福岡市への引越しや市内での住み替えを考え始めたとき、「2LDKの家賃って、実際どのくらいなんだろう?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。特に、結婚や出産といったライフスタイルの変化で2LDKを検討する方にとって、家賃相場は物件探しにおける重要な指標になります。
この記事では、福岡市の2LDKの家賃相場について、市全体の平均から各区の詳細な情報まで詳しく解説します。さらに、家賃を抑えるための賢い物件探しのコツもご紹介しますので、ぜひあなたの理想の住まい探しにお役立てください。
福岡市の2LDKの家賃相場はどのくらい?
まずは、福岡市全体の2LDKの家賃相場と、どのような方に2LDKの間取りが向いているのかを見ていきましょう。
福岡市全体の平均家賃相場
大手賃貸情報サイトによると、福岡市全体の2LDKの家賃相場は、おおよそ8万円〜17万円前後が目安となります。 ただし、これはあくまで市全体の平均値です。福岡市は7つの区で構成されており、都心部の中央区や博多区と、郊外のエリアとでは家賃相場が大きく異なります。
例えば、最も相場が高い中央区では平均が17万円を超える一方、比較的落ち着いたエリアでは8万円台から探すことも可能です。 このように、同じ福岡市内でもエリアによって相場は大きく変動するため、区ごとの特徴を理解することが重要です。
| エリア | 2LDK家賃相場 |
| 福岡市全体 | 約8万円~17万円 |
| 中央区 | 約17.3万円 |
| 博多区 | 約13.1万円 |
| 早良区 | 約11.2万円 |
| 西区 | 約8.5万円 |
| 東区 | 約8.1万円 |
| 南区 | 約7.8万円 |
| 城南区 | 約7.9万円 |
2LDKはどんな人におすすめの間取り?
2LDKは、リビング・ダイニング・キッチンのほかに2つの居室がある間取りです。このため、一人暮らしの方からファミリー層まで、幅広い世帯に対応できる柔軟性があります。

特に、以下のような方々におすすめです。
・同棲を始めるカップルや新婚夫婦: 1部屋を寝室、もう1部屋を仕事部屋や趣味の部屋として使うなど、二人のライフスタイルに合わせて空間を使い分けることができます。
・小さな子どもがいるファミリー: 子どもが小さいうちは1部屋を子ども部屋、もう1部屋を夫婦の寝室として利用できます。将来子どもが増えた場合にも対応しやすい間取りです。
・在宅ワークが中心の方: 1つの部屋を完全に仕事専用スペースとして確保することで、プライベートとの切り替えがしやすくなり、仕事に集中できる環境を作れます。
【区別】福岡市の2LDK家賃相場とエリアの特徴
ここからは、福岡市を構成する7つの区それぞれの2LDK家賃相場と、エリアの特徴について詳しく解説していきます。
| エリア | 特徴 | こんな人におすすめ |
| 中央区 | 天神・大名などを擁する市の中心地。交通も買い物も至便で都会的な暮らしが叶う。 | 利便性を最優先し、刺激的な都会生活を送りたい人。 |
| 博多区 | 博多駅・福岡空港を抱える交通の要衝。ビジネス街と下町情緒が共存する。 | 出張が多く、新幹線や飛行機を頻繁に利用するビジネスパーソン。 |
| 南区 | 閑静な住宅街が広がり、公園も多い。天神へのアクセスも良好。 | 落ち着いた環境で子育てをしたいファミリー層。 |
| 早良区 | 活気のある学生街からシーサイドエリア、山間部まで多彩な顔を持つ。 | 利便性も自然環境もどちらも重視したい人。 |
| 東区 | 香椎・千早エリアの再開発が進む。アイランドシティなど未来型の街並みが広がる。 | 新しい街で暮らしたい人、今後の発展に期待したい人。 |
| 西区 | 美しい海岸線が続き、レジャースポットも充実。自然豊かな環境が魅力。 | 都心の喧騒から離れ、海や自然の近くで穏やかに暮らしたい人。 |
| 城南区 | 大学が多く、閑静な住宅街が中心の文教地区。家賃相場が比較的安い。 | 静かで落ち着いた環境を求める学生や、家賃を抑えたい人。 |
中央区:利便性抜群の都心エリア

中央区は、九州最大の繁華街である天神や、おしゃれなカフェやショップが立ち並ぶ大名、薬院エリアを擁する福岡市の中心地です。交通の便が非常に良く、ショッピングやグルメなど、都会ならではの生活を満喫したい方におすすめです。大濠公園のようなオアシスもあり、利便性と自然のバランスが取れたエリアです。その分、家賃相場は市内で最も高くなっています。
【関連記事】福岡市中央区は治安がいい?治安事情や住みやすい理由を紹介! – 不動産Leap Up!|不動産のお役立ち情報メディア
博多区:交通の要所で活気あふれるエリア

博多駅や福岡空港を抱える博多区は、福岡の玄関口として常に活気に満ちています。新幹線や飛行機を頻繁に利用する方にとっては、この上なく便利なエリアでしょう。駅周辺には商業施設やオフィスビルが集まり、少し離れると昔ながらの商店街や住宅地が広がっています。利便性が高いことから、家賃相場は中央区に次いで高めです。
【関連記事】福岡市博多区の住みやすさは?住みやすい理由や特徴を解説 – 不動産Leap Up!|不動産のお役立ち情報メディア
南区:ファミリー層に人気の住宅街エリア
南区は、閑静な住宅街が広がるエリアで、特にファミリー層からの人気が高い区です。西鉄天神大牟田線が通っており、天神へのアクセスも良好です。大橋駅周辺は商業施設も充実していて賑わいがありますが、少し離れると公園も多く、落ち着いた環境で子育てをしたい家庭に適しています。家賃相場は比較的落ち着いているため、広さと価格のバランスを重視する方におすすめです。
早良区:都会と自然が共存するエリア

早良区は、西新や藤崎といった活気のある商店街や学生街から、福岡タワーがあるシーサイドももちエリア、そして自然豊かな山間部まで、多彩な顔を持つエリアです。地下鉄空港線が利用でき、都心へのアクセスも良好です。都会的な暮らしと、落ち着いた暮らしの両方を求める方にフィットします。
東区:再開発が進む注目のエリア

東区は、香椎や千早エリアを中心に再開発が進んでいる、今注目のエリアです。特に人工島「アイランドシティ」では、新しいマンションの建設が相次ぎ、未来型の都市として発展を続けています。海の中道海浜公園や志賀島など、自然を楽しめるスポットも豊富です。JRや西鉄電車が利用でき、都心へのアクセスも良好で、今後の発展が期待されるエリアと言えるでしょう。
西区:海と自然に恵まれたエリア
福岡市の西部に位置する西区は、姪浜や今宿といったエリアが中心です。美しい海岸線が続き、ヨットハーバなどのレジャースポットも充実しています。都心からは少し距離がありますが、その分、自然に囲まれた穏やかな環境で暮らすことができます。JR筑肥線と地下鉄空港線が直通運転しており、天神や博多へのアクセスもスムーズです。
城南区:落ち着いた住環境のエリア
城南区は、福岡大学や中村学園大学があり、学生が多く住む文教地区として知られています。全体的に閑静な住宅街が広がっており、大きな公園も点在しているため、静かで落ち着いた環境を求める方におすすめです。地下鉄七隈線が区内を縦断しており、天神エリアへのアクセスも便利になりました。家賃相場は福岡市内で比較的手頃な水準となっています。
【関連記事】福岡市の家賃はなぜ安い?住みやすい理由やおすすめエリアを紹介! – 不動産Leap Up!|不動産のお役立ち情報メディア
福岡市で2LDKの家賃を抑える4つのコツ

「少しでも家賃を抑えて、理想の2LDKに住みたい」というのは、誰もが思うことです。ここでは、家賃を抑えるための具体的な4つのコツをご紹介します。
都心から少し離れたエリアを検討する
やはり最も効果的なのは、中央区や博多区といった都心部から少しエリアをずらして探すことです。例えば、南区や城南区、東区など、都心から電車で15分〜20分ほど離れるだけで、家賃相場は大きく下がります。通勤・通学時間とのバランスを見ながら、少し視野を広げてエリアを選んでみましょう。
駅からの徒歩分数にこだわりすぎない
「駅徒歩5分以内」といった条件は非常に魅力的ですが、当然ながら家賃は高くなります。この条件を「徒歩15分以内」に広げるだけで、同じようなクオリティの物件でも家賃が1万円以上安くなることも珍しくありません。バス便が充実しているエリアであれば、駅から多少離れていても不便を感じない場合もあります。
築年数の条件を広げてみる
新築や築浅の物件は人気が高く、家賃も高めに設定されています。しかし、築年数が経っていても、リノベーションされて室内が非常に綺麗な物件もたくさんあります。「築20年以内」などの条件を少し緩めてみることで、お得な「掘り出し物」物件に出会える可能性が高まります。
家賃が下がりやすい時期を狙う
賃貸物件の需要は、転勤や進学のシーズンである2月〜4月が最も高くなります。この時期を避け、引越しシーズンが落ち着く6月〜8月頃に物件を探すと、家賃交渉がしやすくなったり、お得なキャンペーン物件が出てきたりすることがあります。引越しの時期を調整できる場合は、この閑散期を狙うのがおすすめです。
理想の2LDKを見つけるための物件探しの手順

最後に、実際に物件を探し始めてから契約するまでの流れを、4つのステップでご紹介します。
Step1: 住みたいエリアの希望条件を整理する
まずは、これまでの情報を参考に、「どの区に住みたいか」「通勤・通学の利便性はどの程度必要か」「周辺にスーパーや公園は必要か」など、エリアに関する希望条件を書き出して優先順位をつけましょう。
Step2: 予算の上限を決める

一般的に、家賃は手取り収入の3分の1以内に収めるのが適切とされています。自分の収入から、毎月無理なく支払える家賃の上限額を設定しましょう。このとき、家賃だけでなく管理費や共益費も考慮に入れることが大切です。
Step3: 不動産情報サイトで物件を探す
エリアと予算が決まったら、不動産情報サイトで具体的な物件を探し始めます。「2LDK」「家賃〇〇円以下」「〇〇区」といった条件で検索し、気になる物件をいくつかピックアップしてみましょう。
Step4: 不動産会社に相談して内見する

気になる物件が見つかったら、その物件を取り扱っている不動産会社に問い合わせて、実際に部屋を見せてもらう「内見」の予約をします。内見では、間取り図だけではわからない日当たりや収納の広さ、周辺の環境などを自分の目でしっかりと確認することが、後悔しない部屋選びの最大のポイントです。
まとめ
福岡市の2LDKの家賃相場は、エリアによって大きく異なります。都心部の利便性を取るか、郊外の落ち着きと価格の手頃さを取るか、ご自身のライフスタイルや価値観に合わせてエリアを選ぶことが、満足のいく物件探しにつながります。
今回ご紹介した区ごとの特徴や家賃を抑えるコツを参考にして、ぜひあなたにとって最高の住まいを見つけてください。この記事が、あなたの福岡での新生活を始める一助となれば幸いです。