契約を締結します。契約の内容や条件が、納得のいくものであるのか確認しましょう。
  • 入居
    契約書に問題なければ鍵を受け取れます。受け取れるタイミングは、早くて入居日の前日、通常は入居日当日です。

賃貸借契約の際に必要な持ち物として、住民票の写し印鑑登録証明書などが挙げられます。

これらの書類は役所で手続きをして入手する必要があるので、事前に用意しておくとスムーズに進行します。

連帯保証人をつける場合は、連帯保証人にも提出してもらう書類があるため、何が必要になるか不動産会社に確認してあらかじめ準備しておいてもらうと良いでしょう。

優良物件に少しでも安く住むためのコツ

優良物件に安く住むコツ

優良物件に少しでも安く住むためには以下のコツが役立ちます。

優良なのに家賃が安い物件を探すコツ

①条件をゆるめる

家賃を抑えるためには、条件を柔軟に設定しましょう。

立地や間取り、こだわり条件の中から、優先順位の低いものを一時的に除外して、条件を広げて物件検索を行います。

たとえば、条件にしていた「カウンターキッチン」「洗面所独立」を外してみるなど。こうすることで、予想外の好条件の物件に出会えるかもしれません。

また、駅から徒歩10分以内にしていた条件を、15分以内に変えてみるだけで物件の幅が広がることもあります。

②築年数のこだわりをやめてみる

築浅の物件にこだわりすぎている場合、築年数の条件を緩めると予算内でより魅力的な物件が見つかる可能性があります。

実は、築年数が経過していてもリフォームやリノベーションが行われ、おしゃれで快適な住空間に生まれ変わっていることも多いのです。

家賃を抑えつつ、優良な物件を見つけるためには柔軟性を持って検索を行うことが大切です。

初期費用を抑えるコツ

賃貸物件の契約時に支払う初期費用を抑える方法はいくつかあります。

①敷金・礼金なしの物件を探す

物件を選ぶ際に、敷金や礼金が不要な物件を検討することで、初期費用を大幅に削減できます。

敷金・礼金はそれぞれ家賃1〜2ヶ月分必要になることが多いので、初期費用を抑えたい方は敷金礼金なし物件を探すと良いでしょう。

ただし、この場合は退去時に原状回復費やクリーニング代を請求されるか、家賃が割高に設定されているケースがあるので、あくまで「初期費用を抑えたい方向け」という点に注意が必要です。

敷金礼金無し物件のリスクは、こちらの記事でも紹介しております。

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②仲介手数料を抑える

不動産会社の選択も初期費用を左右します。

仲介手数料が低い不動産会社を選ぶことで、初期費用の負担を軽減できます。

③フリーレント物件を検討する

一部の物件では入居後の数ヶ月間、家賃を免除する「フリーレント物件」があります。これを活用すれば、初期費用の一部をカバーすることが可能です。

初期費用を抑えることで、新生活に必要な家具・家電などを準備しやすくなります。選択肢を比較し、自身の予算に合った物件を見つけましょう。

初めての物件探しで注意したい落とし穴

物件探しの注意点

ここでは、初めて物件探しをする際に注意すべきポイントを確認していきましょう。

基本的に物件の仮押さえはできない

賃貸物件を探す際、物件の仮押さえはできない点に注意しましょう。なお、賃貸契約後は通常、数週間~2ヵ月以内に入居可能となります。

このため、物件を探すタイミングは入居希望日から逆算して1~2ヵ月前がベストとされています。

人気の物件は入居日を後ろ倒しにしようとすると、契約を断られてしまう可能性もあるので気をつけてください。

おとり物件に注意

おとり物件とは、すでに入居者が決まっていたり、実際には貸し出していないにもかかわらず好条件で掲載している物件のことです。

おとり物件は多くの入居希望者を引き寄せることができるので、他の物件を紹介する手段として活用しているケースがあります。このような物件を見極めるためには、事前に問合せをしてみる方法がおすすめです。

大抵は、細かな条件を確認したり、内見案内の提案をしてみることで、その物件が本当に取り扱われているかどうか判断できます。

いきなり不動産屋に行かない

部屋探しを始める際、いきなり不動産屋へ足を運ぶのではなく、まずは自分の希望条件を整理しましょう。

部屋探し初心者の場合はとくに、不動産屋の営業マンから高額な家賃の物件や、希望するエリア外の物件など、自身の希望とは異なる物件を紹介されることがあります。

周辺相場や類似物件の家賃などをある程度調査したうえで、不動産屋に来店予定日を伝えて行ったほうが、自分の希望条件に合った物件を案内してもらえる可能性が高いです。

理想の条件には優先順位をつけておく

物件探しを始める前に、自分の理想的な条件について考え、それらに優先順位をつけておくことも大切なポイントです。

家賃の予算、希望エリア、立地、間取り、設備、家具の有無などの希望条件を洗い出しましょう。そこから優先順位をつけます。

たとえば、立地が非常に重要であれば、立地条件を最優先とし、他の条件には柔軟性を持たせることができます。設備の充実度が重要であれば、それを最優先に考えましょう。

また、最低限譲れない条件も明確にしましょう。

たとえば、特定のエリアに住みたい、バストイレは絶対に別がいいなど、譲れないポイントを設定します。

絶対に譲れない条件と妥協できる条件を明確にすることで、物件探しの際により効果的な判断ができ、理想に近い物件を見つけやすくなります。

初期費用は総額を聞いておく

初めての物件探しでは、初期費用に注意を払うことが重要です。

まず、初期費用には敷金、礼金、仲介手数料、前家賃、家賃保証料(家賃保証会社を利用する場合)、火災保険料などが含まれます。これらの費用は、家賃の4.5~6ヵ月分に相当するケースが多いです。

たとえば、家賃6万円で、敷金・礼金が各1ヵ月分、家賃保証料・仲介手数料がそれぞれ家賃1ヵ月分だったとします。

火災保険料は1万円~1.5万円前後のことが多いので、合計で31万~31.5万円が初期費用として必要になる計算です。

ただし、具体的な金額は物件や不動産会社によって異なるため、不明瞭な点があれば担当者に確認しましょう。

また、初期費用には引越し業者の料金や、新たに必要な家具・家電の購入費用も含まれます。これらの費用も考慮し、物件選びと合わせて予算を立てましょう。

まとめ

物件探しをする際は、自分が妥協できない物件の条件を明確にしつつ、収入と家賃とのバランスを考えましょう。

また、部屋の条件だけでなく周辺環境にも目を向けることが大切です。

帰り道に遅くまで営業しているスーパーやコンビニがある、近くに郵便局があるなど、生活の利便性が高いエリアの物件はおすすめです。

福岡で賃貸物件を探す際は、えんコーポレーションへぜひご相談ください。ご希望の条件に合った物件探しから入居手続きまで、精一杯サポートさせていただきます。

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